【スポンサーリンク】

「Google プラットフォーム プログラム ポリシーの更新について」のメールが届いた(2024年12月)

「Google プラットフォーム プログラム ポリシーの更新について」のメールが届いた(2024年12月)
  • Googleは2025年2月16日からパブリッシャー向けポリシーを更新します。
  • 新しいポリシーでは、プライバシー技術の進歩への対応と、広告配信プラットフォームの多様化に対する対応が含まれています。
  • データ収集と使用に関する開示義務が強化され、特にCookieウェブビーコン位置情報などの取り扱いについて、より詳細な説明と同意取得が必要になります。
\記事が役に立ったらシェアしてね/
【スポンサーリンク】

1. 「Google プラットフォーム プログラム ポリシーの更新について」というメール

今日、Google AdSenseから「Google プラットフォーム プログラム ポリシーの更新について」というメールが届きました。

「Google プラットフォーム プログラム ポリシーの更新について」というメール

2025年2月16日から適用される新しいポリシーについての内容です。

Google プラットフォーム プログラム ポリシーの更新

AdSense パブリッシャー様

Google は、パブリッシャー向けポリシーを更新いたします。今回の変更は、プライバシー技術の進歩(例: デバイス上の処理、高信頼実行環境、秘匿マルチパーティ計算)と、広告が配信されるサーフェスの多様化(例: コネクテッド テレビ、ゲーム機)を反映するものです。また、パートナー様がユーザーに透明性を提供することは引き続き義務付けられます。

更新されたポリシーの文言は以下をご覧ください(発効日は 2025 年 2 月 16 日)

1-1. ポリシーはウェブ上でも公開されている

ポリシーの変更や内容については、ウェブ上でも公開されています。

Google 広告コードを使用してコンテンツを収益化する場合は、以下のポリシーに準拠する必要があります。本ポリシーに違反すると、コンテンツに基づいた広告の表示がブロックされたり、アカウントが停止または閉鎖されたりする場合があります。

本ポリシーは、パブリッシャー向け Google サービスのご利用に関するポリシーの附則として適用されます。

Google は、自由で開かれたインターネットを実現するために、パブリッシャー様がご自身のコンテンツを収益化できるよう、また広告主様が有益で関連性の高い商品やサービスの広告を通じて潜在顧客にリーチできるよう、サポートしています。広告エコシステムの信頼性を保つためには、収益化の対象となるコンテンツに制限を課すことが必要になります。

Google パブリッシャー向けポリシーは、次のカテゴリに分類されます。

• コンテンツ ポリシー

• 行動ポリシー

• プライバシーに関するポリシー

• 要件とその他の基準

一般的なポリシーの用語とその意味については、用語集をご覧ください。

コンテンツ ポリシー
違法なコンテンツ
次のようなコンテンツは許可されません。

• 違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ。

知的財産権の侵害
次のようなコンテンツは許可されません。

• 著作権の侵害にあたるコンテンツ。 Google は、著作権侵害の報告に対して、デジタル ミレニアム著作権法(DMCA)に則って対処します。こうした措置に異議を申し立てる場合は、こちらのフォームをご利用ください。

• 偽造品の販売または販売促進を目的とするコンテンツ。偽造品とは、他の商標と同一またはほとんど区別がつかない商標やロゴを含む商品を指します。このような商品は、正規品と偽って販売するために商品のブランドの特徴を模倣しています。

危険または中傷的なコンテンツ
次のようなコンテンツは許可されません。

• 人種、民族、宗教、障がい、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性など、構造的な差別や軽視に結び付けられる特性に基づき、個人または集団の排斥を促し、差別を助長し、誹謗しているコンテンツ。

例: ヘイトグループまたはヘイトグループが使うアイテムを宣伝しているコンテンツ、特定の個人や集団が非人間的である、劣っている、または排斥に値すると他者に思い込ませるコンテンツ

• 個人または個人で構成される集団をハラスメントの対象にしている、威嚇している、または攻撃しているコンテンツ。

例: 個人を名指しで嫌がらせ行為やハラスメントをしているコンテンツ、不幸な出来事が実際には起きていないと示唆したり、被害者やその家族が実際には俳優であるとほのめかしたりするコンテンツ、またはそうした出来事の隠蔽に加担するコンテンツ

• 自分自身や他者に身体的または精神的な危害を加えると脅迫したり、それを奨励したりしているコンテンツ.

例: 自殺、拒食症などの自傷行為を奨励するコンテンツ、実際に危害を加えることを想定した個人に対する脅迫、または他者に対する攻撃を呼び掛けるコンテンツ、他者に対する暴力を助長、賞賛、容認しているコンテンツ、テロリスト グループまたは国際的麻薬密売組織が作成したか、それらの組織を支援するコンテンツ、テロリストの活動(人員募集など)を宣伝したり、国際的麻薬密売組織やテロ組織による攻撃を称賛したりするコンテンツ

• 強要による他者の搾取を目的とするコンテンツ。

例: 搾取につながる削除方針、リベンジポルノ、脅迫

動物への残虐行為
次のようなコンテンツは許可されません。

• 動物への残虐行為や不当な暴力を助長するコンテンツ。

例: 闘鶏や闘犬など娯楽目的で動物への残虐性を煽ること

• 絶滅危惧種から作られた製品の販売を促進するコンテンツ。

例: トラ、サメのヒレ、象牙、トラの皮、サイの角、イルカ油の販売

不適切な表示に関連するコンテンツ
誤解を招く表現

次のようなコンテンツは許可されません。

• パブリッシャー、コンテンツ クリエイター、コンテンツの目的、あるいはコンテンツ自体について、不適切な表示、虚偽表示、または適切な情報の隠蔽をしているコンテンツ。

• 特定の個人、組織、商品、サービスと提携関係にある、またはそれらの支持を受けていると偽って示唆しているコンテンツ。

例: Google サービスを偽装している、企業のロゴを不正に使用している

信頼性がなく有害な文言

次のようなコンテンツは許可されません。

• 明らかに真実ではない主張を行い、選挙と民主主義のプロセスへの参加または信頼を大幅に阻害する可能性があるコンテンツ。

例: 政府からの公式な情報とは相反する、公的投票手順、年齢または出生地に基づく選挙候補者の適格性、選挙結果、国勢調査への参加についての情報

• 健康上有害な主張を喧伝するコンテンツ、または現在の重大な健康危機に関連し、信頼できる科学的なコンセンサスと矛盾するコンテンツ。

例: ワクチン接種反対運動、AIDS や COVID-19(新型コロナウイルス感染症)などの病状の存在否定、LGBT 転向療法

• 気候変動に関連して信頼できる科学的なコンセンサスと矛盾するコンテンツ。

欺瞞行為

次のようなコンテンツは許可されません。

• 虚偽表示または不明瞭な表現でユーザーをコンテンツに誘導すること。

• 個人情報を盗んだり、ユーザーを騙して個人情報を提供させようとすること

例: フィッシングなどのソーシャル エンジニアリング

• 虚偽、不正、または誇大広告によってコンテンツ、商品、またはサービスを宣伝すること。

例: 「一攫千金」を謳うこと

• 政治、社会問題、社会的関心事に関連するコンテンツを扱っている場合に、他のサイトまたはアカウントと連携して、身元または自身に関する重要情報を隠匿もしくは偽装したりすること。

• 自分の母国や自分自身に関する重要情報を偽装または隠匿し、自国以外の国のユーザーに政治や社会問題、社会的関心事に関するコンテンツを配信すること。

操作されたメディア

次のようなコンテンツは許可されません。

• 政治、社会問題、社会的関心事に関し、操作されたメディアを通じてユーザーを欺くコンテンツは認められません.

不正行為を助長する商品やサービス
次のようなコンテンツは許可されません。

• ユーザーの誤解を招くコンテンツ。

例: パスポート、卒業証書、認可状などの偽造、学期末レポートの販売または配布、代筆または身代わり受験、薬物検査対策の情報または商品

• なんらかの形のハッキングやクラッキングを助長するコンテンツ、およびデバイス、ソフトウェア、サーバー、ウェブサイトの改ざんまたはこれらへの不正アクセスを可能にする手順、機材、ソフトウェアをユーザーに提供するコンテンツ。

例: 携帯電話やその他の通信機器、コンテンツ配信システム、コンテンツ配信デバイスへ違法にアクセスできるようにするページや商品 デジタル著作権管理技術の迂回など著作権保護を回避する商品あるいはサービス、無料受信を目的としてケーブル信号または衛星信号を違法にスクランブル解除する商品、コンテンツ プロバイダがダウンロードを禁止しているストリーミング動画のダウンロードを補助または可能にするページ

• 個人とその活動を本人の許可なく追跡・モニタリングすることを可能にするコンテンツ、またそうした追跡・モニタリングを可能にする商品やサービスを宣伝するコンテンツ。

例: 親しいパートナーを監視するために使用されるスパイウェアおよび技術(テキスト メッセージ、通話、閲覧履歴をモニタリングするスパイウェアやマルウェアが含まれますが、それらに限定されません)、相手の同意なく特定の個人をスパイまたは追跡することを明確な目的として販売されている GPS トラッカー、スパイ活動を明確な目的として販売されている監視機器(カメラ、音声レコーダー、ドライブ レコーダー、ベビーシッター カメラ)のプロモーション

これには、(a)民間の調査サービス、および(b)保護者が未成年の子供を追跡または監視することを目的とした製品またはサービスは含まれません。

性的描写が露骨なコンテンツ
次のようなコンテンツは許可されません。

• 性的なテキスト、画像、音声、動画、ゲームを含むコンテンツ。

例: 性行為(性器、肛門、口を使った性行為など)、マスターベーション、ポルノ漫画や変態画像、写実的なヌード

• 仮想のものか現実のものかを問わず、強制的な性行為を含むコンテンツ。

例: 強姦、近親相姦、獣姦、死体性愛、ロリータ、未成年者をテーマにしたポルノ、未成年者との出会い

• 露骨な性的表現またはヌードを含むように改変または生成されたコンテンツの作成または配布を宣伝するコンテンツ。

例: ディープフェイクポルノを生成すると主張するサイトまたはアプリ、ディープフェイクポルノの作成方法に関する説明、ディープフェイクポルノサービスの推奨または比較

報酬を伴う性的行為
次のようなコンテンツは許可されません。

• 報酬を見返りとした性的行為を助長していると解釈される恐れのあるコンテンツ.

例: 売春、コンパニオン サービスやエスコート サービス、性的なマッサージ、体を密着させるサービスを提供するサイト、および援助交際や、参加者の一人が別の参加者に金銭、贈り物、経済的支援、指導、その他のメリットを提供することを前提とした性的やりとり(いわゆる「シュガーデート」など)

国際結婚の斡旋
次のようなコンテンツは許可されません。

• 外国人との結婚を促進するコンテンツ。

例: 国際結婚の斡旋、国際結婚ブローカー、婚活ツアー

ファミリー コンテンツに含まれる成人向けのテーマ
次のようなコンテンツは許可されません。

• ファミリー向けのように見せかけながら、一般ユーザーには不適切な成人向けのテーマを含んでいるコンテンツ(子供または子供に人気のキャラクターによるセックス、暴力、下品な行動の描写など)。

児童の性的虐待と搾取
次のようなコンテンツは許可されません。

• 児童を性的に搾取または虐待するコンテンツ、児童の性的搾取や性的虐待を助長するコンテンツ。 これには、すべての児童性的虐待のコンテンツが含まれます。

• 児童を危険にさらすコンテンツ。これには以下が含まれます(ただしこれらに限定されません)。

○ チャイルド グルーミング(例: オンラインで児童に取り入って、オンラインまたはオフラインでの性的接触や性的な画像の交換などに誘い込むこと)

○ セクストーション(例: 児童の公開されたくない画像を入手したと主張して児童を脅迫すること)

○ 未成年者の性的対象化(例: 児童の性的虐待や性的搾取を描写、促進、または助長するコンテンツ)

○ 児童の人身売買(例: 商業的な性的搾取を目的として児童の広告や勧誘を行うこと)。

Google はこのようなコンテンツに対して、全米行方不明・被搾取児童センターへの報告やアカウントの無効化などの適切な措置を講じます。. 子供が暴行、搾取、もしくは人身売買の危険にさらされている、または実際にその被害に遭っていると思われる場合は、直ちに警察当局に通報してください。 Google のサービスに関連して、児童が危険にさらされている、または危険にさらされていた疑いがある場合は、Google にその行為をご報告ください。

行動ポリシー
不正な宣言
Google 広告システムの使用または操作を可能にするには、パブリッシャー様が提供する情報は以下の条件を満たしている必要があります。

• 誤解を招くような省略を行っておらず、実質的に正確で完全である。ならびに

• 虚偽の表現や誤解を招く方法で表現していない。

例: パブリッシャーによって提供されている個人情報またはお支払いの詳細が実質的に不完全、不明瞭、不正確である。パブリッシャーのウェブサイト(ads.txt ファイルなど)またはアプリ(app-ads.txt ファイルなど)に関して提供されている情報が不正確である。不完全または不正確な URL または AppID が広告リクエストに含まれている。

広告の干渉
Google が配信する広告がコンテンツやユーザー操作の妨げとなること

Google が配信する広告に関して、以下のような行為は許可されていません。

• ナビゲーションやその他のアクション アイテムに重ねてまたは隣接して表示するなど、意図しない広告のインタラクションを引き起こす可能性がある位置に配置すること

• コンテンツに重ねて表示したり、画面からコンテンツを押し出したりするなど、コンテンツの利用を著しく妨げること

• 広告をクリックしなければ画面から移動できない「行き止まり」の画面に配置すること。

広告枠の価値
パブリッシャーのコンテンツを含まない画面における Google が配信する広告の扱い

次のような画面には、Google が配信する広告を配置できません。

• パブリッシャーのコンテンツが含まれていない、または有用性の低いコンテンツを含んでいる

• 作成中である

• アラート、ナビゲーション、その他の操作を目的として使用されている

コンテキスト外広告

Google が配信する広告に関して、以下のような行為は許可されていません。

• バックグラウンドで実行されるアプリやウェブページに配置すること

• 画面外に表示すること

• 広告をホストしている画面以外の場所にユーザーの注意が逸れると予測されるタイミングで配信すること。

広告が関連付けられているパブリッシャーのコンテンツをユーザーに明確に示す必要があります。

コンテンツが複製された画面における Google が配信する広告の扱い

次のような画面には、Google が配信する広告を配置できません。

• コメントの追加やキュレーション、またはコンテンツへの価値の追加を行うことなく、他のパブリッシャーのコンテンツが埋め込みまたはコピーされている。

また、知的財産権に関するポリシーにも準拠する必要があります。

パブリッシャーのコンテンツよりも広告や有料の宣伝用資料の方が多い

次のような画面には、Google が配信する広告を配置できません。

• パブリッシャーのコンテンツよりも広告や有料の宣伝用資料の方が多い。

サポートされていない言語

次のようなコンテンツは許可されません。

• サポートされている言語に含まれない言語が主体となっている。

プライバシーに関するポリシー
パーソナライズド広告
Google のプラットフォーム サービスや Google 広告コードを使用し、以下の情報に基づいてパーソナライズド広告の選択やターゲット設定を行うこと、あるいは Cookie リストなどのユーザーデータの収集や利用を行うことは許可されていません。

• 13 歳未満であることが判明しているユーザーによる過去または現在の行動

• 13 歳未満の子供を対象としたサイトやアプリ(またはサイトやアプリの一部)でのユーザーの過去または現在の行動

• アダルト、ギャンブル、政府機関のサイトやアプリでのユーザーの過去または現在の行動

• 次のような機密情報、または機密であると推定される情報(以下の情報に限定されません):

○ 健康状態または病歴に関する情報(健康に関連した特定のユーザー グループを対象とするサイトやアプリで取得されたものなど)

○ 個人に関する厳しい経済状況やその他の詳細情報(低い信用格付けや高額の借金など)

○ 人種または民族に関する情報(同意を得たうえでユーザーから人種や民族に関する情報を収集するサイトやアプリで取得されたものなど)

○ 信仰または宗教的な思想に関する情報(同意を得たうえでユーザーから宗教や信仰に関する情報を収集するサイトやアプリで取得されたものなど)

○ 犯罪または犯罪の疑いに関する情報(ユーザーに犯罪歴があることを示す情報など)

○ 政治的思想に関する情報(ユーザーの政治的見解や政治的イデオロギーを示す情報など)

○ 労働組合への加入状況に関する情報(労働組合のサイトやアプリへのアクセス情報など)

○ 性行動または性的指向に関する情報(特定のサイトへのアクセスから推測されるユーザーの性的指向など)。

米国およびカナダでは、次のカテゴリに属する商品およびサービスの広告で、性別、年齢、子供の有無、配偶者の有無、郵便番号に基づいてターゲット設定することはできません。

• 住宅(販売または賃貸用の住宅情報の掲載、不動産サービスなど)。

• 雇用(求人広告、人材募集サイト、求人情報サイトなど)。 事前に規定された一部の米国政府機関の広告主様が求人情報を宣伝する場合は、特定の条件下で、限定的なオーディエンスをターゲットに設定することが許可されます。 ただし、認められるのは、政府機関の職業の BFOQ(bona fide occupational qualification: 真正な職業要件)に基づくターゲティングのみです。BFOQ は米国の法律により、「その職業の通常の業務を遂行するために合理的に必要な要件」と定義されています。

• クレジットに関連するサービス(銀行関連の商品およびサービス、特定の財務プランニングおよびマネジメント サービス)。

クレジット カード、ローン、銀行預金口座、当座預金口座、債務整理のための商品ないしサービス。

Google のプラットフォーム サービスまたは Google 広告コードを使用してパーソナライズド広告を掲載する場合は、次の条件を満たしている必要があります。

• Cookie リストなど、ユーザーデータを使用するために必要なすべての権利を有していること。

• 広告に通知を付けて(「AdChoices」アイコンを使用するなど)、インタレスト ベースの広告である旨を明示すること。

• 適用されるインターネット広告業界のガイドライン(Digital Advertising Alliance のオンライン行動ターゲティング広告に関する自主規制の原則、IAB Europe のオンライン行動ターゲティング広告に関する EU フレームワークなど)に、すべての当事者が遵守すること。

プライバシーの開示
パブリッシャー様には次の要件を満たしていただく必要があります。

• Google のサービスを利用することで、サイト、アプリ、メールマガジンなどのプロパティで、データの収集、共有、利用について明確に開示するプライバシー ポリシーを掲載し、それに準拠すること。ウェブサイトに広告を掲載することによって、第三者がユーザーのブラウザに Cookie を保存したり、ウェブビーコンを使用したりして情報を収集する可能性があることについて、プライバシー ポリシーで明示すること。Google によるデータの使用に関する開示義務を履行するには、Google のサービスを使用するサイトやアプリから収集した情報の Google による使用ページへのリンクを目立たせて表示することもできます。

Google ドメイン上の Cookie
パブリッシャー様には次の要件を満たしていただく必要があります。

• Google のドメインに Cookie を設定したり、Google のドメインに設定された Cookie を変更、傍受、削除したりしないこと。

ユーザーの識別
パブリッシャー様には次の要件を満たしていただく必要があります。

• Google サービスの使用に伴い、サイトやアプリ、メールマガジン、その他のプロパティで行われるあらゆるデータの収集、共有、使用について、明確に開示する(これには、Cookie、ウェブビーコン、IP アドレス、その他の識別子の使用など、使用される技術に関する情報も含まれます)。 これは、あらゆるプラットフォーム、サーフェス、プロパティ(例: ウェブ、アプリ、コネクテッド テレビ、ゲーム機、メール)におけるデータの収集、共有、使用に適用されます。 Google によるデータの使用に関する開示義務を履行するには、Google のサービスを使用するサイトやアプリから収集した情報の Google による使用ページへのリンクを目立たせて表示することもできます。また、Google サービスの使用に伴うデータのその他の使用についても明確に開示する必要があります。

• Google が個人を特定できる情報として使用もしくは認識し得る情報、または特定のデバイスを永続的に特定できる情報(携帯電話に固有のデバイス識別子でリセットできないものなど)を Google データに送信しないこと。

• ユーザーへ明確に通知し、ユーザーから事前の同意(オプトイン)を得た場合を除き、Google のサービスを使用することで、個人を特定したり、個人の特定につながらない情報として収集したデータを個人の特定が可能な情報と統合しないこと。ユーザーの同意の有無にかかわらず、Google レポートの集計データから個人のデータを導き出すことはできません。詳しくは、ユーザーの特定に関するポリシーに準拠するためのガイドをご覧ください。

• EU ユーザーの同意ポリシーに準拠してください。

デバイスと位置情報の使用
パブリッシャー様が、エンドユーザーの正確な位置を特定または推測できる情報(GPS、Wi-Fi、基地局のデータなど)を収集、処理、または開示する場合

パブリッシャー様には次の要件を満たしていただく必要があります。

• インタースティシャルまたはジャストインタイム通知を通じて、データの用途(広告のパーソナライズ、分析、アトリビューションなど)とデータをパートナーと共有する可能性についてユーザーに開示すること。

• このような情報を収集、処理、または開示する前に、エンドユーザーから明確な同意(オプトイン)を得ること。

• そのような情報を暗号化された状態で、または暗号化されたチャネルを介して Google に送信すること。

• そのような情報の収集、処理、または開示について、該当するすべてのプライバシー ポリシーで開示すること。

児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)
COPPA が適用されるアプリ、サイトまたはサイトの一部で Google の広告サービスを使用する場合は、次の要件を満たす必要があります。

• Google Search Console を使用して、COPPA が適用されるサイトまたはサイトの一部を Google に通知するか、AdMob SDK を使って広告リクエストにタグを設定するか、サイト、アプリ、または広告リクエストに子供向け取り扱いタグを設定する。

• インタレストベース広告(リマーケティングを含む)では、次をターゲットに設定しないこと。

○ 13 歳未満であることが判明しているユーザーによる過去または現在の行動

○ 13 歳未満のユーザー向けのサイトにおける過去または現在の行動。

要件とその他の基準
Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー
以下の行為は禁止されています。

• Google ウェブ検索のスパムに関するポリシーに違反する画面に Google が配信する広告を配置する。

不正なコンテンツ
以下の行為は禁止されています。

• 不正なコンテンツを含む画面に Google が配信する広告を配置すること。

マルウェアや望ましくないソフトウェア
以下の行為は禁止されています。

• パソコン、デバイス、ネットワークに害を及ぼしたり、不正にアクセスしたりする恐れのある、悪意のあるソフトウェア(「マルウェア」)が含まれる画面に、Google が配信する広告を配置すること。

例: コンピュータ ウイルス、ランサムウェア、ワーム、トロイの木馬、ルートキット、キーロガー、ダイヤラー(接続ソフト)、スパイウェア、偽装セキュリティ ソフトウェア、その他の不正なプログラムやアプリ

• Google の望ましくないソフトウェアのポリシーに違反する画面に、Google が配信する広告を配置すること。

ソフトウェアが提供する機能やソフトウェアのインストールによって見込まれるあらゆる影響について明確な説明がない、利用規約やエンドユーザー使用許諾契約が含まれていない、ユーザーに知らせていないソフトウェアやアプリケーションをバンドル(同梱)している、ユーザーの同意なくシステムに変更を加えている、ユーザーによるソフトウェアの無効化やアンインストールを難しくしている、公開されている Google API を Google のサービスやプロダクトとの通信に適切に使用していない

Better Ads Standards
以下の行為は禁止されています。

• Better Ads Standards に準拠していない画面に Google が配信する広告を配置する。許可されていない広告エクスペリエンスの種類に関して詳しくは、Coalition for Better Ads のウェブサイトをご覧ください。

認定された広告枠
以下の行為は禁止されています。

• ads.txt ファイルには広告枠の認定販売者として記載されていないが、その ads.txt ファイルが使用されているドメインに Google が配信する広告を表示する。

シンジケーション パートナーの場合、親は子に、親を子広告枠の認定販売者とする ads.txt ファイルを子ドメインに速やかに追加するよう促す必要があります。

規制の遵守
Google には、米国財務省外国資産管理局(OFAC)または米国商務省産業安全保障局により課せられる制裁措置と輸出規制、およびその他の適用される制裁措置を遵守する義務があります。そのため、次の国および地域のパブリッシャー様は、パブリッシャー向け Google サービスをご利用いただけません。

• クリミア

• キューバ

• 「ドネツク人民共和国」(自称)および「ルハンスク人民共和国」(自称)

• イラン

• 北朝鮮

• シリア

また、上記の制裁対象の国や地域に所在する当事者に資するために、またはその代理として、パブリッシャー向け Google サービスを利用することはできません。

さらに、適用される貿易制裁および輸出規制法による規制を受けている法人または個人は、パブリッシャー向け Google サービスを利用できません。そうした規制が課されている法人または個人が所有または管理する、またはそれらの代理として活動する法人または個人も、パブリッシャー向け Google サービスを利用できません。

パブリッシャー様は、OFAC 規制を含む、適用される制裁および輸出規制を遵守すること、および、これらの規制への Google の違反の原因とならないことに同意する必要があります。規制対象の法人または個人に資するために、あるいはそれらの代理人としてパブリッシャー向け Google サービスを使用することはできません。制裁対象の国および地域に所在する法人または個人に資するために、あるいはそれらの代理人としてパブリッシャー向け Google サービスを使用することはできません。

1-2. プライバシー技術の進歩に対応する必要性

プライバシー技術の進歩に対応した内容が中心となっていました。

デバイス上の処理、高信頼実行環境、秘匿マルチパーティ計算などの新しい技術への対応が含まれています。

  • 一番関係があるのは、データ収集と使用についての開示義務が強化されること。
    サイトでCookieウェブビーコンIPアドレスなどのデータを取得している場合、プライバシーポリシーで技術的な詳細をより丁寧に説明する必要があるようです(データ収集の内容や目的、保管期間など)
  • 位置情報の取り扱いについても、かなり厳格な規定が設けられています。
    GPSWi-Fiのデータを使用する際は、利用者への説明と同意取得が必須となりました。
    さらに、これらの情報は必ず暗号化して送信しなければならないとのことです。
  • また、特に注目したのは、広告配信の場所が従来のウェブサイトやアプリだけでなく、コネクテッドテレビやゲーム機にまで広がっているという点です。
    それぞれの媒体に適した形での広告表示とプライバシー保護が求められます。
プライバシー技術の進歩に対応する必要性

実際の適用までに約2ヶ月ありますが、特にデータ収集と使用についての開示義務について、必要な対応を早めに進めていこうと思います。

2. AdSenseとAnalyticsを使っている場合

たとえば、AdSenseとAnalyticsのみを使用している場合でも、目的やデータ収集方法などを具体的に説明する必要が出てきます。

2-1. 目的の説明

サイトでデータを収集・利用する目的は、

  • ウェブサイトの利用状況を分析してサービスを改善するため
  • ユーザーの興味・関心に合わせた広告を表示するため
  • 統計データの作成

当サイトでは、サービスの品質向上とより良い広告配信のため、下記の方法でデータを収集しています。

2-2. 収集するデータ

具体的な収集方法と収集する情報については、

  • Google Analyticsを使用して、アクセス情報を収集していること
  • Google AdSenseを使用して、広告表示のための情報を収集していること
  • これらのサービスはCookieを使用していること
  • IPアドレス、ブラウザの種類、アクセス日時などの技術的な情報を取得していること
  1. アクセス分析について
    当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Google Analytics」を使用しています。Google Analyticsは、トラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
  2. 広告について
    当サイトでは、第三者配信の広告サービス「Google AdSense」を利用しています。このサービスは、ユーザーの興味に応じた広告を表示するため、Cookieを使用しています。
  3. 収集される情報
    上記のサービスを通じて、以下の情報が収集される場合があります:
    ・アクセス日時
    ・ブラウザの種類
    ・使用された言語
    ・IPアドレス
    ・参照元ページ
    ・閲覧したページ

2-3. ユーザーの選択肢

ユーザーの選択肢も説明しておきます。

  • ブラウザの設定でCookieを無効にできること
  • Google広告設定で、パーソナライズド広告をオフにできること
  • Google Analyticsのオプトアウトの方法
  1. ユーザーの選択について
    ・ブラウザの設定により、Cookieの受け入れを拒否することができます
    ・Googleのアドセッティングページ(https://www.google.com/settings/ads)で、パーソナライズド広告を無効にすることができます
    ・Google Analyticsのデータ収集を無効にしたい場合は、Google Analytics オプトアウト アドオン(https://tools.google.com/dlpage/gaoptout)をご利用ください

2-4. データ管理について

  • データ収集はGoogleのプライバシーポリシーに従って行われること
  • 問い合わせ先の情報
  • プライバシーポリシーの更新日
  1. データ管理について
    収集したデータは、Googleのプライバシーポリシーに基づいて管理されます。詳しくは以下をご覧ください:
    ・Google プライバシーポリシー(https://policies.google.com/privacy)
    ・AdSense プライバシーポリシー(https://policies.google.com/technologies/ads)
  2. お問い合わせ
    プライバシーポリシーに関するお問い合わせは、[お問い合わせフォーム]よりご連絡ください。
  3. プライバシーポリシーの変更について
    本ポリシーの内容は、法令変更などを踏まえて適宜変更される可能性があります。変更があった場合、サイト上でお知らせします。

最終更新日:[更新日を記入]

こちらもどうぞ。
「クッキーに同意する」とどんな問題があるの?
「クッキーに同意する」とどんな問題があるの?
先日、ブログを開いたら「クッキーに同意する」という表示がありました。そのまま閲覧を続けていたのですが、ということは「同意」したことになりますよね。 特に問題はないでしょうか? 最近、あちこちでクッキーに同意するかが表示されますが、そんなに気にしなくてよいものでしょうか?「クッキーに同意」というのが、そもそも何に同意しているのか分からなくて、なんか不安になりますよね。 これは、基本的には「法律上の義務で確認している」ものです。主にネット広告の情報分析で利用されますが、最近のスマ...

「同意」するのが心配(利用規約やプライバシーポリシーの場合)
「同意」するのが心配(利用規約やプライバシーポリシーの場合)
アプリやサービスを利用するには、サービス内のルールに従う必要があります。これが「利用規約」です。いわば「入り口」にルールが書かれているようなもので、例えば、「不正にアクセスしてサービスを破壊するような行為は禁止です」などのようなことも書かれています。「ルールを守ってサービスを利用します」という意味なんだね。そもそも、自分がなんのサービスを利用しているのかも知っておく必要がありますね。YouTube動画でも話しています。利用規約やプライバシーポリシーiPhoneの「設定」に通知...

Google広告から「Important updates」というメールが届いた
Google広告から「Important updates」というメールが届いた
Googleから、2024年にアメリカの複数の州でプライバシー保護が強化されることに伴い、広告ターゲティングの制限に対応するという通知メールが届きました。ユーザーの同意なしに個人情報を使った広告ターゲティングが制限されるため、個人ごとにパーソナライズする広告は配信が制限されます。今後は、個人情報を直接使わずに、興味関心が似たユーザーをグループ化し、そのグループに最適化された広告を配信する手法などが重要になってきます。個人に合わない広告しか出てこないのも厄介なのに……「Impo...
QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。

「Google プラットフォーム プログラム ポリシーの更新について」のメールが届いた(2024年12月)
【スポンサーリンク】
タイトルとURLをコピーしました