- iPhoneには「触覚タッチ」という押し込むような操作があります。
- これは以前の「3Dタッチ」が簡略化されたもので、軽い長押しに近い操作です。
- 触覚タッチは通常のロングタッチより速く指を離す必要があり、よく使う操作のショートカットとして機能します。
1. 「触覚タッチ」は軽い長押し
iPhoneには、あまり知られていない「押し込む」ような操作(触覚タッチ)があります。
「触覚タッチ」のコツは、「少し長く押して、ちゃんと離す」ことです。
例えば、
ロック画面のカメラやライトのボタンも、この触覚タッチになっています。
誤作動防止のため、少し押し込む必要があるのです。
1-1. 3Dタッチが「退化」したもの
iPhone 6s〜iPhone X までは「3Dタッチ」という機能がありました。
しかし、iPhone 11以降は、「触覚タッチ(ハプティック・タッチ)」と改められています。
2つのタッチ操作は、内部センサーの動作原理に違いはあります。
しかし、概ね似た操作感と言えます。
これは iPhoneには珍しい「退化」と言えます。
3Dタッチで必要なセンサー類は高価だったのですが、その割に機能の利用頻度は低いままでした。
そのため、よりシンプルな「触覚タッチ」に置き換えられました。
2. 短いロングタッチ
「触覚タッチ」は、触覚フィードバックがあるまで「少しロングタッチ」する操作です。
感覚的には「押し込む」に近いですが、実際には「少し長く触れている」ことで反応しています。
ですので、ロングタッチよりは速く指を離す必要があります。
このときに指先の弾力やスマホからの微小な振動のために、「ボタンを押し込んだ」ような感覚があります。
また、機能面でも違いがあります。
「ロングタッチ」が多彩なメニューを表示するのに比べて、「触覚タッチ」は よく使う操作のショートカットになっていることが多いです。
ジーっと押す「ロングタッチ」に比べて、「よいしょっ」という感じですね。
こちらもどうぞ。
らくらくスマートフォンなのにタッチ操作しにくい現象
スマートフォンにしたんだけど全然反応しなくて使いにくいよー……「高齢者だからこういう方がいいだろう」という「決めつけ」で、困っている姿に考えさせられます。そんな一つが、「らくらくタッチ」。「らくらくタッチ」は「オン・オフ」の設定が選べます。そういう意味では「押し付け」ではないのですが、使う人がその方法を知らないと、結局合わないものでも我慢しつつ使うことになってしまいます。ですので、使い方をちょっと理解してみましょう。そもそもらくらくタッチは「タッチしにくく」するものドコモのシ...
iPhoneのスクリーンショットに位置情報は記録されるの? 【写真の位置情報の意味】
iPhoneの操作を画面を撮影したスクリーンショット画像に、位置情報は記録されていますか?スマートフォンで写真を撮影するときに、位置情報を記録されないように設定していても、スクリーンショットは大丈夫なのかな、と思いますよね。スクリーンショットには、位置情報は記録されません。ご安心ください。写真に位置情報を記録するのはグループ化のためそもそも写真の位置情報を記録する機能は、何のためにあるのでしょう?プライバシーが漏れてしまう危険性があるので、目の敵にされる写真の位置情報ですが、...
はじめて触るスマートフォンの4つのヒント
スマートフォンに変えてみたいけれど、なんか不安なんだよねー教室では、スマートフォンを買う前に相談に来られる方もいます。まずはタッチ操作と「アプリ」について、なんとなく心づもりができればOKです。今回は、はじめてスマートフォンに触れる人のための授業メモです。使うときはロックを解除するそれでは、電源を入れてみましょう。電源ボタンは画面の縁についています。電源ボタンを押して、すぐに出てくる画面は「ロック画面」といいます。画面上で指をスライドすることで、ロックを解除します。ロックスマ...
QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。