文脈

結局 Claude 3 Opus と 3.5 Sonnetのどっちを使えばいいの?(Claude 3.5 Sonnet) AIの話題

結局 Claude 3 Opus と 3.5 Sonnetのどっちを使えばいいの?(Claude 3.5 Sonnet)

Anthropicの Claude 3.5 Sonnetは、回答精度・応答速度・コスト効率が良くなりました。 日常的な質問や通常のタスクなら Claude 3.5 Sonnet でも十分なレベルになっています。 まだ、本一冊まるごと分析するなど、膨大なデータを分析するようなケースでは Claude 3 Opusが役に立つケースもあるようです。 私は Claude Pro プランで、今までは主に Claude 3 Opusで文章処理をしていました。 これからは まずは Clau...
ベイジアンフィルタとは?(ベイズの定理とスパム判定) とりあえずのメモ

ベイジアンフィルタとは?(ベイズの定理とスパム判定)

「ベイジアンフィルタ」は、条件付き確率の考え方(ベイズの定理)をもとに迷惑メールである確率を計算する、古典的な手法です。 過去のスパムメールと非スパムメールから単語の出現頻度の違いを学習して、新しく受信メール内の単語の組み合わせからスパム確率を計算するのが特徴です。 ただし、判断材料が単語の出現頻度に依存しているため、正しいメールに似せた文章だとスパムと見分けられないことがあります。 たとえば、「高額なプレゼントに当選しました!」などのような、独特のスパムメールには有効です。...
生成AIは「正解のない問題」を聞く道具(検索との違い) AIの話題

生成AIは「正解のない問題」を聞く道具(検索との違い)

代表的な生成AIとしては、ChatGPT、Copilot、Geminiなどがあります。 すごく当たり前ですが、生成AIは「生成」が必要な作業に役立ちます。 生成AIを「調べもの」に使うと、「遅くて」「的外れ」な回答が多いと感じるかもしれません。しかし、対話を伝え続けると「文脈」が共有され、徐々に意図に沿った回答が得られるようになります。 生成AIは、「正解のない問題」が得意です。反対に「正解がある問題」を調べるには従来の検索エンジンの方が速い面も。 「生成AI」というと、「な...
Google検索の使い分け:キーワード検索と自然文検索 とりあえずのメモ

Google検索の使い分け:キーワード検索と自然文検索

Google検索の使い方には、2つのやり方があります。 伝統的な「キーワード区切り検索」と「自然文」を入力する検索スタイルです。 現状では、どちらが優れているということもなく、好みや目的で使い分ければよいです。 知りたい情報が明確ならキーワード区切り検索で、まだ疑問形で考えているならそのまま自然文検索をすればよいわけです。 キーワード検索にこだわる必要もないし、キーワード検索がダメってことでもないんだね。 いつの間にか自然文検索ができるようになっている 「Googleがうまく...
「GPTベース翻訳」の意味とは?DeepLとの比較 AIの話題

「GPTベース翻訳」の意味とは?DeepLとの比較

OpenAI TranslatorはGPTベースの翻訳アプリで、Chat-GPTとつないで翻訳する機能を提供します。 Chat-GPTのAPIキーがあれば、GitHubから簡単にインストールして使えます。 GPTの翻訳は、文脈を理解した流暢な日本語が特徴。 DeepLは高品質な翻訳で知られ、特に速さと正確さで優れています。 現状では、DeepLの訳文の方が「素材」として使い勝手がよくて、GPTの方が「資料」としてざっと読みやすい、と言えそうです。 (公開サイト) 生成AI G...
【雑感】文脈と記憶から生成されるもの「勇者ヒンメルならそうしたってことだよ」(Generative Pre-trained) AIの話題

【雑感】文脈と記憶から生成されるもの「勇者ヒンメルならそうしたってことだよ」(Generative Pre-trained)

ふと、フリーレンの「勇者ヒンメルならそうしたってことだよ」という台詞が、生成AIの仕組みにちょっと似ているな、と思いました。 AIの特徴の一つは、無限に学習した記憶から取り出すことです。 これは、誰と判別できずとも、過去の誰かの行動パターンを模倣していることに近いです。 たまたまかもしれないけど、フリーレンも生成AIも同じ2023年にヒットしたのは面白いよね。 生成AIの学習プロセス AIが大量のデータから学習するプロセスは、フリーレンのようなエルフが1000年以上の長い寿命...
対話型AIが「暴走する」とは?【プロンプト・インジェクション】 AIの話題

対話型AIが「暴走する」とは?【プロンプト・インジェクション】

ChatGPTの衝撃で、Microsoftの検索エンジン Bing にも会話AI機能が追加されました。 しかし、Bing AI には、「特殊な質問の仕方」をすると、Microsoftの非公開の設定を漏らしてしまう「脆弱性」が見つかりました。 そのほかにも、会話内で「混乱」して、虚偽や侮辱の発言をしてしまう問題点も。そこで、いったん会話回数を制限することになりました。 急激なアクセスで、システムの改善が追いつかなかったようですね。 「本来、禁止されていることをしてしまう」という...