LINEアプリの新規登録のときには、いろんな確認メッセージが出てきます。
今回は、LINEをはじめるときにしてしまいがちな連絡先の共有について、みていきましょう。
LINEアプリをはじめるときの大きな流れ
(1)と(2)はスマートフォンの電話番号を使って本人確認をしています。
はじめてLINEを使う場合は(3)でLINEの会員登録をします。
(4)はLINEアプリで利用する個人情報の範囲を決めるのですが、実は全て「利用しない」でも大丈夫なんです。


いちばん大事なのは(4)ですね
電話番号で本人確認をする
LINEの登録には、基本的にスマートフォンの電話番号が必要です。まず、電話番号を入力します。


その後、LINE社から送られてくるメッセージを見て、認証番号を入力します。


「送信」をタッチすると、ほどなくしてメッセージが届きます(設定にもよりますがブーッと通知音が鳴ると思います)。画面をメッセージに切り替えて、確認して下さい。
そもそもメッセージで送られる「認証番号」は何のため?


認証番号をメモメモっと_φ(・_・
メッセージで送られる認証番号は「使い捨て」なので、控えなくて大丈夫ですよ。
認証番号の目的は ただ一つ。それは、本当に登録した電話番号のスマートフォンを持っているか、ということです。悪い人が勝手に他人の電話番号を使って登録したら困りますからね。
認証番号の有効期間はたったの30分で、その間にちゃんとメッセージが届いたことを確認できたら、続きの登録作業を進めることができます。そこで認証番号の役目は終わるのです。


一回きりのチケットなのね💡
アカウントを新規作成する
すでにLINEを使っていてスマートフォンを機種変更した場合は、「アカウントを引き継ぐ」ですが、「LINEをはじめて使う」という場合は、「アカウントの新規登録」です。


「アカウント」って何?


アカウントは平たく言えば「会員登録」のことです。
LINEのサービスを利用するために、名前とパスワードを決めます。


パスワードを決める・控える


「LINE」のパスワードは「1234」と。あれ、ダメだ…
6文字以上で英字と数字を組み合わせる必要があります。毎回入力するものでもないので、複雑な方がよいです。
このパスワードは、スマートフォンを買い換えるときに必要になるので、このように整理してノートなどに控えておいて下さい。
サービス名 | ID | パスワード | 備考 |
LINE | 080-xxxx-xxxx (登録した電話番号) | 子どもの誕生日とペットの名前 (例えば、86momoなど) | 2020年6月登録 |


私はパスワードはそのものだと不安なので、自分だけにわかるヒントにしています。
パスワードにはわかりやすい自分の誕生日などは避けたほうがよいでしょう。いろいろ複雑な作り方も考案されていますが、一般的には好きな名前と数字を組み合わせることが多いようです。


オンライン銀行などは、より複雑なパスワードにするほうがよいですね
個人情報の利用範囲を決める
ここまでくれば登録もほぼおしまい。あとは最後に、住所録・年齢情報・位置情報を利用して良いか、の確認です。


基本的にはすべて拒否して構いません。それぞれの利用目的をまとめてみましょう。
「友だち自動追加」は何のため?
住所録の利用を許可すると、すでにLINEを利用している全ての連絡先と自動で「連絡先」が交換されます。相手のLINE画面にも「〇〇さんが友だちに追加しました」と通知が送られてしまうので、これにはビックリしますよね。


最近交流がない昔の知人だと、ちょっと気まずい場合もあるでしょう。
「利用しない」方が一般的ですね。
年齢確認は何のため?
年齢情報は電話契約の情報をもとに確認します。契約している電話会社によってはできない場合も多いです。
年齢確認すると「ID検索」という連絡先の交換ができるようになりますが、個人で利用する機会はあまりありません。これも「あとで」でよいです。


こういうのって、本当に「あとで」登録しないといけないの?


「あとで」はスマホ特有の言葉の あや ですね…そのまま登録しないで大丈夫です。
ちなみに「ID検索」は、電話帳でいうところの「ハローページ」です。
自分の「ID」をLINEに登録する設定にすると、見知らぬ人も「ID」を検索して、「友だち登録」できます。
どちらかというと、不特定多数の人とやり取りをする、仕事用途の人向きのものです。
知らない人に勝手に友だち登録されてしまうという危険性もあり、未成年や年齢確認をしていない人は使えないようになっています。
位置情報は何のため?
位置情報も「利用しない」にしてもよいですが、これは利用したほうが便利かもしれません。
LINEはメッセージ以外にも、天気、電車の遅延情報などいろいろな便利な情報を見ることができます。オンにしておくと、より地域にあった情報になります。
まとめ:個人情報の利用目的を確認する
スマートフォンには個人情報が詰まっています。
LINEに限らず多くのアプリが、利用をはじめるときに「許可」を求めてきます。アプリをはじめて使うときは、なるべく個人情報の利用目的を確認してみましょう。


とはいえ、半分ぐらいの人は、はじめうっかりそのまま住所録も利用してしまった経験があると思うんですよね(体験談)
最後までお読みいただいて、ありがとうございます。
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