Twitterを使っていたら、「NFTプロフィール画像」の紹介が表示されました。
有料のTwitter Blueに加入すると、自分の暗号ウォレットを接続して、所有しているNFTをプロフィールに設定できるようになります。
1. Twitter Blueに加入する必要がある
「NFT プロフィール画像」は、「Twitter Blue」の新機能の一つです。
プロフィール画像が六角形で表示されて、「特別感」が出るようです(どんな意味があるのでしょうね)。
NFTのプロフィール画像は、自分の所有するNFTをTwitter上でアピールする手段となります。暗号ウォレットへの一時的な関連付けが完了すると、NFTをプロフィール画像に設定できるようになります。
NFTのプロフィール画像とはどのようなものですか?
Twitter Blueに加入すると、自分の暗号ウォレットを接続して、所有しているNFTをプロフィールに設定できるようになります。
一般に SNSアカウントのフォロワー数やツイート表示数、いいね・リツイート数などを「影響力」として評価していると思います。
Twitter Blueの「認証済みマーク」や「NFTプロフィール」は、それとは別に SNSアカウントに「箔」をつける意味があると言えます。
2. Ethereumに登録されたNFT画像が利用できる
NFTプロフィール画像では、何でも好きな画像をプロフィールに選べるわけではありません。
Twitter上で、同じ画像について一つのNFTしか存在しないのなら、アイコンによる「なりすまし」を防ぐことにつながるはずです。
注記: 現時点でTwitterでは、Ethereumブロックチェーン(たとえばERC-721およびERC-1155トークンなど)でミントされた静止画像NFT(JPEG、PNG)のみをサポートしています。
NFTのプロフィール画像とはどのようなものですか?
NFTの「ミント(Mint:鋳造)」とは、スマートコントラクトを使って、NFTを新たに作成・発行することです。
具体的には、オリジナルコンテンツをNFTマーケットプレイスにアップロードし、取引記録をブロックチェーンに書き込むことです。
3. NFTと著作権
とはいえ、画像データとNFTの結びつきはちょっと複雑で、本当に実効性があるのか よくわかりません。
というのも、NFTマーケットプレイスでは、自分が著作権を持っていないコンテンツでも勝手にミントできてしまうからです。
もちろん、他人のコンテンツを勝手にミントした場合は著作権侵害になります。
しかし、現実には「著作権侵害コンテンツ」がNFT市場で問題になっています。
とはいえ、これまでのプロフィール画像よりは、「ミント(NFT登録)」の手間がある分だけ、著作権を侵害した画像は利用されないはずです。
人の画像を勝手に使うと「足がつく」ので、抑止効果はあると思います。
こういうサービスを通して「NFT」という言葉が、社会で一般化していくこと自体に意味があるんだろうね。
こちらもどうぞ。