巷でよく見かけるQRコードの使い方をしっかり学んでみましょう。
※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
LINEアプリが便利
QRコードを読み込むのには専用のアプリが必要なのか?
答えは「はい」でもあり、「いいえ」でもあります。というのも、多くの皆さんのスマートフォンに入っている「LINE」アプリがあれば、QRコードは読み込むことができるからです。


以前はQRコードを読み込むためには、専用のアプリをインストールする必要がありました。
しかし、今ではほとんどの人がインストールしてある「LINE」アプリで読み取るできるようになりました。


わざわざアプリをインストールするところから説明する必要がなくなったので、便利になりましたね
QRコードを読み取る手順
ということで、さっそくQRコードを読み取ってみましょう。


さくさく行きますよー


- LINEアプリを立ち上げて、「ホーム」から「QRコード」を立ち上げます。
- QRコードが枠の中に収まるようにカメラを向けます
- 読み取れました!
LINEアプリの「QRコードリーダー」のボタンに気づけば、あとはあっという間ですね。
逆に自分の「友だち登録用」のQRコードを見せるには?


- LINEアプリを立ち上げて、「ホーム」から「QRコード」を立ち上げるまでは一緒です。
- 「マイQRコード」をタッチします
- QRコードが表示されるので、相手のスマホで読み取ってもらいます
QRコードリーダーのアイコン
ちなみにこのQRコードのアイコンは、「カメラの枠の中にコードを収めている図」を図案にしたものです。


LINE以外のQRコードもスキャンできます
LINEアプリのQRコードリーダーの面白いところは、LINEの友だち登録やLINE PayのQRコード決済だけでなく、ほかのQRコードも読み取ることができることです。


へぇー、LINEだけじゃないだね


LINE以外のコードを読み込んだ場合は、青い文字(リンク)と「リンクを開く」ボタンが画面上に表示されます。
リンクを開くと、リンク先のウェブページが表示こされます。
リンクアドレスによってはPayPayやZoomなど対応するアプリが開き、操作をすることができます。


間違ったQRコードを読み込んだだけでは、勝手にお金を支払われたりはしないのでご安心下さいね
QRコードのしくみ
ここでQRコードのしくみを少し確認してみましょう。


QRコードはバーコードが発展したもので、「二次元バーコード」とも呼ばれます。


「二次元バーコード」の方が一般名で、覚えやすい「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です
まず、これまでのバーコードですが、バーコードは何桁かの数字を表しているものです。それだけでは「ただの数字の羅列」ですが、商品番号を登録したレジスターで読み込むと、商品の名前や価格がわかる、というしくみです。
QRコードも同様です。QRコード自体には何か機能があるわけではなく、ただの文字列にすぎません。読み込んだスマートフォンがQRコードの文字列を「解釈」して、アプリを処理をします。
「アプリリンク」というしくみ


多くのQRコードは「URL」というインターネットのアドレスの形式になっています。URLを読み込んだ場合は、そのウェブページを開きます。
しかし、スマートフォンには「アプリリンク」というしくみがあります。そのURLに対応するアプリがあると、アプリ選択画面から選ぶことができるのです。この「アプリリンク」によってインターネットの代わりに、LINEで「友だち登録」をしたり、「QRコード決済」ができたりするのです。


もし、対応するアプリがなければどうなるかというと、対応するアプリのウェブサイトを表示するだけで、特に処理は進みません。例えば、QR決済の「PayPay」の支払いリンクをスキャンした場合は、アプリがなければサービス紹介のページが表示されます。


基本システムであるAndroidがURLを見て、自動的にアプリを判断してくれます
まとめ:LINEアプリがあればQRコードはバッチリ
LINEアプリがあれば、どんなQRでも「読み込め」ます。アプリに対応したQRコードは、そのアプリを事前にインストールしていなければ、勝手に処理が進んだりはしません。
QRコードを使えば、LINEの友だち登録をしたり、支払いをしたり、という操作がスムーズにできます。ぜひ、慣れておきましょう。
やってみよう
最近は、いろんなところでQRコードを見かけます。
下の画像のQRコードは、このページのQRコードです。




傾いていても大丈夫。全体が入るように少し遠めに写すのがコツ!
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