AIの話題

「インターネットバンキング」の意味を考える(銀行取引の進化) AIの話題

「インターネットバンキング」の意味を考える(銀行取引の進化)

インターネットバンキングは、銀行窓口での対面取引からATMを経て進化した、24時間365日利用できる銀行取引サービスです。多層的な認証システムと暗号化通信により、セキュリティ面での安全性が確保されています。これからはAIエージェントとの連携など、さらなる発展が期待されます。「インターネットバンキング」と銀行取引の進化「インターネットバンキング」って何なの?なんか危ないイメージがあるけど。「インターネットバンキング」の登場で「急に怖くなった」ように感じるものですが、これまでの銀...
生成AIが人間を使役する問題の種類(Human as a Tool) AIの話題

生成AIが人間を使役する問題の種類(Human as a Tool)

生成AIは状況が変化しない静的な問題を得意とし、人間は状況が変化する動的な問題の解決に適しています。このような問題解決のため、AIが人間を「ツール」として使役していく可能性があります。人間がAIを使っているようで、人間がAIに使われていくような時代が来ていそうだね……。まぁ、そのAIは一部の人間が使っているんだろうけど。生成AIの限界と動的な問題「AI時代の人間の役割」を考える上で、生成AIと人間の問題解決能力には大きな違いを理解することが重要です。生成AIは特定の分野におけ...
「DeepSeek」とは?(AIサービスと言語モデル) AIの話題

「DeepSeek」とは?(AIサービスと言語モデル)

DeepSeekは、低価格なのに最新のChatGPTにも匹敵する性能を持つ、中国発のAIモデルです。中国国内にデータを保存するDeepSeekアプリには、データプライバシーのリスクが存在する一方、言語モデルは既存サービスに組み込まれて始めています。DeepSeekのAIサービスと言語モデルは、区別して考える必要があります。YouTube動画でも話していますDeepSeekはゲームチェンジャー?DeepSeekは、「低コストなのにChatGPTと同等の高性能を実現したAI」です...
「Perplexity」の意味は「困惑度」(言語モデルの予測精度) AIの話題

「Perplexity」の意味は「困惑度」(言語モデルの予測精度)

Perplexityは言語モデルが次の単語を予測する際の確信度を示す指標です。Perplexity値が小さいほど予測精度が高く、大きいほどモデルがデータセットに対して困惑している状態を表します。訓練データと検証データのPerplexity値を比較することで、モデルの学習状態や過学習の有無を確認できます。ラテン語の「per-plexus」もともと「Perplexity」は「困惑」という意味の言葉です。語源はラテン語の「perplexus」、「編み込まれた」「込み入った」に由来し...
「Perplexity」とは?(AI検索) AIの話題

「Perplexity」とは?(AI検索)

「Perplexity」は、インターネット検索をまとめてくれるAI検索サービスです。基本的なAI検索は、アカウント登録なしでも無料で使えます。登録すると履歴確認などの便利な機能が使え、より精度の高い回答を得るにはサブスクリプションに加入することも選べます。YouTube動画でも話していますPerplexityはAI検索サービス「Perplexityパープレキシティ」は、AIを活用した検索・質問応答サービスです。リアルタイムの情報を収集し、情報源へのリンクを付けて回答するのが特...
生成AIを活用してInstagramハイライトを作成する方法(GPTs) AIの話題

生成AIを活用してInstagramハイライトを作成する方法(GPTs)

生成AIとデザインツールを組み合わせると、効率的にInstagramのハイライトを作成できます。GPTsを使用してアイデアを生み出し、Canvaでデザインを作成すると、魅力的なコンテンツを制作できます。作成したコンテンツをInstagramのストーリーズに投稿し、ハイライトとしてプロフィールページに長期表示できます。複数のツールを組み合わせるInstagramのプロフィールには、「ハイライト」という要素があり、プロフィール情報を追加できます。Instagramのハイライトをど...
「AIエンドツーエンド攻撃」って何? AIの話題

「AIエンドツーエンド攻撃」って何?

AIによる業務の自動化は、特定の作業から全工程までを置き換える可能性を持つようになってきました。企業はAIへの取り組み方によって、新たなビジネスチャンスを掴める可能性がある一方で、既存のサービスが置き換えられるリスクも抱えています。AIの急速な社会浸透に対して、「AIから距離を置く」という選択肢も含めた新しい働き方を考える必要が出てきています。「AIのエンドツーエンド攻撃」の意味するもの「AIのエンドツーエンド攻撃」という言葉をSNSで見かけました。私たちの働き方の大きな変化...
「AIエージェント」で不要になる「UI」 AIの話題

「AIエージェント」で不要になる「UI」

ソフトウェアやオンラインサービスの形が大きく変わっていこうとしています。これでは、内部データを人間が操作しやすくするためのデザインやUIが付加価値になっていました。しかし、AIエージェントが普及すると、人間向けのインタフェースが不要になるようになるからです。2層式洗濯機から全自動洗濯機に変わって、ボタンがスッキリしたようなものなんだね。「AIエージェント」でなくなる「接点」とは?「AIエージェント」の実用化によって、私たちが日常的に利用しているオンラインサービスが、根本から変...
「AIエージェント」は計画して動けるAI(生成AIの次のステージ) AIの話題

「AIエージェント」は計画して動けるAI(生成AIの次のステージ)

「AIエージェント」の特徴は、計画を生成し、それに沿って作業を連続的に実行できることです。従来の生成AIと異なり、人間の判断を仰ぎながら、計画した作業を進めていきます。2023年は「生成AI元年」だったけど、2025年は「AIエージェント元年」になりそうだね。AIが何でもやってくれると、まるで人間の方が Yes/No を判定するロボットみたいだね。「AIエージェント」とは最近話題の「AIエージェント」って、どう使うの?これまでも生成AIは精度が上がってきているけど、それと本質...
AIプログラミングでタイピング練習ゲームを作った AIの話題

AIプログラミングでタイピング練習ゲームを作った

HTMLとCSS、JavaScriptでシンプルなタイピング練習ゲームを作りました。インストール不要でブラウザから動作し、シンプルで読み込みが早いことを目指しました。(公開サイト)AIプログラミングで工夫した点(仕様書とファイル構成)Claude 3.5 Sonnetで作成していったのですが、すぐにチャットの文字数上限になってしまいます。続きをプログラムしようにも、一からやり直しになってしまいます。そこで、チャット上限に近づいたら、「プログラム仕様書とファイル構成」を.md(...
Claudeの一時的な不具合(Claude will be right back) AIの話題

Claudeの一時的な不具合(Claude will be right back)

ClaudeにつながらないClaudeに一時的にアクセスできなかったので、エラー画面を記録しておきます。2024年12月15日10時ごろに Claude アプリを起動したところ、エラーになってしまいました。Claude will be right back.We're performing updates to keep things running smoothly -- please check back in a bit.クロードはすぐに戻ります。 スムーズに動作し続け...
Claudeの予期せぬ容量制限(unexpected capacity constraints) AIの話題

Claudeの予期せぬ容量制限(unexpected capacity constraints)

Claudeの使用中に「予期せぬ容量制限」によるエラーが発生しました。ただ、「新しいチャット」を開き直すと通常通り回答が表示されました。あまり頻繁に起こるようなら、サーバの処理能力が足りなくなってきているの可能性があります。AIサービスの利用増加に対応する処理能力を確保するには有料プランの値上げが必要で、そういう兆候なのかもしれません。「Due to unexpected capacity costraints,」Claude 3.5 Sonnetを使っていたら、「Conte...
Claude 3.5のアップグレードと「computer use」 AIの話題

Claude 3.5のアップグレードと「computer use」

Anthropicは2024年10月にClaude 3.5 SonnetとHaikuをアップグレードし、新機能「computer use」を発表しました。一応、従来の「Claude 3.5 Sonnet(2024年6月)」も「Legacy Model」として選択肢に残っていますが、最新の「Claude 3.5 Sonnet(2024年10月)」の方が処理速度や推論能力で向上しています。「computer use」は、AIの生成結果として「コンピューター操作」を追加し、画面をフ...
PerplexityのMacOSアプリを起動するショートカットキー(⌘⇧P) AIの話題

PerplexityのMacOSアプリを起動するショートカットキー(⌘⇧P)

PerplexityのMacOS用アプリが発表され、10月24日にリリースされる予定です。このアプリは、キーボードショートカット(⌘⇧P)で起動でき、音声対話機能も備えています。PerplexityのMacOS用アプリPerplexityの新しいMacOS用アプリが発表されました。(ダウンロード)Perplexity: Ask Anything on the MacAppStore(公式サイト)Perplexity(スマホ版アプリ)perplexity.ai/download...
Comotoのアカウント登録とデータ保存 AIの話題

Comotoのアカウント登録とデータ保存

Cotomoの会話データの保存に、iCloudやGoogleドライブが使えるようになっていました。クラウドに保存することで、デバイスの故障や紛失時のデータ損失リスクが軽減されます。iCloudは iPhoneの連携がスムーズで、Google ドライブはGoogleアカウントを持っていれば利用できます。個人の好みや既存の利用環境に応じて、iCloudかGoogle ドライブを選択できるのは大きなメリットです。こちらもどうぞ。(参考)Google ドライブの使い方について、基本か...
AIと「会話」はできるのか?(会話型AIの課題) AIの話題

AIと「会話」はできるのか?(会話型AIの課題)

近年、「人々の会話し心に寄り添う」というAIが登場しています。対話型AIアプリのユーザーレビューを元に、現時点での課題と本質的な課題を整理してみます。もともと人間の代替は無理だろうけど、どの辺に「違い」があるのかな。AIと「自然な会話」ができるようになったCotomoやSELFは、音声会話型のAIです。(参考)Cotomo(コトモ:音声会話型おしゃべりAI)(AppStore / Playストア)SELF:毎日、AIと話そう(AppStore / Playストア)かなり自然な...
AI生成コンテンツの自家消費と収益化(人間のクリエイターの役割) AIの話題

AI生成コンテンツの自家消費と収益化(人間のクリエイターの役割)

生成AIは、まず個人向けの「自家消費型コンテンツ」の生成での利用が広がりました。しかし、それをそのまま「収益化型コンテンツ」にしようとすると、多くの人に共感を得ることに課題があります。クリエイターとしての人間の選別や編集が加わることで初めて感動を与えるコンテンツになるようです。統計的に処理される AI生成コンテンツは平均的な内容になりがちで、個人の好みとも少しずつずれる可能性がある点で、自家消費型コンテンツとしても課題があります。誰のための生成?生成AIでコンテンツを作るとき...
推論によるスケーリング(OpenAI o1のChain of Thought) AIの話題

推論によるスケーリング(OpenAI o1のChain of Thought)

OpenAIが発表した新しい人工知能「o1(オーワン)」は、「Chain of Thought」という推論の仕組みを使って複雑な問題を解決します。問題を小さな部分に分けて段階的に解決することで、より正確な答えを導き出すことができます。モデルサイズではなく推論時間を延長することで性能を向上させるアプローチの登場で、生成AIの世界は大きく変化する可能性があります。従来の生成AIとは違う「推論」の仕組み2024年9月12日、OpenAIは新しい人工知能「o1(オーワン)」を発表しま...
テキストから図解を生成するNapkin AI AIの話題

テキストから図解を生成するNapkin AI

「Napkin AI」は、入力された文章から図解を自動生成するAIツールです。生成された図解は編集可能で、画像やSVGファイルとしても保存したり、クリップボードにコピーしたりできます。現時点ではひな型の数が限られていますが、高機能なSmartArtのような便利なツールとして利用できます。「Napkin AI」と「Auto Spark」ボタン「Napkin AI」は、入力した文章を元に図解を作ってくれる生成AIです。(参考)基本的な編集画面は、「白紙のノート」のような感じです。...
Windowsの「Recall」機能とプライバシー(Copilot+ PC) AIの話題

Windowsの「Recall」機能とプライバシー(Copilot+ PC)

Microsoftは、Windows 11の新機能「Recall」をCopilot+ PC向けに発表しました。Recallは、AIを使ってPC上の作業画面を記録し、後から簡単に検索・再開できる機能です。データはローカルで処理・保存され、暗号化されますが、まだセキュリティ・プライバシーの懸念が払拭できていません。YouTube動画でも話していますWindows 11の新機能「Recall」2024年5月、Microsoftは 「Copilot+ PC」と呼ばれる新しいタイプのW...
検索して要約してくれる AI検索エンジン「Genspark」(Sparkpage) AIの話題

検索して要約してくれる AI検索エンジン「Genspark」(Sparkpage)

Gensparkは、AIを活用して検索と要約を行う新しい検索エンジンです。Sparkpageという機能により、複数の情報源からデータを集めて1つのウェブページにまとめます。リアルタイム検索や対話式探索が可能で、個人のニーズに合わせた情報整理ができます。AI検索エンジンGenspark「Genspark」は、AIを活用した新しい検索エンジンです。その特徴は、包括的な情報を一つのウェブページにまとめてくれること。従来の検索エンジンとは異なり、ユーザーが複数のウェブサイトを巡る必要...
生成AIだけでは「創れない」問題 AIの話題

生成AIだけでは「創れない」問題

生成AIが生み出す大量のコンテンツは、「創作」としての品質を伴わないものも多いです。そのため、まだまだ指示を出す側である人間の経験や能力も重要で、AIを活用するには役割を分担するのがコツ。あるいは、既存の表現形式から脱却した、「AIに最適化された新しい創作表現」に可能性があるのかもしれません。生成AIを使った「創作」と「手直し」現時点では、生成AIを使ってコンテンツを生み出す「創作」には大きな「課題」があります。高速・大量に作品を生み出せても、品質が低いものが多いことです。品...
AIの「脱AI化」(「特別」な技術を「普通」の道具に溶け込ませる) AIの話題

AIの「脱AI化」(「特別」な技術を「普通」の道具に溶け込ませる)

AIの機能が当たり前になり「AI」という言葉自体が強調されなくなる状態を「AIの脱AI化」と表現されていました。生成AIは、「キラーアプリ」を求めている、って話とも似ているね。「AI」という宣伝文句の違和感「これはAIです!すごいでしょう!」という宣伝文句をよく目にします。確かに、自動生成されたイラストや動画、プログラムの完成度にびっくりします。しかし、一方では、サービスの前面にAIを押し出さない方が良いのではないかと考える人も増えています。逆説的ですが、技術を前面に出す宣伝...
「ドリフト現象」とは?(漂流するAI) AIの話題

「ドリフト現象」とは?(漂流するAI)

AI(人工知能)は、学習量が多くなればどんどん賢くなると思われています。しかし、実際には学習するほど「おかしな回答」をする「ドリフト現象」があります。AIの仕組みはとても複雑です。そのため、AIの一部を良くしようとすると、別の部分の性能が下がってしまうことがあります。学習するほど賢くなる、という単純なものじゃないんだね。「ドリフト」って何?「ドリフト」とは、利用しているうちに AI の回答精度が下がってしまう現象です。例えば、こんな感じです:以前はきちんと答えられていた質問に...
「プログラム」と「AI」の違い(従来型プログラムと機械学習ベースのAIプログラム) AIの話題

「プログラム」と「AI」の違い(従来型プログラムと機械学習ベースのAIプログラム)

従来型プログラムは決まった手順に従い予測可能な結果を出しますが、AIプログラムはデータから学習し新しい状況に対応できるのが特徴です。人間に打ち勝つようなコンピュータプログラムは、チェスのDeep Blueから囲碁のAlphaGoへと進化しました。現在のAIブームは、コンピュータの性能の向上、ビッグデータの出現、深層学習の登場によって、過去のブームよりも社会に大きな影響がありました。YouTube動画でも話しています。チェスの名人Deep Blueと囲碁の達人AlphaGoコン...
Claudeの新機能Artifactsを表示できるようにした(Claude 3.5 Sonnet, Feature Preview) AIの話題

Claudeの新機能Artifactsを表示できるようにした(Claude 3.5 Sonnet, Feature Preview)

Anthropicが新しい人工知能モデル「Claude 3.5 Sonnet」を発表し、その主要機能を紹介しました。新機能「Artifacts」を使うと、AIが生成したコンテンツをリアルタイムで確認・編集できるようになりました。Artifactsを表示するには、claude.aiのメニューにある「Feature Preview」から有効にします。「Claude 3.5 Sonnet is here」というメールAnthropicから「Claude 3.5 Sonnet is ...
結局 Claude 3 Opus と 3.5 Sonnetのどっちを使えばいいの?(Claude 3.5 Sonnet) AIの話題

結局 Claude 3 Opus と 3.5 Sonnetのどっちを使えばいいの?(Claude 3.5 Sonnet)

Anthropicの Claude 3.5 Sonnetは、回答精度・応答速度・コスト効率が良くなりました。日常的な質問や通常のタスクなら Claude 3.5 Sonnet でも十分なレベルになっています。まだ、本一冊まるごと分析するなど、膨大なデータを分析するようなケースでは Claude 3 Opusが役に立つケースもあるようです。私は Claude Pro プランで、今までは主に Claude 3 Opusで文章処理をしていました。これからは まずは Claude 3...
パソコンでYouTubeを「読む」方法 AIの話題

パソコンでYouTubeを「読む」方法

文字起こしを上手く活用することで、長い動画の内容をすばやく把握できます。また、自分のペースでノートを見ながら話を聞くこともできるため、非常に便利です。YouTubeの文字起こしは概要欄から表示するYouTube動画の音声をテキストに変換してくれるソフト教えてください。YouTubeには、もともと「文字起こし」を自動生成する機能があります。特に、パソコン版では文字起こしをコピーして、別の画面で活用できます。パソコンを使いこなすスキルは、情報を効率的に処理する上で重要です。情報を...
AppleのWWDC2024のざっとまとめ AIの話題

AppleのWWDC2024のざっとまとめ

「WWDC」は、Appleの開発者向けイベントです。「Worldwide Developers Conference」の略で、「世界開発者会議」という意味です。2024年は米国時間の6月10(日)にオンラインで開催されました。2024年のイベントから、個人的に響いた要素をざっとまとめます。ユーザーがすぐに使える新機能よりは、アプリ開発との相乗効果が期待できるものに注目します。すると、やっぱりメインは、AI機能の統合と「空間コンピューティング(ゴーグル型デバイスの仮想現実)」で...
[Claude 3] Anthropicから利用規約などの変更のお知らせメールが届いた(社会的受容のためのルール整備) AIの話題

[Claude 3] Anthropicから利用規約などの変更のお知らせメールが届いた(社会的受容のためのルール整備)

Anthropicから利用規約などの変更のお知らせが届きました。勤務先のメールアドレスで登録していると、アカウントの所有権や閲覧権限で注意が必要です。また、ユーザーにAIだとわかるように示すルールも加わるなど、適切な利用に向けた取り組みが進んでいるようです。
GrokはXの中で使える対話型AI(Xプレミアム) AIの話題

GrokはXの中で使える対話型AI(Xプレミアム)

「Grok」は、Xに新たに追加された対話型AIで、Xにある多様な情報を要約して回答することができます。Grokの特徴は、Xのリアルタイム情報から素早く調査して結果を提示できること。現在、Grokは「Xプレミアム」以上の有料会員のみが利用可能です。「Grok」は、Xの膨大な情報を収集するときの「水先案内人(pilot)」のような役割が期待できます。YouTube動画でも話しています。フォローや検索・タグとは違った、対話型の情報収集が主流になっていくのかな。Xに「/」が追加された...
Claude 3 Opusに「振り飛車」を聞いてみた(事前学習が弱い分野の具体例) AIの話題

Claude 3 Opusに「振り飛車」を聞いてみた(事前学習が弱い分野の具体例)

Claude 3 Opusは、自然な文章を生成するのが特徴です。しかし、事前学習だけによる回答には、「知ったかぶり」も含まれるので注意が必要です。そのうち改善されると思いますが、どこまでいっても「信頼性」の問題はあります。生成AIとの対話では、情報源ではなく情報加工に使う、ということを意識するとよいです。まんべんなく賢いわけではないんだね。自分が知らない分野の話だと、ころっと「だまされてしまう」かも。環境:2024年4月時点、Claude 3 OpusClaude 3 Opu...
Claude 3 Opusに出戻った AIの話題

Claude 3 Opusに出戻った

先日、GPT-4 Turboの公開があり、Claude Proの更新をキャンセルしました。結局、Claude 3 Opusの方が「感覚的に好み」だったので、Claude Proのサブスクリプションを再開しました。GPT-4の方が「AIらしい文章」で その良さもあるのですが、要約タスクなどは やはり Claude 3の文章の方がスッと読める気がします。AIの性能は、スペックやスコアだけではわからない感じがします。人やタスクによっても相性もありますし。1か月だけならどちらも$20...
ChatGPTがS式を解釈する?(自然言語処理と構文解析) AIの話題

ChatGPTがS式を解釈する?(自然言語処理と構文解析)

「S式風のプロンプトの書き方が使えるかも?」という説を目にして、実験してみました。結果は、全く異なる構造のプロンプトを与えても、ほとんど同じ結果になってしまいました(GPT-4, Claude 3 Opus)。カッコをほとんど省いて「うまいこと」解釈しているようで、現状は修飾関係を明示するような用途では使えなさそうでした。生成AIは、もっともらしく動作します。だからこそ、うまくいくケースだけを与えて判断して、評価するのは危険ですね。エラーチェックや境界条件を調査することが、プ...
GPT 4-Turboが使えるようになったので(サブスクリプションの再開) AIの話題

GPT 4-Turboが使えるようになったので(サブスクリプションの再開)

Chat GPTの言語モデルがGPT 4-Turboにアップグレードしました。そこで、使い比べるために Claude Proをいったん停止して、ChatGPT Plusを再開してみました。GPT 4-Turboでは、主に処理速度やコスパが向上しています。ふーん。GPT 4-Turboで回答精度が上がったわけではないのかぁ。本当に「ターボ」ということなんだね。GPT 4 から Claude 3 Opusに移行したときほど、GPT 4-Turbo には驚きはありませんでした。個人...
生成AIのリアルタイム回答は傍受されやすい(単語長からの解読) AIの話題

生成AIのリアルタイム回答は傍受されやすい(単語長からの解読)

ユーザーの質問に対する生成AIの回答を傍受すると、暗号化されていても単語の長さが推測できたようです。しかも、単語の長さの情報だけでも、データ解析によってある程度AIの回答内容を復元できたそうです。これは、生成AIがリアルタイムに回答を表示するために、細切れにデータを送信する性質が原因になっています。「解読可能」であっても実際には条件が厳しいので、ふつうに生活していたら、そこまで気にする必要はないです。ただ、生成AIとのやり取りは、たとえ通信が暗号化されていても、外部から見られ...
「憲法AI」とは?(AIフィードバックからの強化学習) AIの話題

「憲法AI」とは?(AIフィードバックからの強化学習)

「憲法AI」は、与えられた原則を元にAIの自己改善によって倫理的な判断の精度を上げる手法です。うまくすれば人間の仕事は、AIの判断基準となるルール規範(「憲法」)を明文化するだけで済むわけです。
「ハルシネーション」とは? AIの話題

「ハルシネーション」とは?

生成AIの「ハルシネーション」というのは、AIが学習したデータの範囲を超えて、でたらめな答えを出力してしまう現象です。人工知能が幻覚を見ているかのように回答することから名付けられました。
Claude Proに登録した(サブスクリプション) AIの話題

Claude Proに登録した(サブスクリプション)

生成AI Claude 3 Opusの評判がよいので、Proプラン($20/月)に登録してみることにしました。ただ、使ってみるとハルシネーションも目立つので、ChatGPTに戻すか検討中。Claude Proにアップグレードした生成AIのClaude 3 Opusの評判がよいので、ChatGPT 4から切り替えることにしました。トップ画面にある「upgrade to Claude Pro」を押します。Claude Proは、$20/月のサブスクリプション。支払い情報を入力すれ...
ChatGPT Plusを解約した(プランのキャンセル) AIの話題

ChatGPT Plusを解約した(プランのキャンセル)

Claude Pro($20/月)を試したいので、いったんChatGPT Plus($20/月)を解約しました。ChatGPTは、「カスタムプロンプト」が便利だったので、Claude への切替えは迷いました。ただ、何事も経験と思って、変えることにしました。サブスクリプションのキャンセルChatGPTの有料プランをやめるのはかんたんです。自分のアカウントから「My Plan」を選び、「サブスクリプションの管理(Manage my subscription)」に進みます。現在のプ...