- インターネットでは「メルカリ」や「ヤフオク」を使って不用品を売れます。
- 出品では写真撮影、説明文作成、価格設定をし、商品が売れたらアプリ内でやり取りして発送します。
- フリマアプリでモノを売るには、出品して待つだけでなく類似する商品の相場を調べて適切な価格にすることが大切です。
1. インターネットで不用品を売るサービス(蚤の市)
インターネットを使って不用品を売ることを考えたことはありますか?
今はスマートフォンがあれば、家にある使わなくなったものを簡単に売ることができます。
例えば、インターネットでは、「メルカリ」や「ヤフオク」などの個人間販売サービスがあります。
- 「メルカリ」は、主にスマートフォンのアプリを使って、個人間で物を売り買いできるサービスです。
- 「ヤフオク」は、ヤフーが運営するオークションサイトで、入札方式で物を売り買いします。

今回は特に「メルカリ」を例に説明します。
少しの勇気を出して挑戦すれば、思わぬ収入になるかもしれません。
「フリーマーケット」は「flea market(蚤の市)」。
19世紀からフランス・パリ郊外で行われていた古着・がらくたの露店市「marché aux puces(蚤の市)」が由来です。
2. メルカリで不要品を売るまでの流れ

売れた商品を送るためのやり取りは、どうすればいいの?
メルカリでものを売るには、まず「出品」から。
出品の手順は次のとおりです。
- 売りたいものの写真を何枚か撮ります。
- 商品の説明文を書きます。
- 価格を決めます(送料の扱いは詳細設定で選択する)。
- 出品ボタンを押すと商品が公開され、ほかのメルカリ利用者が見ることができるようになります。
出品後は、興味を持った人からコメントやメッセージが届くことがあります。
メールや電話ではなく、アプリ内のメッセージ機能でやり取りできます。
商品が売れたら、梱包してコンビニなどから発送します。
レジでメルカリの画面の発送用QRコードを提示すると、送付状のシールが印刷されるので、貼り付けて渡します。
購入者がメルカリで「受取確認」すると、代金がメルカリアプリ内にチャージされます。
このお金はメルカリ内で使うこともできますし、本人確認後は出金できます。

実感としては、作業として面倒なのは梱包・発送ですが、気を使うのはメッセージのやり取りの方です。
お互い顔の見えない相手同士なので、信頼関係を作るのは一苦労。
3. 売れるスピードと手間について

あれ?
出品したのに全然反応がないよ?
自分でインターネットで物を売れば、リサイクルショップに持ち込むよりも高く売れる可能性があります。
ただし、出品したからといってすぐに売れるとは限りません。
商品の説明やメッセージ対応など、時間をかけて丁寧に行う必要があります。
とくに重要なのは価格設定。
売れるまでの期間は、欲しい人の数や出品されている数、価格設定によって大きく変わります。
出品してすぐに売れる商品もあれば、何か月経っても売れない商品もあります。

世の中に「これはいいな」と思う人は多くても、実際にお金を払って買ってくれる人を見つけるのは別問題なのです。

システムが都合よく買い手を見つけてくれるわけではないんだね。
お店で売るって大変なんだねー。
4. 相場を知ることの重要性
出品する前に、まずはメルカリ内で同じような商品がいくらで売られているか調べましょう。
売りたい商品のキーワードで検索すると、相場(同じような商品の一般的な価格)がわかります。
特に「売り切れ」となっている商品の価格は参考になります。
なぜなら、その価格で実際に売れたということだからです。
相場より高すぎると売れにくくなります。

いきなり販売に挑戦するより、まずは安い商品を買ってみることから始めて、徐々に慣れていくのがおすすめです。
フリマアプリの目的はお金だけではありません。
不要になってしまったものが、適正な価格で誰かの役に立つ、というのは嬉しいものです。




