- 「Staff payroll」という件名の詐欺メールが届きました。
- このメールは、正当な給与関連の通知を装っていますが、フィッシング攻撃の可能性が高いです。
このメールは英語だから引っかからないと思うけど、日本でもパート・アルバイトの給与などの電子明細が増えたよね。
今後、日本語でもこういう迷惑メールも増えるのかな。
そういう電子明細の見方に慣れていないと、うっかりだまされてパスワードを入れてしまいそうだよね。
1. 「Staff payroll(スタッフ給与)」という英文メール
「Staff payroll(スタッフ給与)」という英文メールが届きました。
Staff payrollInfo,
HR Chiilabo has shared the following document: STAFF PAYROLL
==(以下、和訳)==
スタッフ給与
情報、
HR Chiilaboは次の文書を共有しました: スタッフ給与
英文なので的外れではありますが、表面上は正当な企業からの給与関連の通知のように見えます。
もちろん、機密情報へのアクセスを促す内容は、典型的なフィッシング攻撃の手法です。
2. 迷惑メールのチェックポイント
迷惑メールでは、まず送信者のメールアドレス、リンクのURLに注目します。
具体的に見てみると、
- 送信者のアドレス:
実際の送信者のドメイン(colegiomiralmonte.team
)が、本文で言及されている企業名(Chiilabo)と一致していません。 - リンク:
“Open”ボタンで文書を開くように促していますが、リンクの実際のURL(chisleynellixbxlj3273.emlnk.com/lt.php?x=〜
)は長く複雑です。
正規のビジネス文書ではなく、は悪意のあるウェブサイトに誘導する可能性が高いです。
このメールは受信者の個人情報や認証情報を盗むことを目的とした、巧妙に作られたフィッシング攻撃である可能性が非常に高いです。
受信者はリンクをクリックしたり個人情報を提供したりすることは避け、IT部門やセキュリティ担当者に報告すべきです。
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