「ユニバーサル・デザイン」とは、どの年齢層や障害のある人でも、できるだけ自分で行動できるように設計することです。例えば、パソコン・スマホでは、字体の視認性を高める工夫や、絵柄の色使いを色覚障害の人を考慮して選ぶことなどがあります。
現代の設計では、基本的な考え方になっています。
このような設計は、特定の障害を持つ人だけでなく、そうでない人にとっても、使いやすさにつながっています。
Universal Design
「Universal Deisign」は、「全般的な設計」を意味し、社会のすべての構成員が参加できるように、製品や建物、公共空間などを設計していくことを指します。
車椅子の方向けに駅の構内にエレベーターが増えたけど、おかげでベビーカーの人も移動しやすくなったね。
スマホでも、小さなボタンをなくしたり、少しでもわかりやすいデザインが工夫されています。
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「アクセシビリティ」とは?
「アクセシビリティ」とは、誰でも簡単に使えるようにすることです。パソコンやスマートフォンなどでは、誰でも快適に使えるようにするための機能です。例えば、障害を持つ人や高齢者の方々にとって使いやすくするように、文字の大きさを変えたり、音声で読み上げたり、画面の色を変えたりできる設定があります。
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