「Chromebook(クロームブック)」は、Googleが開発したノートパソコンのことです。
Chrome OSという基本システムが入っています。
Windowsや Mac とは異なり、ブラウザを中心に利用するのが特徴です。
いわば「インターネット専用のノートパソコン」です。
1. アプリケーションではなくウェブサービス重視
Chromebookには、基本的に1 Wordや Excelのアプリケーションはありません。
その代わり、Googleドキュメントや Googleスプレッドシートなどのウェブサービスを利用します。
Chromebookのアプリ一覧には、ウェブサービスへのショートカットが多く並んでいます。
「アプリ」みたいだけど、ブラウザが開くんだね。
上にアドレスバーがある。
スマートフォンのような「クイック設定パネル」もあります。
そのほか、PlayストアからAndroidアプリをダウンロードして利用することもできます。
ただし、Android用の Word や Excel アプリでも、画面サイズの大きなChromebookでは使えないなど、一部に制限もあります。
Androidタブレットに近い感じなんだね。
2. Chromebookのメリット・デメリット
Chromebookは、ブラウザを基本とするシンプルな設計のため、軽快にネットを利用できます。
一般のパソコンより起動が早く、ウイルスに感染しにくく、価格が安い点はメリットです。
一方で、Windowsなどに比べるとアプリケーションの種類がかなり少ないです。
また、オフライン環境では利用が制限されるため、基本的にインターネット接続が必要です。
スマホより大きな画面でインターネットを見たい人に適しているんだね。
3. Windows の「サポート終了」問題
Windows PCを利用していると、約10年ほどで「サポート終了」になってしまいます。
セキュリティの更新がなくなるため、まだ動いているパソコンでも インターネットにつなぐのは危険な状態になります。
そんなときには、新しい Windows PC を購入するだけでなく、Chromebookを購入するというのも一つの選択肢です。より安く、設定やメンテナンスがシンプルだからです。
インターネット・メールは Chromebookを利用し、苦手な文書印刷などは そのまま Windows PCを使えば、それぞれの得意なところを活かすことができます。
こちらもどうぞ。
(補足)
- Word・Excelアプリで「ドキュメントを作成または編集するには、10.1 インチ以下の画面サイズのデバイスから無料の Microsoft アカウントでサインインします」Microsoft Word: Edit Documents – Google Play のアプリより