[Excel]入力値をリストから選べるようにする（入力規則）

• Excelの「ドロップダウンリスト」は、入力ミスを防ぐための「データ入力規則」機能の中にあります。
• ドロップダウンリストを設定するには、入力規則から半角カンマで区切った項目やセル範囲などを入力しておきます。
• 入力規則は「すべてクリア」ボタンで消せます。

1. 「データ入力規則」の設定

「データ入力規則」とは、セルに入力できる値を制限する機能です。
この機能は、入力ミスを防ぎ、データの正確性を高めるために使います。

• まず、規則を設定したいセルを選択します。
• 次に、「データ」タブから「データの入力規則」をクリックします。

入力規則の種類には「リスト」の他にも、「すべての値」「小数点数」「時刻」「文字列」などの選択肢があります。

2. ドロップダウンリストに表示したい項目を入力

入力規則の設定画面では、「入力値の種類」から「リスト」を選択します。

「元のデータ」欄には、ドロップダウンリストに表示したい項目を入力します。

複数の項目を入力する場合は、半角カンマ（,）で区切って入力します。

未着手,進行中,保留,完了,キャンセル

このように設定すると、選択したセルでドロップダウンリストが表示され、ユーザーは定められた選択肢の中から適切な項目を選ぶことができます。

2-1. リストの項目をセル範囲で参照する

あるいは、セル範囲を指定することもできます。

リストシート!$A$2:$A$5

「リストシート」はシート名、「A2:A5」は選択肢が入力されているセル範囲を指します。
セル範囲を絶対参照にすることで、入力規則をコピーして使用する際も、常に正しい選択肢を参照することができます。

セル範囲を参照する方法は、選択肢を頻繁に更新する必要がある場合に特に便利です。

3. 入力規則をクリアする

設定した入力規則に問題が生じた場合は、「すべてクリア」ボタンを使って設定をリセットできます。

これは入力規則の設定がうまくいかない場合や、設定を最初からやり直したい場合に便利な機能です。

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