- ウイルスバスターの「フォルダシールド」機能は、ランサムウェアからファイルを保護する機能です。
- 初期設定では「ドキュメント」「ピクチャ」「OneDrive」などの重要フォルダが保護対象となっています。
- 不審な変更を検知した際は自動的にバックアップを作成し、ファイルの暗号化をブロックして復元することができます。
1. 「データをランサムウェアから保護」というメッセージ
ウイルスバスターを使っていたら、「データをランサムウェアから保護」というメッセージが出てきました。
「初期設定の保護を使用」でも問題ないのでしょうか？
赤のボタンではないので、なんか心配な気がします。
このメッセージは、ウイルスバスタークラウドのランサムウェア対策機能を紹介するものです。
特に、個人的なファイルを入れているフォルダで保護しないものがなかったり、わからない場合はそのままの設定でも問題ありません。
初期設定でも「ドキュメント」「ピクチャ」「OneDrive」は保護対象になっているからです。
メッセージを閉じた後に、自分でフォルダを追加したい場合には、ウイルスバスター クラウドの設定画面の「フォルダシールド」から設定すればよいです。
ほかに「デスクトップ」や「ダウンロード」なども追加しておいてもよいと思います。
2. 「フォルダシールド」はランサムウェア対策
「ランサムウェアから保護」という機能は、保護対象のフォルダ内のファイルに不審な変更・削除がないかを監視する機能です。
特に、同時に大量に変更があったときに検知します。
事前にファイルのバックアップを作成し、不審な動きを検知した場合には、ランサムウェアがファイルを暗号化しようとするのをブロックします。
もし、ランサムウェアにファイルを改ざん・削除された場合でも、バックアップから元の状態に復元することができます。
ウイルスバスターにフォルダを監視する特別な力があるのは、「カーネルモード」で動作するプログラムだからです。
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