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Trelloで企業から情報漏洩? 【クラウドデータの公開範囲】

インターネット小話

内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が、タスク管理アプリ「Trello」での情報漏洩について注意喚起しています。

これはTrelloサービスの問題ではなく、利用者がデータ公開範囲を間違って設定していた問題でした。いちど確認してみましょう。

Trelloはたまに使っているので、急いで確認してみました💦

初期設定のままでも「非公開」なので、大丈夫な場合が多いと思います。

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Trelloの公開範囲はすぐに確認できる

ボード名の横に「公開範囲」が表示されているので、すぐに確認できます。

Trelloの公開範囲を確認する

Trelloは、「することリスト」を共有するためのクラウドサービスです。

通常は、公開範囲をチーム内にして利用すれば大丈夫ですが、よく確認せず「公開」していると、仕事上の情報が外部から閲覧できてしまいます。

クラウドサービスは、公開範囲を正しく設定して使いましょう。

チーム
チームのすべてのメンバーがこのボードを閲覧および編集できます。

公開
インターネットに接続(Google を含む)しているすべての人がこのボードを閲覧できます。ボードメンバーのみが編集できます。

Google検索にも巡回されてしまうのが、強烈です……。

ボードの初期設定では「非公開」

ちなみに初期設定は「非公開」になっていて、公開に変更しようとすると「誰でも閲覧でき、Google検索にも表示されるがよいか?」と警告が出ます。

また、タスク管理ツールは個人情報を保管する場所ではありません。

「ボードを公開して、ファンとイベント一緒にイベントを作り上げる」なんて使い方も想定できるので、「公開」機能に問題があったとも一概に言えません。

利用者がきちんと機能を理解して使う必要があります。

無料プランで組織外の人とやり取りするために、「公開」にしたんですかねー?

Trelloからログアウトされていた

ちなみに確認のためにTrelloのボードにアクセスしたら、ログアウトされていました。

Trello:ボードが見つかりません

ボードが見つかりません

このボードは非公開のようです。ボードの設定によっては、ログインすると閲覧できる可能性があります。

「ログイン」からパスワードを入力すると、ちゃんと表示できました。

久しぶりに見に行ったからかもしれませんが、報道もあって、いったん全アカウントをログアウトしたのかな?

現在アトラシアンでは、問題が発生しているボードのプライバシー設定を確認するなど、ユーザーが意図しない情報の漏洩を止めるため、ユーザーのサポートに尽力しております。

Trelloの公開ボードについて2021年4月06日
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