iCloud写真の最適化が有効だと Googleフォトにバックアップされた画像は圧縮されてしまう？（サムネイルキャッシュ）

「Googleフォト」アプリを使うと、iPhone内の写真を自動バックアップできます。
しかし、「iCloud写真」を有効し「最適化」にしていると、写真が圧縮されるはずです。
この圧縮された写真が「Googleフォト」にバックアップされるのかが問題です。
iCloud写真の「最適化」では、iPhoneストレージに収まらない写真が（古い順に）圧縮されます。
したがって、iPhoneで写真を撮影したときのオリジナルデータは、そのまま Googleフォトにバックアップされます。
ただし、Googleフォトでバックアップを開始した時点で すでに圧縮されていた写真は、iPhone内にはオリジナルデータがありません¹。そのため、Googleフォトにはバックアップされないはずです（要検証）。

YouTube動画でも話しています。

1. Googleフォトに写真を保管したい

iPhoneの写真管理を、iCloud から Googleフォトに変更しようと思います。

iPhoneで「iCloud 写真」を有効にすると、iPhone本体にはサムネイルが残り、オリジナルは iCloud 上になりますよね。
このとき「Googleフォト」アプリをインストールして「バックアップ」を有効にした場合、Googleフォトには、サムネイルがバックアップされてしまうのでしょうか？

もし、そうだとしたら、Googleフォトにバックアップする前に、iCloud の同期をやめ、「オリジナルをダウンロードする」しておく必要がありますか？

それとも、Googleフォトにバックアップする処理では、iCloud から自動的にオリジナルがダウンロードされバックアップされるのでしょうか？

というのも、すでに Googleフォトで写真をバックアップしたのですが、アップロードできた写真がオリジナルなのかサムネイルなのか判断がつかない状態です。
このまま iCloudの写真を削除してよいか迷ってます。

iCloud写真と Googleフォトの双方が何らかで関連していて、Googleフォトでのバックアップも iCloudからオリジナルを引っ張ってきてバックアップされるのではないかと思ってるのですが、どうなのでしょうか？

まず、「iCloud 写真」が有効で「最適化」にしている場合でも、iPhone本体の写真がすべてサムネイルに圧縮されるわけではありません。
iPhoneストレージが不足する場合に必要なだけ圧縮されるからです。

基本的には、iPhoneで撮影した写真はオリジナルデータなので、そのまま Googleフォトにアップロードされます（Googleフォトの方で多少圧縮されることはあります）。

一方、「iPhone本体内のサムネイル」は、Googleフォトには全くバックアップされないはずです。

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1-1. Googleフォトにアップロードされている写真のサイズを確認する

Googleフォトにアップロードされた写真はオリジナルのはずです。
これは、Googleフォトにある写真のサイズから確認できます。

Googleフォトから PCにダウンロードして確かめたところ、写真のサイズは、微妙に元より大きかったです。確かに、サムネイルではないようです。

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2. 「オリジナルをダウンロード」するとGoogleフォトはどうなる？

もし、念のため「オリジナルをダウンロード」した場合、Googleフォトではまた一から同期し直しになるのでしょうか？

「オリジナルをダウンロード」した場合でも、すでにアップロードできている写真が「再度同期」されることはないと思います。

その場合は、古くて iPhone内で圧縮されていた写真がアップロードされるはずです。
つまり、今の時点で Googleフォトにアップロードできていない写真があれば、それが追加されます。

例えば、iPhoneの写真アプリの一番古い写真を見て、Googleフォトにもアップロードできているか確認してみましょう。

もし、iCloud写真で圧縮されていれば、Googleフォトにはないはずです。

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3. iCloud写真をオフにするときの「iPhoneから削除」がわかりにくい

「iPhone14 にはオリジナルがある」ということは、iPhone14で（あるいは、古い iPhone7でも） iCloud写真をオフにするときには「オリジナルをダウンロード」しなくても良いのでしょうか？
それとも、やはり「ダウンロード」しないと削除されてしまうのでしょうか？

この「iPhoneから削除」の意味がよくわかりません。

とりあえず、いったんパソコンに iCloudから写真をダウンロードしました。
また、iPhoneにつないで DCIMからもコピーを残しました。
その上で、iPhoneの方で「オリジナルをダウンロード」か「iPhoneから削除」か 迷ってます。

どこに何を残したいのか（つまり、それぞれの iPhoneに全ての写真を残したいのか、PCに残していれば iPhone のストレージは空けたいのか）にもよるので一概に言えません。
とはいえ、すでにパソコンに写真を保存できているので、どちらでも支障はなさそうです。

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3-1. iPhoneの写真がすべて圧縮されているわけではない

「iPhoneから削除」を選ぶと、iPhoneから一部のすでに圧縮済みの写真がそのまま非表示になります。しかし、iCloud にはそのまま残っています。

あぁ、なるほど！

「古い写真で圧縮されたものがある時に、その圧縮された写真のオリジナルをダウンロードするか？」ということで、「全ての写真、最近の圧縮されてないものまでを対象にしてるわけではない」ということだったのですね。
「iPhoneから削除」というのは、「iPhoneから圧縮された写真を削除」ということで合ってますか？
それなら確かに「iPhoneから削除」で良さそうですね。

その通りです。
この「削除」とか「ダウンロード」というのは、iPhoneストレージに収まり切らなかった一部の古い写真が対象になっています。
iCloudの写真全体ではないわけです。

iPhoneの「圧縮した写真」は、iPhone内の写真フォルダ（DCIM）にはありません。
つまり、「圧縮」というのは、低画質の写真データになっているわけではないようです。
おそらくキャッシュデータとして一まとまりになっているのかな、と思います（Windowsの サムネイルキャッシュ（Thumb.db）などに近いイメージ）（※要検証）。

「同期」や「圧縮（最適化）」という用語が絡み合っているので、とてもややこしいと思います。

おーっ、謎が解けました！
しかし、使っている人はみんな、これを理解しているのでしょうか？

質問しなければよくわからないままでした。
感謝です。