最近寒くなって年末を意識するようになりましたね。
ハロウィン、クリスマス、ときたら、もうお正月。
そうなると気になるのが年賀状の準備です。
年々、年賀状のやり取りも減ってはいるのですが、
今年はスマートフォンで年賀状を作ってみようと思います。
1. 年賀状アプリを選ぶポイント
アプリストアで「年賀状アプリ」と検索してみてください。
とても たくさんのアプリがあって、どれを選んだらよいか迷いますよね。
1-1. 年賀状アプリには2系統ある!
スマホの「年賀状アプリ」は、
パソコンの「年賀状ソフト」と似ているようで、大きな違いがあるんです。
スマートフォンの年賀状アプリのほとんどは、
基本的には「ネットプリントを注文するため」のものです。
印刷依頼の注文書がアプリに進化したのが、年賀状アプリなんです。
そんな中、プリンタメーカーが作っている年賀状アプリだけは、ちょっと違います。
プリンタメーカーの年賀状アプリは、「自分で」デザインや住所録を管理・印刷できます。
スマートフォンの画面でパソコンの年賀状ソフトと同じことができる、というものです。
1-2. 年賀状アプリを比べてみる
ざっと年賀状アプリを開発元で分類して比べてみましょう。
無料アプリを使う時に気になるのが、費用ですよね。
どこで料金が発生するのか、よく見極めて使いたいものです。
アプリ | 料金の発生 | 自宅印刷 | コンビニ | ネット | 宛名面 |
---|---|---|---|---|---|
PIXUSかんたん年賀状 | インク代 | ◎ | × | × | ◎ |
はがきデザインキット | 郵送・ネットプリント | ○ | ○ | ○ | |
みんなの筆王 | 印刷データ発行 | △ | ○ | ○ | ○ |
スマホで年賀状 | ネットプリント | × | × | ○ | ○ |
しまうまプリント | ネットプリント | × | × | ○ | ○ |
つむぐ年賀状 | ネットプリント | ○ | ○ | ○ | ○ |
◎…アプリのみで利用可能
○…会員登録で利用可能(クラウド)
△…有料で利用可能
「はがきデザインキット」アプリは、10月29日のリリースまで一時的にエラーになって検証できていません。(2020年10月11日時点)
このように見てみると、プリンタメーカーのアプリだけがほかのアプリと違っています。
プリンタメーカーのアプリは、パソコンの年賀状ソフトに近いですね。
ということで、年賀状アプリは、事前に「どのように印刷するのか」を踏まえて選びましょう。
どうやって印刷したいか
→ ネットプリントでよいのか?(ちょっと高いけどキレイ)
→ 自宅のプリンタなのか?(インクの用意が必要)
1-3. だいたい どこもアカウント作成が必要
プリンタメーカーのアプリ以外で、スマートフォンで年賀状を作る場合は、1つ注意が必要です。
それは、会員登録(アカウント)が必要というということです。
言い方を変えると、自分のスマートフォンだけでは完結しないんですね。
今回調べた範囲では、デザイン作成・印刷、住所録入力で会員登録が必要でした。
とくに、住所録はスマートフォン本体ではなく、年賀状アプリのサービス会社のアカウントに保存することには注意ですよね。
+ スマートフォンを買い替えても同じように年賀状を送れる
ー 住所録を預けるのが不安
ー ほかのアプリに切り替えると住所録を入力し直しになる
こういうのをクラウド・サービスといいます。
住所録をネットに預けて利用するんですね。
1-4. コンビニプリントの自己責任?
コンビニプリントは、アプリで作ったデータをコンビニシステムに送って予約番号を発行してもらいます。
年賀はがきを用意して、
その予約番号を店頭のマルチコピー機で入力すると、
アプリで作成したはがきが印刷される、という仕組みです。
コンビニプリントのメリットは、少ない枚数でも印刷できることです。
ただし、あくまで自分で印刷するので、印刷ミスや紙詰まりは自己責任になるんですよね。
コンビニでお願いすると「途中でゴミが付いたり、紙が詰まっても保障できない」という説明があります。
年賀はがきは少し多めに用意したほうがよいです。
1-5. プリンタメーカーのアプリの注意点
プリンタメーカーのアプリの場合も、一つ注意点があります。
それは、ちゃんと印刷までできるか?
ということです。
せっかくデザインを作ったけれど、最後になぜかプリンタが反応しない、ということがけっこうあります。
ですので、一度試しにデザインそのままで、テスト印刷しておくことをおすすめします。
出来上がってから印刷できないと、かなりショックです💦
同じメーカーでも細かな対応機種があるんですよね
2. 結局、年賀状アプリはどんな人が向いているのか?
年賀状を送る相手が少なくて、宛名やメッセージを手書きで書くだけでよい人は、
直接 郵便局やコンビニで イラストありの年賀状を購入するのが結局 安上がりです。
値段を気にしないのであれば、
住所録を渡してデザインを選ぶだけで印刷してくれる写真屋さんもあります。
また自宅のプリンタで印刷したい場合は、
パソコンが一番 宛名の入力が速いです。
それでは、いろんな選択肢がある中で、
スマートフォンで年賀状を作る意味は というと…
2-1. 家族写真など写真入りの年賀状を手軽に作りたい
スマホアプリの一番のメリットは、
写真入りの年賀状が手軽にきれいに作れることです。
デザインパーツと写真を組み合わせるだけで、ネット注文すると自宅に届きます。
あとは、メッセージを書いて送るだけ。
2-2. 宛名印刷はどうする?
宛名については、正直 スマートフォンでぽちぽち入力するのは大変なんですよね。
とはいえ、手書きに自信がない場合は宛名も印刷したいですよね。
宛名の入力は一回がんばれば、来年以降も使えるので、挑戦する価値はあります。
3. [まとめ] 年賀状アプリのおすすめ
自宅のプリンタで印刷したいけどパソコンの使い方はわからない、という人は、
まずはプリンタメーカーのアプリを試してみてください。
多少料金がかかってもキレイに印刷したい場合は、
ネットプリントがオススメ。
ネットプリントは、
基本料金がある会社と、
一枚ずつ印刷の会社があります。
基本料金がある会社は、まとめて印刷するとお得です。
一枚ずつ印刷の会社は、必要な時に必要な枚数を頼めるのが便利です。