【スポンサーリンク】

【5】 インターネットにぶら下がる – 常時接続の世界

この項目は、随時追記します。なにかのヒントになれば嬉しいです。

↑指先にある宇宙(目次)

スマートフォンの特徴の一つは、電話だけでなくインターネット通信が

皆さん、「インターネット」という言葉を聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?

情報の大海原?
それとも、コンピュータの配線が複雑に絡み合ったもの?

【5】 インターネットにぶら下がる – 常時接続の世界

今回は、そんなインターネットの世界を、楽しみながら探検していきましょう。

\記事が役に立ったらシェアしてね/
キーワード

キーワード:

【スポンサーリンク】

1. インターネットは社会基盤の一つ

「インターネット」と言えば、「ホームページを見るもの」と思うかもしれません。
しかし、それはほんの氷山の一角です。

インターネットは、実は私たちの日常生活の様々な場面で活躍している、とても広範囲な通信ネットワークです。

インターネットの主な使い道
  • 情報収集、エンターテイメント
  • コミュニケーション、
  • ショッピング、金融サービス
  • クラウドサービス
  • IoT(モノのインターネット)

確かに、インターネットの代表的な機能は、キーワード検索での調べものです。
さらに、ニュース、天気予報、レシピ、学習資料など、あらゆる情報に瞬時にアクセスできます。
音楽や動画のストリーミング、オンラインゲームなど、楽しみ方も広がります。

情報を受取るだけでなく、発信することもできます。
メールやSNS、ビデオ通話など、世界中の人々とつながることができます。

また、インターネットを通した経済活動も活発です。
実店舗に行かなくても世界中の商品を購入でき、オンラインバンキングや電子決済でお金の管理や支払いもできます。

データやアプリケーションをオンラインで管理・共有できます。
家電や車、街中のセンサーなどがつながり、生活全体が「スマート」になります。

インターネットは社会基盤の一つ

つまり、インターネットは私たちの生活を支える「見えない社会基盤」と言えるでしょう。

それは、かつての電気や水道の普及が生活を一変させたように、現代社会を大きく変革させています。

2. モバイルインターネットの登場:3G、4G、5G

スマートフォンは、このインターネットの力を、いつでもどこでも私たちの手のひらで活用できるようにした革命的なデバイスなのです。

携帯電話の進化とともに、モバイルインターネットも発展しました。
3G、4G、そして現在の5Gへと、通信速度と安定性が飛躍的に向上しています。

インターネット通信について、少し身近な2つの例から始めましょう。

郵便制度を想像してみてください。
あなたが手紙を書き、封筒に入れて、ポストに投函します。
その手紙は、郵便局員によって仕分けられ、トラックや飛行機で運ばれ、最終的に受取人の手元に届きます。
この仕組みは、実はインターネットの基本的な仕組みとよく似ています。

電話も重要な通信手段です。
電話では、あなたの声が電気信号に変換され、電線や光ファイバーを通じて相手に届きます。
これも、インターネットでデータを送る仕組みの原型と言えるでしょう。

これは、ポケットの中に図書館を入れて持ち歩けるようになったようなものです。
しかも、その図書館は常に最新の情報に更新され続けている。

モバイルインターネットの登場:3G、4G、5G

電車の中でニュースを読んだり、道端で動画を見たり。
かつては夢物語だったことが、今や当たり前になっているのです。

3. ARPANET:インターネットの先駆け

さて、現代のインターネットの直接の祖先は、1969年に誕生したARPANETです。
これは、アメリカ国防総省の研究プロジェクトとして始まりました。

ARPANETの特徴は、中央制御がないことでした。
郵便局のように、手紙の行き先を全て把握して指示を出す中央局がないのです。
代わりに、各地点(ノード)が自律的に動作し、最適な経路を選んでデータを転送します。

ARPANET:インターネットの先駆け

私たちが目的地までドライブするときに、いちいち交通管制センターに問い合わせる必要はありませんよね。
道路標識を見ながら自分で最適なルートを選べばよいからです。
ARPANETはこのような仕組みです。

3-1. WWWの誕生:情報の海への扉

インターネットは一気に一般の人々に開かれたのは、1989年、ティム・バーナーズ=リーが「World Wide Web(WWW)」を発明したことが契機です。

WWWは、「ハイパーテキスト」という概念を使っています。
これは、文書の中に別の文書へのリンクを埋め込むというものです。

図書館を想像してみてください。
ある本の中に「詳しくは○○を参照」という記述があったとします。
WWWは、その参照先をクリックするだけで即座に該当ページを開けるような、魔法の図書館のようなものなのです。

3-2. ダイヤルアップ接続から常時接続へ

インターネットの初期、コンピュータは電話回線を使ってインターネットに接続していました。
これを「ダイヤルアップ接続」と呼びます。

使いたいときに接続し、使い終わったら切断する。
そして、接続している間は電話が使えない。

ダイヤルアップ接続から常時接続へ

電話をかけるように、モデムが「ピーヒョロロロ…」という独特の音を立てて接続したのを覚えている方もいるでしょう。

図書館に入るたびに受付で手続きをするようなもので、とても不便です。

その後、ADSLや光ファイバーによる「ブロードバンド」が登場しました。
これにより、常にインターネットに接続した状態を保てるようになりました。

24時間365日、好きなときに情報にアクセスできる。
これが「常時接続」の始まりでした。

ダイヤルアップ接続から常時接続へ

まるで、自宅に小さな図書館ができたようなものです。

4. まとめ:常につながる世界の扉

この章では、インターネットの基本的な仕組みと、常時接続がもたらした変革について学びました。
手紙や図書館から始まり、今や私たちのポケットの中に世界中の情報がつまっています。

まとめ:常につながる世界の扉

次の章では、この「常につながる世界」を最大限に活用するためのツール、「アプリ」の世界に踏み込んでいきます。
スマートフォンが単なる通信機器から、私たちの生活に欠かせない多機能ツールへと進化していく過程を、一緒に見ていきましょう。

QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。

【5】 インターネットにぶら下がる – 常時接続の世界
【スポンサーリンク】
タイトルとURLをコピーしました