「Twitterアカウント540万件の漏洩情報をハッカーが配布」というニュース記事を見かけました。
自分が該当している可能性はどれほどなのでしょうか?
計算すると、約 2%〜 8% 程度と考えられます。
けっして少なくはありませんが、全員分が流出したわけではありません。
まずは便乗した詐偽メールなどが心配です。
メールのリンクから安易にパスワードを入力しないように気をつけましょう。
ところで、最近(2022年11月)のニュース記事だけど、よく読むと情報流出自体は2022年8月に既報だったんだね。
イーロン・マスク氏が買収したTwitterへのネガティブキャンペーンなのかな?
1. 世界のTwitterアカウント
現在、Twitterアカウントは、世界中で 約3億3,300万と言われています(アクティブユーザー数)。
もちろん「540万件」は確認された範囲なので、実際の情報流出はもっと多い可能性(1700万件)も指摘されています。
またセキュリティ研究者 Chad Loder氏のMastodon投稿によれば、この540万件とは全く別のデータからなるアカウント情報漏洩も確認されており、おそらくは別の何者かが同じ脆弱性を悪用して取得したデータと考えられています。
こちらの件数や規模については、BleepingComputerは情報筋から1700万件超との数字を得ているものの、確認できていないとのこと。
Twitterアカウント540万件の漏洩情報をハッカーが配布。電話番号やメールから匿名アカウント特定のおそれ | テクノエッジ TechnoEdge
これらを考慮すると、今のところアカウント全体の「2%〜8%」になると見積もることができます。
かなり大きな数字ですが、すぐに自分が該当するわけではないことがわかります。
2. 便乗詐欺メールに注意
自分のアカウントのメールアドレス・電話番号が流出していた場合には、個別にTwitterから連絡があるようです。
ただし、こういうニュースのあとには、便乗した詐偽行為も増えます。
「Twitterアカウントの確認の必要がある」などと書かれたメッセージが送られてきても、偽物かもしれません。
メッセージのリンクから、自分のパスワードなどを入力しないように気をつけましょう。
こういうことがあるから、なるべく個人情報を登録したくないんだよね。
2段階認証など、セキュリティ上は電話番号を利用しているので、どっちを取るか難しいですね。
こちらもどうぞ。
https://www.techno-edge.net/article/2022/11/29/557.html