- Cursorエディタで起動時に自動でプロジェクトを開くには、コマンドラインから特定のパスを指定して起動するのが最もシンプルです。
- ターミナルでcursorコマンドを使うには、コマンドパレットから「Install ‘cursor’ command」を選んでインストールします。
- Macではシェルスクリプトをcommandファイルとして作成し、Windowsではショートカットのプロパティでプロジェクトパスを指定できます。
1. Cursorでプロジェクトを開く
Cursorを起動するたびにいつも使うプロジェクトを毎回選んで開くのが面倒です。

Cursorエディタで起動時に自動でプロジェクトを開く一番シンプルな方法は、コマンドラインから起動することです。
cursor /path/to/your/project
1-1. cursorコマンドをターミナルにインストールする
ターミナルで cursor が使えない場合は、Cursorの「コマンドパレット」からインストールできます。


コマンドパレットは、Cursorにさまざまな指示を出せる便利な機能です。
「設定」を探しても見つからないんですね。
初期設定のときにcursorコマンドもインストールしていればよかったのですが、そのときは必要かわからずスルーしていました。
- コマンドパレットを開くには、Cursorを開いた状態でCommand+Shift+P を押します(WindowsやLinuxならCtrl+Shift+Pを押す)。
- コマンドパレットに「install command」と入力すると、選択肢が表示されるので、その中から「Install ‘cursor’ command」を選びます。

これで、「cursor」コマンドがインストールされました。
これからはターミナルで「cursor」と入力するだけで、Cursorを起動できます。
「code」コマンドをインストールという選択肢もあります。
これは、VS Code(Cursorの元になったプログラミングエディタ)の「code」コマンドを上書きするためのものです。
VS CodeをCursorで完全に置換えてしまいたいときに使います。
2. 起動スクリプトをコマンドにする
このシェルスクリプトをMacのドックから起動できるように、 “cursor-lauch.command” というファイル名で以下のスクリプトを保存しました。

#!/bin/bash
cursor ~/Documents/cursor-project
また、ターミナルで実行権限を追加しました。
chmod +x cursor-lauch.command
このコマンドから Cursorを開くと、すぐにプロジェクトが開いて作業ができるようになりました。

Macでは拡張子 .command のファイルを開くとコマンドを実行できます。
3. Windowsの場合はショートカットを作る
macOSのFinderでは、.lnkファイルに引数を指定する方法で直接パスを指定することはできませんが、Windows PCの場合は、デスクトップなどにCursorのショートカットを作成すれば十分です。
そのプロパティの「リンク先」に以下のように入力すれば、起動時のプロジェクトを指定できます。
"C:\Path\To\Cursor.exe" "C:\Path\To\Your\Project"



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