【スポンサーリンク】

Claudeの予期せぬ容量制限(unexpected capacity constraints)

Claudeの予期せぬ容量制限(unexpected capacity constraints)
閲覧中のユーザー数
(閲覧中のユーザー:4)
  • Claudeの使用中に「予期せぬ容量制限」によるエラーが発生しました。
  • ただ、「新しいチャット」を開き直すと通常通り回答が表示されました。
Claudeの予期せぬ容量制限(unexpected capacity constraints)

あまり頻繁に起こるようなら、サーバの処理能力が足りなくなってきているの可能性があります。
AIサービスの利用増加に対応する処理能力を確保するには有料プランの値上げが必要で、そういう兆候なのかもしれません。

\記事が役に立ったらシェアしてね/
【スポンサーリンク】

1. 「Due to unexpected capacity costraints,」

Claude 3.5 Sonnetを使っていたら、「Contemplating, stand by..(熟考中)」という表示が出て、エラーになってしまいました。

「Due to unexpected capacity costraints,」

Due to unexpected capacity costraints, Claude is unable to respond your message. Please try again soon.

(予期せぬ容量制限のため、Claude はあなたのメッセージに応答できません。しばらくしてからもう一度お試しください。)

2. 「新しいチャット」を開き直す

何度か、同じプロンプト画面から送信してもエラーになるので、いったんトップページから送信し直してみました。

「新しいチャット」を開き直す

すると、同じプロンプトでも回答が返ってきました。

このエラーは、同時アクセスユーザー数が多く、サーバーの負荷が一時的に高くなっている状態で発生します。
しかし、それだけでなくシステムリソース(メモリやCPU等)の一時的な制限の可能性もあります。

数分待つ以外に、新しいチャットを開始したり、ブラウザを更新したりすることで改善することもあります。

「新しいチャット」を開き直す

AI活用が増えていけば、だんだん処理が追いつかなくなっていくんだろうね。
スムーズに使えるようにするには、最近、Chat GPTでも従来の月30,000円のProプランが出てきたように、その処理費用はユーザーに価格転嫁されていくのかもね。

3. 【追記】Claude 3.5 Sonnet へのリクエストでエラーが増加していた

後日、Claudeのサーバ状態(status.anthropic.com)を確認してみました1

すると、やはりClaude 3.5 Sonnet へのリクエストで増加していたエラーの調査が行われていました。

Claude 3.5 Sonnet へのリクエストでエラーが増加
解決済み – このインシデントは解決されました。
12 月 13 日 17:32 PST 更新 –

この問題について調査を続けています。
12 月 13 日 17:14 PST 調査中 –

現在、API、Claude.ai、および Anthropic Console での Claude 3.5 Sonnet へのリクエストでエラーが増加した件について調査中です。
12 月 13 日 17:05 PST

【追記】Claude 3.5 Sonnet へのリクエストでエラーが増加していた

米国時間の12月13日なので、このエラーのの翌日ということになりますね。

こちらもどうぞ。
推論によるスケーリング(OpenAI o1のChain of Thought)
推論によるスケーリング(OpenAI o1のChain of Thought)
OpenAIが発表した新しい人工知能「o1(オーワン)」は、「Chain of Thought」という推論の仕組みを使って複雑な問題を解決します。問題を小さな部分に分けて段階的に解決することで、より正確な答えを導き出すことができます。モデルサイズではなく推論時間を延長することで性能を向上させるアプローチの登場で、生成AIの世界は大きく変化する可能性があります。従来の生成AIとは違う「推論」の仕組み2024年9月12日、OpenAIは新しい人工知能「o1(オーワン)」を発表しま...

Claude 3.5のアップグレードと「computer use」
Claude 3.5のアップグレードと「computer use」
Anthropicは2024年10月にClaude 3.5 SonnetとHaikuをアップグレードし、新機能「computer use」を発表しました。一応、従来の「Claude 3.5 Sonnet(2024年6月)」も「Legacy Model」として選択肢に残っていますが、最新の「Claude 3.5 Sonnet(2024年10月)」の方が処理速度や推論能力で向上しています。「computer use」は、AIの生成結果として「コンピューター操作」を追加し、画面をフ...

GPT 4-Turboが使えるようになったので(サブスクリプションの再開)
GPT 4-Turboが使えるようになったので(サブスクリプションの再開)
Chat GPTの言語モデルがGPT 4-Turboにアップグレードしました。そこで、使い比べるために Claude Proをいったん停止して、ChatGPT Plusを再開してみました。GPT 4-Turboでは、主に処理速度やコスパが向上しています。ふーん。GPT 4-Turboで回答精度が上がったわけではないのかぁ。本当に「ターボ」ということなんだね。GPT 4 から Claude 3 Opusに移行したときほど、GPT 4-Turbo には驚きはありませんでした。個人...

生成AI はいずれ有償が当たり前になる?【サーバ費用と収益モデル】
生成AI はいずれ有償が当たり前になる?【サーバ費用と収益モデル】
ChatGPT や Bard などの対話型AI(あるいは生成AI)は、処理コストが高いです。キーワード検索と違って、チャット検索には すでに回数制限が設けられています。今後は精度の向上もさることながら、普及期になると採算性のため、そのコストをどう支払うかという問題がでてきそうです。「BardはChatGPTより軽い」意味OpenAI の ChatGPT は、2020年にリリースされたGPT-3 という言語モデルを元にしています。一方、Google の Bard は、2020年...

(補足)

  1. 2024-12-16追記
QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。

Claudeの予期せぬ容量制限(unexpected capacity constraints)
【スポンサーリンク】
タイトルとURLをコピーしました