Macで撮影したスクリーンショットを、ブログにアップロードして使うとき、ファイル名に日本語文字列が含まれるのが嫌だったので、調べてみました。
この記事で説明すること
スクリーンショットの撮影の仕方
Macでは、コマンドキーを使ってスクリーンショットを撮影することができます。
- ⌘+Shift+3(画面全体)
- ⌘+Shift+4(ドラッグして範囲選択)
このときのファイル名は、「スクリーンショット 2020-09-03 13.09.46.png
」のように保存されます。

ところが、この「スクリーンショット」という全角文字列は、ウェブなどで利用するときにはやっかいです。
こんなこともありました。
ということで、設定を変更したいと思います。
スクリーンショットの設定はターミナルで変更する
「システム設定」アプリを探しても、スクリーンショットの項目は見当たりません。
実は、スクリーンショットの設定は、ターミナルのコマンドで変更するのです。
スクリーンショットのファイル名は、「先頭の名前」と「日付」に分かれています。
先頭のファイル名を「ScreenShot」変更
defaults write com.apple.screencapture name ScreenShot
コマンドの読み方を解説しておきます。
- 「defaults write」→「設定を書き込む」
- 「com.apple.screencapture」→「apple.comのスクリーンキャプチャ プログラムについて」
- 「name ScreenShot」→「ファイル名をScreenShotにする」
これで、「ScreenShot 2020-09-03 14.30.39.png」のようなファイル名になります。

勝手に「先頭の名前」と「日付」の間に空白文字が入るんですね
注意点としては、引用符は付ける必要がないようです。


これでファイル名から全角文字をなくすことができました
先頭のファイル名をデフォルトに戻すなら
defaults write com.apple.screencapture name スクリーンショット
スクリーンショットのファイル名の日付のオン・オフ
ここまでで目的は達成できましたが、一応日付部分の操作コマンドも書いておきます。
「include-date
(日付を含める)」というフラグのオン・オフを変更することになります。
ファイル名の日付をなしにする
defaults write com.apple.screencapture include-date -bool false
ファイル名に日付をつける(デフォルト)
defaults delete com.apple.screencapture include-date