スマホ時代のお金の形：現金・電子マネー・ポイント・暗号通貨の基礎知識

1. お金のグループ

まず、大きく分けて3つのグループがあります。

デジタルのお金

それでは、それぞれの関係を詳しく見ていきましょう。

現金は、銀行の預金口座にお預けすることができます。
預金は、ATMでおろしたり、振り込みに使ったりできます。

電子マネーのうち、プリペイド型は事前にお金をチャージします。
例えば、PayPay残高やau Payがこれにあたります。
これらは、現金や銀行預金からチャージすることができます。

ポストペイ型は、クレジットカードのような仕組みです。
後から請求が来て、銀行預金から支払います。

ポイントは、お買い物をすると貯まります。
dポイント、Tポイント、Pontaポイント、PayPayポイントなどがあります。
これらのポイントは、次のお買い物で使えます。
例えば、100円の買い物で1ポイント貯まり、1ポイントを1円として使えるような仕組みです。

ポイントと電子マネーは、密接に関係しています。
例えば、d払いを使うとdポイントが貯まります。
PayPay残高を使うと、PayPayポイントが貯まります。

また、貯まったポイントを電子マネーに交換できる場合もあります。
例えば、dポイントをd払いの残高に変換して使うことができます。

しかし、注意が必要なのは、ほとんどの場合、ポイントを現金に戻すことはできません。
一方、プリペイド型の電子マネーは、多くの場合、現金に戻すことができます。

これらの仕組みは、それぞれが連携しながら動いています。
例えば、銀行預金からPayPay残高にチャージし、それを使ってお買い物をするとPayPayポイントが貯まる、といった具合です。

このように、現金、電子マネー、ポイントは、お互いに関連しながら、私たちの日々のお買い物をサポートしています。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

以下に、ご要望のポイントとコード決済の関係表を作成しました：

ポイント名	関連するコード決済	運営会社	特徴
dポイント	d払い	NTTドコモ	ドコモユーザー以外も利用可能幅広い加盟店で使用可能
Pontaポイント	au Pay	ロイヤリティマーケティング¹	コンビニのローソンでよく見かける au Payとの連携で使いやすい
PayPayポイント	PayPay	PayPay	PayPay独自のポイント還元率の高いキャンペーンが特徴
Tポイント (Vポイント)	PayPay	Tポイント・ジャパン²	多くの小売店で貯まる・使える PayPayとの連携で利便性向上
楽天ポイント	楽天ペイ	楽天グループ	楽天経済圏内で貯まりやすく、使いやすいオンライン・オフライン両方で利用可能

「暗号通貨」は、先ほど説明した3つのグループ（現金、電子マネー、ポイント）とは少し異なる、新しい種類のお金です。

暗号通貨の特徴

暗号通貨と他の支払い方法との関係は？

現金との関係	暗号通貨は、現金のようにすぐに使えます。ただし、暗号通貨を現金に交換するには、専門の取引所を通す必要があります。
電子マネーとの関係	暗号通貨も電子マネーも、デジタル上で使えるお金です。しかし、電子マネーは法定通貨（円やドルなど）と紐づいているのに対し、暗号通貨は独立した価値を持っています。
ポイントとの関係	一部の暗号通貨は、ポイントのように特定のサービス内で使われることがあります。ただし、多くの暗号通貨はポイントより広い範囲で使用でき、現金への交換も可能です。

現金や一般的な電子マネーとは異なる特徴として、暗号通貨の価値は大きく変動することがあります。

また、まだ暗号通貨を使える店舗は限られています。
日常的な買い物では、現金や電子マネーの方が使いやすいでしょう。

暗号通貨の管理には専門知識が必要です。
紛失や盗難のリスクもあるので、取り扱いには注意が必要です。

法律や税制面での取り扱いが、従来のお金とは異なる場合があります。使用する際は、最新の情報を確認することが大切です。

今後さらに発展する可能性がありますが、現時点では一般的な支払い方法を補完する役割が主となっています。

こちらもどうぞ。