パソコンの更新に、とても時間がかかることが増えていませんか?
どうもHDDの転送速度がネックになっているようです。
先日、マイクロソフトが2023年までにSSDに切り替えるというニュースに驚きました。新しく製造するパソコンでは、HDDは使われなくなるそうです。
確かに、パソコンが起動しなくなった、というトラブル相談を受けると、だいたい少し前(2018年ごろ)に製造されたHDDのパソコンが多いです。
タスクマネージャーで使用率を見てみると、CPUやRAMには余裕があるのに、HDDがしばらく100%のままになっていることが多いです。
Windows Updateや、ファイル検索のためのインデックス作成、セキュリティソフトのスキャン、データのバックアップやクラウド同期など、ストレージ全体をチェックする常駐プログラムが多いからです。
とくに、更新処理では前後で問題がないかチェックしたりバックアップしたり、更新プログラムのダウンロードやインストールだけでなく、エラー対策に時間がかかっているようです。
結局、途中で更新に失敗するので、本末転倒なのですが…。
単純なデータの転記に時間を取られているんですね。
SSDに換装すると、目に見えて起動が速くなります。操作を受け付けるまでの時間が短くなります。
今のパソコンは、常駐プログラムが増えたので、HDDの転送速度には適さなくなっているんですね。
これからパソコンを購入するなら、たとえ安くてもHDDの機種は避けた方がよいです。
HDDは、動画ファイルなどを作成、保存する場合に、サブドライブとして利用するのが良さそうです。
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