- 「おもいでばこ」に写真を送ったところ、意図せずGoogleフォトで家族間での写真共有が発生しました。
- 「おもいでばこ」は写真保存用の大容量ストレージですが、クラウドストレージへの自動アップロード機能もあります。
- これは、Googleフォトから取り込むのではなく、個人のGoogleフォトへ転送する機能です。
YouTube動画でも話しています。
1. 勝手に家族の写真がGoogleフォトに追加された?
Googleフォトでは写真の共有設定を行っていないはずなのに、意図せず家族で共有されてしまいました。
どうも、バッファロー製の「おもいでばこ」という製品を使い始めたところ、写真が共有されるようになったようです。
夫婦でそれぞれの Googleアカウントを「おもいでばこ」に登録して使っていました。
昨夜、それぞれ別に「おもいでばこ」に写真や動画をアップロードしたのですが、今日の昼にGoogleフォトを確認したところ、妻がアップロードした写真が私のGoogleフォトにも表示されました。
また、反対に私がアップロードした写真も相手のGoogleフォトに表示されていました。
どうして、共有されてしまったのでしょうか?
「おもいでばこに送信した写真」はアプリを使って機材内に保存した、ということですよね。
「おもいでばこ」は、ネットワークストレージとメディアプレーヤーを兼ねたような装置です。
撮影した写真・動画の管理に特化したネットワークストレージって感じだね。
2. 「クラウドアップロード」の保存先は?
どうも、おもいでばこ本体の機能とは別に、グーグルフォトと連携しているようです。
ちょっと紛らわしいのですが、この設定では「誰のクラウドストレージにアップロードするか?」という保存先を決めています。
「誰がアップロードできるか?」ではないのです。
「おもいでばこ」本体には、(クラウド上の)グーグルフォトに保存しようにも容量(ストレージ)がありません。
ですので、誰かのアカウントと連携して、そこを保存先にします。
ちなみに、Googleフォトにアップロードする場合は、Googleアカウントのストレージの容量にも注意が必要です。
無料プランの場合は、5GBまでなのですぐにいっぱいになってしまいます。
なんでもアップロードしてしまうと、せっかく「おもいでばこ」の容量が 4TBと多いのに、活かせない可能性があります。
連携機能の意味を勘違いしてたみたいです。
「グーグルフォト→おもいでばこ」だと思っていたのですが、「おもいでばこ→グーグルフォト」にアップロードする機能なんですね。
そうです。
アップロードの方向が大事です。
たとえて言うなら、おもいでばこは「貯金箱」で、グーグルフォトは「銀行口座」のようなものだと思うんですよね。
貯金箱から銀行に自動的に移せる機能があるけど、その銀行口座は利用者が用意する必要があるわけです。