経験

「あのお店に行けば間違いない」というメンタル・アベイラビリティ(E-E-A-Tと選ばれるお店の共通点) ちいラボエッセイ

「あのお店に行けば間違いない」というメンタル・アベイラビリティ(E-E-A-Tと選ばれるお店の共通点)

ふだん教室運営とサイト運営の両方を考えているのですが、ふと「お店やサービスの認知もSEOも、結局のところ同じだな」と、思いました。SEOで検索順位1位を獲得するというと、ついアルゴリズムに適応することを考えてしまいます。しかし、お店づくりでもウェブサイトでも「なにかのときに一番に思い浮かぶ存在になれるか」というのは一緒なのかもしれません。本来の「権威性(Authoritativeness)」っていうのは、これなのかもね。1番最初に思い浮かぶインターネットの世界では、Webサイ...
プログラミングを経験すると不具合に対処しやすくなる(プログラミング教育のメリット) ちいラボエッセイ

プログラミングを経験すると不具合に対処しやすくなる(プログラミング教育のメリット)

コンピューターと付き合う上で、プログラミングの経験は役に立ちます。プログラムを作ってみると、バグなしで完璧に動くコードを書くのは非常に難しいことがわかるからです。 プログラムの不完全さを理解していれば、コンピューターやアプリが思い通りに動かなくても、少なくとも落ち着いて対処できます。ちょっとした見過ごしで「大惨事」だったりします。これは、プログラミング教育のもたらす重要なメリットだと思います。コンピューターは正確に動く?プログラミング教育のメリットの1つとして、プログラムを不...
「E-E-A-T」の理想と現実(情報の選別の難しさ) ニュースから考える

「E-E-A-T」の理想と現実(情報の選別の難しさ)

ざっくり言えば、「E-E-A-T」は「どこの馬の背かわからない人」よりも「一角の人物」から情報を得よう、という考え方です。しかし、それが実現しているわけではないですし、実現したから便利になるとも限りません。たとえば、自分で「聞き込み」をしたいような場合には、この選別はかえって煩わしいことがあるからです。自分に不要な情報が検索結果に出てこないでほしいけど、それが何かは見てみないことには言えないんだよね。結局、検索エンジンにしてほしい「仕事」って何なんだろう。このプロフィールって...
【雑感】文脈と記憶から生成されるもの「勇者ヒンメルならそうしたってことだよ」(Generative Pre-trained) AIの話題

【雑感】文脈と記憶から生成されるもの「勇者ヒンメルならそうしたってことだよ」(Generative Pre-trained)

ふと、フリーレンの「勇者ヒンメルならそうしたってことだよ」という台詞が、生成AIの仕組みにちょっと似ているな、と思いました。AIの特徴の一つは、無限に学習した記憶から取り出すことです。これは、誰と判別できずとも、過去の誰かの行動パターンを模倣していることに近いです。たまたまかもしれないけど、フリーレンも生成AIも同じ2023年にヒットしたのは面白いよね。生成AIの学習プロセスAIが大量のデータから学習するプロセスは、フリーレンのようなエルフが1000年以上の長い寿命を通じて蓄...