BitLocker

BitLocker暗号化されたパーティションをコマンドで解除する(manage-bde) Windows

BitLocker暗号化されたパーティションをコマンドで解除する(manage-bde)

BitLockerで暗号化されたパーティションにWindowsを直接インストールできません。まずmanage-bde -unlockコマンドで一時的にロックを解除し、次にmanage-bde -offコマンドで暗号化を完全に無効化します。無効化処理には時間がかかり、500GBのSSDの場合は約25分必要です。暗号化されたパーティションには直接インストールできないWindowsを初期化してインストールしようとしたら、「暗号化されたパーティションには直接インストールできない」とい...
完全に抹消したドライブからファイルは復元できるの?(メタデータカービングとゼロクリア) Windows

完全に抹消したドライブからファイルは復元できるの?(メタデータカービングとゼロクリア)

完全に削除したファイルでも、データの痕跡が残っていれば復元できる可能性はあります。ただし、データを0で上書きしてあれば、現実的な復元は極めて困難です。また、BitLocker暗号化を使えば、残るデータは復号キーなしでは読み取れません。後からファイルを復元できるのは、ファイルシステムの仕組みを知らずに削除したつもりになっていた場合ということです。完全に削除されたファイルが復元できる?たまに刑事ドラマなどで「削除されたファイルが復元できた」という話があります。パソコン内のファイル...
iOSのUSB制限モードの脆弱性とリスクの評価(iOS 18.3.1のアップデート) iPhone

iOSのUSB制限モードの脆弱性とリスクの評価(iOS 18.3.1のアップデート)

ロックされたiPhoneからUSB接続でデータを取り出せることがある脆弱性が見つかりました。この問題は、iOS 18.3.1のセキュリティ・アップデートで修正されました。物理的なUSB接続での不具合なので、不特定多数への攻撃では悪用しにくいと考えられますが、早めのアップデートが推奨されます。セキュリティのニュースはたくさんあるけど、結局こまめなアップデートと日ごろの注意が一番大事なんだね。YouTube動画でも話しています。iOSのアップデートをしないと危険?iOS 18.3...
Windows 11に対応していない中古パソコンに注意(システム要件とセキュリティ) いろんな周辺機器

Windows 11に対応していない中古パソコンに注意(システム要件とセキュリティ)

「譲渡」や「〜認定整備品」などという名目で、古いパソコンにWindows 11を入れたものが「再生品」として販売されていることがあります。しかし、Windows 11には従来より厳しいシステム要件があり、特にTPM 2.0チップの搭載が必須となっています。古いパソコンに最新のWindowsを導入しただけの再生品は、性能不足やセキュリティリスクがあります。中古パソコンは不適切な販売もリアル・ネット上で少なくないため、初心者はまずは信頼できる実店舗で新品を購入するのがオススメです...
Windowsの「Recall」機能とプライバシー(Copilot+ PC) AIの話題

Windowsの「Recall」機能とプライバシー(Copilot+ PC)

Microsoftは、Windows 11の新機能「Recall」をCopilot+ PC向けに発表しました。Recallは、AIを使ってPC上の作業画面を記録し、後から簡単に検索・再開できる機能です。データはローカルで処理・保存され、暗号化されますが、まだセキュリティ・プライバシーの懸念が払拭できていません。YouTube動画でも話していますWindows 11の新機能「Recall」2024年5月、Microsoftは 「Copilot+ PC」と呼ばれる新しいタイプのW...
大量のWindows PCで同時にブルースクリーンエラーになった(CrowdStrikeの更新不具合) Windows

大量のWindows PCで同時にブルースクリーンエラーになった(CrowdStrikeの更新不具合)

CrowdStrike社のセキュリティソフト更新に不具合があり、多くのWindows PCが起動不能になり、広範囲の産業に影響が出ました。セーフモードやMicrosoftが提供する修復用USBツールで、不具合の原因になっているシステムファイルを削除すると起動できるようになります。起動オプションとセーフモード一般的なWindows PCでは、電源を入れて起動画面が表示されたときに F8キーを繰り返し押すと「起動オプション」が表示され、セーフモードを選択できます。(機種によっては...
Windowsのシステムを修復しようとしたらBitLocker暗号化されていた【Dell Vostro 15-3568の事例(2)】 インターネット小話

Windowsのシステムを修復しようとしたらBitLocker暗号化されていた【Dell Vostro 15-3568の事例(2)】

起動できなくなったPCを修復するために、USBメモリの回復ドライブから起動しました。しかし、内蔵HDDが暗号化されていてアクセスできません。タブレットからMicrosoftアカウントにアクセスして「回復キー」を見つけると、やっと修復作業に取り掛かることができました。最近のパソコンのデータ保護は強固なんだね。もし、MicrosoftアカウントのID・パスワードを控えてなかったら、手も足も出ないところだったんだ。◆ 前回はこちら。内蔵HDDがBitLocker暗号化保護されている...