- Wineskinでポータブル版プログラムを使用する際、実行ファイルが見つからないエラーが発生することがあります。
- この問題を解決するには、起動スクリプト(exec〜.bat)を作成し、「Advanced」設定で実行ファイルを選択しておく必要があります。
- ただし、プログラムの保存場所にASCIIコード以外があると、起動スクリプトの保存がうまくいきません。
1. 実行ファイルが見つからない?
ただし、インストーラーではなくポータブル版のプログラムだとエラーになりました。
Warning
No new executables found!
Maybe the installer failed…?
プログラム終了時に「実行ファイルが見つからない」というのです。
次に Wineskinを起動すると、またセットアップのやり直しでした。
2. 起動スクリプトを作る(exec〜.bat)
インストーラーを選択していなかったからです。
というのも、ポータブル版プログラムの場合は、起動スクリプト(exec〜.bat
)を作る必要があるのです。
「Advanced」で「実行ファイル」を選択して、「Test Run」を実行します。
3. 保存場所のフォルダ名はASCIIのみ
このとき、プログラムの保存場所に注意する必要があります。
パスに日本語の文字が含まれていると、スクリプトがうまく保存できませんでした。
パスがASCIIコードだけになるように移動すると、アプリのように直接起動できるようになりました。
起動用のコマンドプロンプトが表示されたままなのがちょっと気になるけど。
こちらもどうぞ。
WineryでWindowsプログラムの「器」を作る(Wineskin)
WineryとWineskinは、macOSでWindowsアプリケーションを実行するためのツールです。これらはWineというソフトウェアを基にしており、Homebrewを使用してインストールできます。まずWineryでラッパーを作成し、必要な設定を行うことで、多くのWindowsアプリケーションをmacOS上で動作させることができます。Windows用の小さなフリーソフトをMacでも使いたいときに便利です。Windowsシステムを「模倣」して動作させるので、複雑なプログラム...
Windows Movie Maker を追いかけて 【TopWin海賊版にみえる微妙な改ざん】
好奇心は猫をも殺す。興味本位で下手に首を突っ込むと、9つの命をもつ猫だって身を滅ぼす。まして、人間なんてひとたまりもない。それでも調査を続けます。前回、Windows Movie Maker(MovieZilla) をインストールしてみて、気づいたのが「topwin-movie-maker.com」というアドレスでした。今回はこのサイトを調べてみて、海賊版ソフトの微妙な改ざん点を見つけることができましたのでレポートします。前回はこちら。TopWinとの出会いおさらいになります...
「shell:startup」が開かない
Windows 10で「スタートアップ」フォルダを開こうとしたら、エラーになりました。この shell リンクを開くには新しいアプリが必要です「shell:」は、特殊フォルダを指定するため表記です。「c:」などのドライブ名と同じように解釈されます。例えば、「shell:Startup」は、「C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup」を指して、開くことができます。...
QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。