「どうして (わざわざ)ちいラボをつくったの?」と聞かれることがあります。
確かにちょっと気になりますよね。
そこで自分なりに理由を振り返ってみました。
この記事では、ちいラボ が地域社会の中で果たしていく役割について説明します。
1. デジタル機器で生活は便利に
スマートフォンやパソコンなど通信技術によって生活は便利になりました。
家に居ながら、手元のスマートフォンを通して、
デパートより たくさんの品揃えの中から モノが買えます。
図書館より たくさんの情報を得ることができます。
これってとってもすごいことで、これまでなら考えられないことでした。
たとえば、ちょっと珍しい文具や本なども、仕事が終わった夜にショッピングです。
いつでもネットで探して、お取り寄せできるんです。
しかし、複雑なデジタル機器がニガテなために、そういう恩恵から取り残され、困っている人たちもいるんです。
私が心に残っているのは「主人の介護が必要になって、介護用のいろいろなモノが必要になったのに、近所のスーパーでは なかなかそろわないの…。遠方に行くにも 車も返してしまったしねぇ…」という女性の言葉です。
手元にはスマートフォンがあるんです。
なんとかしたい、と強く思いました。
2. いったい何が正しいの?
一方で習うことへの不安もお聞きしました。
今、自分の知らないことを教えてもらうときに不安なのは、偏った知識で何かを売りつけられたり、何かを勧められたりすることだそうです。
だから、家族も習おうとすることを心配するのです。
確かに、安くで教えてもらえる場合には、どうしてもコマーシャルの存在を考えざるを得ません。
例えば、嬉しい「無料」。
でも、タダで教えてくれる人たちには、その人たちなりの様々な「理由」があるんですよね。
3. 手作りの教室
先日、友人と 手作り市 に行って、「ライフスタイル」について考えることがありました。
体によい食べモノとジャンクフードの違いなんですが、本当に必要なコトには時間と手間がかかっています。
もちろん、結局は 何が自分にとって必要なのかを教えてくれる人はいません。
人の言うことを鵜呑みにはできませんし、 自分の感覚を信じるしかありません。
でも、それを自分で見つけていくことで、「学ぶ喜び」もあるんだと思います。
もちろん、中には「そんなことは良いから、とりあえず何とかして」と思う人もいるでしょう。
どうしても、教室の雰囲気に合う・合わないはつきものです。
なるべくいろいろな方に寄り添いたいと思っていても、八方美人に希望を叶えることはできません。
4. あなたのためのスマホ教室
では、私たちは誰のために仕事をするのか。
それは、この文章を最後まで お読みくださった あなた です。
家族に勧めたくなるような、本当に人を幸せにする学び舎をどう作っていったらよいのか、そう思って「ちいラボ」は生まれました。
おっかなビックリでも「自分でやってみたいな」と思う人の 意欲 を応援する教室です。
だから、必要なものは 学ぶ意欲 だけ。
ぜひ、それを胸に教室の門を叩いて下さい。
精いっぱい応えます!