- 「ドコモアプリ管理」は、ドコモメールなどのアプリを更新するために必要なアプリです。
- そのため、このプライバシーポリシーの同意は、ドコモでアプリを利用するには必須です。
- 「ドコモアプリ管理」で外部送信される情報は、主にエラー分析とパーソナライズ広告のためです。
1. アップデートを実行したら同意の確認画面が出てきた?
「ドコモアプリ管理」のアップデートを実行したら、同意の確認画面が表示されました。
これは、同意しても問題ないですか?
「ドコモアプリ管理」のプライバシーポリシーは、基本的に「同意する」を選んで問題ないです。

ドコモメールなどのアプリを利用するには同意が必須ですし、内容も特に不審な点はないからです。
1-1. ドコモアプリ管理は ドコモ用アプリの更新で必要
「ドコモアプリ管理」のアップデート後に、「同意確認」の画面が表示されることがあります。

「ドコモアプリ管理」とは、ドコモ提供のアプリを利用・更新するためのアプリです。

例えば、「ドコモメール」「Myドコモ(料金明細確認)」などの不具合を修正したり、新機能に対応するためには、「ドコモアプリ管理」から「アップデート」する必要があります1。

ドコモ専用のアプリストアなんだね。

ドコモ専用のアプリはアップデートをしないままだと、ドコモのシステムにつながらなくなってしまうこともあります。
2. プライバシーポリシーと外部送信情報
確認画面を読んでみると、スマートフォンからドコモサーバに外部送信されるデータが一覧で明示されています。

この送信データは、一部は Googleとも共有されるようです2。
3. 外部送信情報の目的と主に2つ
たくさんの情報が外部送信されているように感じます。
これは、主に2つ用途に分けることができます。

3-1. エラーログ
ほとんどの情報は、「エラーログ」に利用されます。
「エラーログ」は、アプリに不具合があったときに、原因を突き止めるための分析に利用されます。
3-2. パーソナライズ広告の広告識別子
広告識別子やコンテンツのアクセス履歴は、「パーソナライズ広告」に利用されます。
広告配信は、インターネットサービスの主要な収益源です。
広告効果を高めるために、なるべく個人の好みに合った広告を表示するように、アプリ内の行動を追跡しています。
ただし、個人の行動をそのまま追跡するとプライバシーの問題がありますよね。
そこで、匿名化してから「好み」を記録するようにしています。
その仕組みが「広告識別子」です。

広告識別子は、アプリをインストールしたときに割り振られますが、利用者がいつでもリセットできます。
そのため、個人の特定を避けられるようになっているわけです。




(補足)
- docomo Application Manager(ドコモアプリ管理) アプリがプリインストールされているスマートフォンで、ドコモのサービスを利用するために必要なアプリを簡単にインストールしたり、アップデート情報やダウンロード履歴を表示することができます。 – docomo Application Manager(ドコモアプリ管理) | spモード | サービス・機能 | NTTドコモ
- ただし、インターネット上で検索したところ、「ドコモアプリ管理」アプリのプライバシーポリシーの全文は見つけることができませんでした。
ただし、NTTドコモのプライバシーポリシーを参照することができます。 – (参考)NTTドコモ プライバシーポリシー | NTTドコモ