今回は、「メールを送信したいんだけど、急に送れなくなってしまった」というお悩みについて、「ストレージ」というキーワードで解説したいと思います。
1. どんなエラーメッセージなのか?
いつもどおりにメールを送信したのに、相手に届かない。
なんで!!
よく見てみると、なにやら「エラーメッセージ」が表示されていますね
1-1. DIGNO(ディグノ)とは?
スマホによっても表示が違うので、ちょっとスマホのご紹介。
今回 説明したスマホはDIGNOというスマホです。
DIGNO(ディグノ)は、京セラのスマートフォンです。
同じ「DIGNO」という名称でも、いくつかの機種があり、スマートフォンとガラケーが販売されています。
DIGNO (ディグノ)は、京セラの販売するAndroidスマートフォンとAndroid搭載フィーチャーフォン(ガラホ)のブランドです。
DIGNOは「安心の使いやすさ」をコンセプトにしている、シニア向けスマートフォンです。
同じ京セラ製の「BASIO(ベイシオ)」や「かんたんスマホ」によく似ていますねー。
- BASIO(ベイシオ)
- DIGNO(ディグノ)
- かんたんスマホ
- おてがるスマホ
- Android One(アンドロイド・ワン)
京セラのスマートフォンでも各携帯会社でブランド名が違います。
国産メーカーのスマートフォンのラインナップは「かんたん」「あんしん」「つかいやすい」をコンセプトにしているのが特徴です。
1-2. まずはエラーメッセージを読んでみよう
さて、実際のエラーメッセージを読んでみましょう。
「送信」すると、「ブッブッ」と鳴って、こんな通知が表示されるんだよ
保存領域が少なくなっています。不要なメッセージを削除して下さい。
通知画面だけでなく、メールアプリの一番下にも「注意」のアイコンとメッセージが表示されていますね。
1-3. 何が問題なのか?
「保存領域」というのは、スマートフォンのデータを保存する場所のことです。
「ストレージ」とも呼ばれます。
写真や動画を撮ったりするとデータがスマホの中にたまっていきます。
また、今回の場合は下書きのメールがたまってしまっているのも見て取れます。
ですので、そういう不要なデータを「削除」すれば、またメールを送信できるようになります。
実際には「メール」のデータサイズは小さいので、全く「足りない」というわけではないことが多いです。
しかし、実際にギリギリの状態になる前に余裕を持って、データ容量が10%を切ったり、あるいはメール数が一定数を超えたりすると「送信できない」とエラーを出すアプリもあります。
ふーん、まだ余裕があっても、「少なくなっている」とエラーになるんだね。
これはアプリによるのですが、スマホよりもうんと保存領域(ストレージ)が少なかったガラケー時代の名残りだと思われます。
2. 「SoftBankメール」アプリ
今回のスマホで利用しているメールアプリを確認してみましょう。
これは、「SoftBankメール」というメールアプリです。
ソフトバンクの携帯メールを利用していると、はじめから利用することが多いです。
なにげなく使っているアプリにも種類があるんだね
ドコモ・au・ソフトバンク、といった携帯会社で契約していると、キャリアメールというメールアドレスがあります。
「@docomo.co.jp」とか「@ezweb.ne.jp」「@i.softbank.jp」のようなメールアドレスですね。
うんうん、それはガラケーのときにもあったね。
このような、メールを利用するときは、携帯会社が用意したメールアプリを利用することが多いです。
ガラケーのメール画面と、デザインや操作の仕方も似ていますね
2-1. メールを削除する(SoftBankメールの場合)
SoftBankメールでは、メールの削除の操作は以下のようにします。
- 削除したいメールを含むフォルダを選択します
- 削除したいメールを長押し(ロングタッチ)します
- 「削除」のボタンを押します。
- 「削除」を選択します。
いちばん大事なのは、「長押し」です。
長押しをすると「操作メニュー」が出てくるので、そこから「削除」を選択します。
この長押しを知らないことで、削除できない場合が多いんです。
気づかないねぇ
3. 内部ストレージとは
せっかくなので、「保存領域(内部ストレージ)」についても学習しておきましょう。
ゲームとか入れるとすぐなくなっちゃうの?
そうですね、アプリやゲーム、動画はデータ量が大きいです。
データの単位ですが、約1000MB(メガバイト)で、1GB(ギガバイト)になります。
写真も1枚ではそこまで大きくないですが、高画質のものをたくさん撮ると保存領域が少なくなります。
逆に、メールやメモなどは、本来ほとんど無視できるほどデータサイズが小さいんですよね
3-1. 内部ストレージの残量を確認する
内部ストレージの残量を確認するには、「設定」アプリを開きます。
設定アプリの項目をスクロールすると、「ストレージ」という項目が見つかるはずです。
そこをタッチすると、全体がどれぐらいで、どれくらい利用中か確認することができます。
この図だと、3.52GBの内部ストレージで、そのうち3.25GB利用しているので、92%です。
他に予備のSDカードや外部SDカードが保存領域としてあるよね
SDカードの容量にはまだだいぶ余裕がありますが、これでも「エラー」が出ることが多いです。
というのも、SDカードはいわば「物置き」
システムの動作をするのは「母屋」ということで、内部ストレージの空きがないと動作が不安定になるのです。
もし、写真や動画が内部ストレージに入っているのであれば、SDカードに移動してもよいでしょう。
それって、どうやるの?
ギクッ… スマホのデータ移行については、また今度。
基本的な操作は一緒ですが、とくに販売された時期が古い機種ほど操作が独特で注意点が多いのです。
まずは、不要なデータの「削除」から挑戦してみて下さいね。
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