macのOneDriveフォルダから、写真を移動しようとしたら、なぜか進まないことがありました。
1. 同期中のファイルは移動できない
スマホからmac PCに写真を転送するのに、OneDriveを使っています。MacにOneDriveアプリを入れていて、同期しています。
OneDrive内に写真を入れたままにしておくと、すぐに容量いっぱいになってしまうので、定期的にPC内のフォルダにまとめて移動するようにしています。
しかし、今回は「フォルダへの移動の準備中」と表示されたまま、なかなか画面が進みません。
「移動の準備中」は、ファイルを移動する前に、OneDriveからダウンロードすることを意味しています。どうも、まだ同期中のファイルがあって、処理が引っかかっているようです。
アプリをOneDriveを表示すると、「すべてが最新の状態です」と表示されているのですが、ファイルのアイコンを見てみると、同期済みの写真に混じって、同期中のファイルがありました。
「同期中」のマークが付いているファイルは、ファイル名やアイコンは表示されるものの、ファイル本体はローカルに保存されていないファイルを意味しています。
2. ファイルオンデマンド
最近(といっても半年ぐらい前から?)になって、macのOneDriveアプリの挙動が少し変わりました。
すでにWindows用アプリでは利用可能だった「ファイルオンデマンド」です。ファイルが自動的にダウンロードされるのではなく、必要になってからダウンロードされるようになりました。
「ファイルオンデマンド」は、パソコン、ローカルの容量を節約することができる反面、ファイルにアクセスするタイミングでインターネット接続でのダウンロードを待つ必要があります。
ちょっと前のOneDriveアプリの更新で、勝手に「ファイルオンデマンド」が有効になっていたのですが、私は オフにしました。すぐにファイルを利用したいからです。しかし、それでもたまにファイルのプレビューは表示されるもののアクセスできないことがあります。
2-1. アクセスして待つとダウンロードできた
ファイルをダブルクリックすると、1分ほど待って表示できました。ダウンロードもできました。
ほかのファイルは、すぐに自動的にダウンロードできていたので、このファイルの何が悪かったのかわかりませんが、こういうことが わりとよくあるんですよね。
ちなみに、反応しないので、何度かファイルの移動処理をしていたために、後からエラーが表示されました。
いくつかの必要な項目が見つからなかったため、操作を完了できません。
(エラーコード-43)
これは、移動しようとしたファイルが、すでにその前の操作で移動完了しているために表示されたエラーです。
ファイルの移動処理は、ダウンロードを待機していたので、ダウンロードが完了すると実行されます。その時に、たまっていた処理が一気に動き出したために、バッティングしてしまっているわけです。
3. 同期が進まない場合は、一時停止
そのほか、スマホからアップロードしても、MacのOneDriveアプリの同期が始まらないこともあります。そんなときは、OneDriveアプリをいったん同期を止めて、接続し直すと同期が進みます。
「同期」というのは、自動ダウンロードの仕組みですが、ダウンロードのタイミングがうまくいかないことがあります。
そういえば、最近はAndroidスマホの方でのファイルの同期はスムーズですね。
以前は撮影した写真がすぐに反映されないことがありましたが。
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