BitLocker暗号化されたパーティションをコマンドで解除する（manage-bde）

• BitLockerで暗号化されたパーティションにWindowsを直接インストールできません。
• まずmanage-bde -unlockコマンドで一時的にロックを解除し、次にmanage-bde -offコマンドで暗号化を完全に無効化します。
• 無効化処理には時間がかかり、500GBのSSDの場合は約25分必要です。

1. 暗号化されたパーティションには直接インストールできない

Windowsを初期化してインストールしようとしたら、「暗号化されたパーティションには直接インストールできない」というエラーメッセージが表示されました。

そこで、BitLockerを無効化してから再インストールします。
コントロールパネルから無効化できない場合は、manage-bdeコマンドを使います。

1. 状態確認:
   manage-bde -status c:
2. 一時的ロック解除:
   manage-bde -unlock c: -RecoveryPassword [YOUR-RECOVERY-KEY]
3. 暗号化完全無効化:
   manage-bde -off c:

manage-bde -unlockは、回復キーを入力して一時的にロックを解除します。
しかし、再起動するとまたロックされ、回復キーの入力が必要です。

一方、manage-bde -off は、暗号化そのものを完全に元に戻します。
ただし、無効化にはあらかじめロックを解除しておく必要があります。

無効化してもドライブ全体を復号する処理があり、すぐにはアクセスできません。
manage-bde -status で進捗率を確認できます。

500GBのSSDの復号化で、ざっと25分ほどかかりました。

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