プログラミングを経験すると不具合に対処しやすくなる(プログラミング教育のメリット)

プログラミングを経験すると不具合に対処しやすくなる(プログラミング教育のメリット)
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  • コンピューターと付き合う上で、プログラミングの経験は役に立ちます。
  • プログラムを作ってみると、バグなしで完璧に動くコードを書くのは非常に難しいことがわかるからです。
  • プログラムの不完全さを理解していれば、コンピューターやアプリが思い通りに動かなくても、少なくとも落ち着いて対処できます。
プログラミングを経験すると不具合に対処しやすくなる(プログラミング教育のメリット)

ちょっとした見過ごしで「大惨事」だったりします。

これは、プログラミング教育のもたらす重要なメリットだと思います。

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1. コンピューターは正確に動く?

プログラミング教育のメリットの1つとして、プログラムを不具合なく動かすことの難しさが理解できるようになる点があると思います。

多くの人は、プログラムやコンピューターというと、まるでミスなく正確に動くように感じるかもしれません。
しかし、実際はそんなことはありません。

2. バグなしでプログラムするのは難しい

もちろん、完璧にプログラムを作れれば、コンピューターはその通りに動くはずです。

ところが、現実にはミスなく設計したり実装したりするのは相当に難しく、複雑なプログラムになると「ほとんど不可能」だと言えます。

実際にプログラムを作ってみると、苦労するのは出来上がったあと。
作ったプログラムを動かしてみると、さまざまな「バグ(不具合)」が出てきます。
見落としていた問題点を見つけ出すのは大変な作業です。

バグなしでプログラムするのは難しい

自分でプログラムした経験があれば、いかにミスなくプログラムすることが難しいかわかるはずです。

3. 他人の作ったプログラムも不完全

プログラムの不完全さを知っていれば、コンピューターやアプリが思った通りに動かなくてもうろたえなくて済みます。

自分の誤操作かもしれないし、プログラムの問題かもしれません。
まずは、「そういうこともあるもんだな」と感じることができるのではないでしょうか。

例えば、プログラムのメモリ管理などの難しさを知れば、いったん再起動する起動し直すなどの対処法の意味がわかります。

他人の作ったプログラムも不完全

プログラムに完璧を期待せず、不具合を想定した上で使えるようになれば、日常生活でのテクノロジーとのつきあい方も変わってくるかもしれません。

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