分散管理

「IPFS」とは? インターネット小話

「IPFS」とは?

「IPFS」は、ファイルをネットワーク上に分散して保管する仕組みです。いわば、「でっかいファイル置き場」です。 このファイルシステムの特徴は、インターネットに接続した人々が、一緒に情報を分け合うことで成り立っていることです。 IPFS 「IPFS」は「InterPlanetary File System」の略。元の意味は「惑星間ファイルシステム」です。 分散型のファイルサーバです。自分のスマホも含めて、利用しているコンピュータで協力してファイルを管理します。 「Web3」だね...
「Web3」とは?【分散システムとアプリ】 わかりやすさ重視

「Web3」とは?【分散システムとアプリ】

「Web3(ウェブ スリー)」という言葉が話題になっています。これは「第3世代のインターネット」という意味です。 これまでのインターネット利用と一線を画する違いは、「分散管理」です。 大規模なサーバなしでも、それぞれのスマホ・パソコンが協力することで、便利なサービスが運用できるようになってきました。 ピア・ツー・ピア(スマホの「群れ」を作る) Web3のサービスでは、管理する企業や組織が不要になります。 どうして管理組織なしでシステムが運営できるかというと、「ピア・ツー・ピア...
暗号通貨の分散管理と決済を考える ニュースから考える

暗号通貨の分散管理と決済を考える

ビットコインなどの暗号通貨については、「金融決済の革命」なのか「地球規模の虚業」なのか、未だにはっきりした見解は定まっていません。 しかし、最初に話題になってその後バブルが崩壊したのが2017年ということを考えると、すでにある程度長く続いている現象で、その歩みからわかってきたこともあります。 最近、暗号通貨に関する懐疑的なニュースで、気になったものがあるので、まとめてメモしておきます。 ポイント 分散管理されるシステムは、国際的な地域情勢の影響で頻繁に価値が変動する。決済手段...