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RefillsのGoogleカレンダー同期は2種類ある

RefillsのGoogleカレンダー同期は2種類ある
  • Refillsは2010年から提供されたiPhone向けスケジュールアプリです。
  • アプリではiOSの標準カレンダーとGoogleカレンダーの2つの同期方法があり、それぞれ異なる特徴があります。
  • 2022年6月に有料版のサポートが終了し、現在は無料版のRefills Liteが提供されています。
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1. Refillsは2010年〜2022年のスケジュールアプリ

Refillsは、2010年から iPhone向けに公開されているスケジュールアプリです1
2022年に販売、サポートを終了しましたが、無料版(広告あり)のRefills Liteが提供されています。

2. 独特のGoogleカレンダー同期機能

iPhone 4のころに開発されたこともあり、Refillsのカレンダー設定には、古い設計の痕跡があります。
それが、「Googleカレンダー同期」です。

独特のGoogleカレンダー同期機能

iPhoneでは iOSにカレンダー機能があり、さまざまなアカウントのスケジュール情報を一元管理できます。

独特のGoogleカレンダー同期機能

Refillsの初期設定では、iPhoneやiPadに標準で入っているカレンダーアプリに登録された予定が、すべて表示されます。
表示したくないカレンダーは、設定画面のスイッチを「オフ」にすると非表示にできます。

その中にGoogleアカウントもあり、「設定」で「アカウント」を追加すると、Googleカレンダーと同期できます。

Refillsでは、iOSのカレンダー機能を利用してGoogleカレンダーと同期を行うことができます。

スケジュール管理アプリ よくある質問(iOS)[Refills] | 富士ソフト

2-1. Googleカレンダーとの直接同期機能

しかし、以前はこのような同期はできなかったため、Refillsの設定には 直接 Googleカレンダーと同期する項目が残っています。

「ログイン」ボタン をタップすると、Googleのログインページが表示されます。ご利用中のGoogleアカウントにログインして、Refillsからのアクセスを許可してください。

(※ Lite 版はGoogleカレンダー&タスクとの同期には対応しておりません。)

Settings

この方法では、Googleアカウントでログインして、RefillsアプリによるGoogleカレンダーへのアクセスを許可します。

Googleカレンダーとの直接同期機能

Googleカレンダーを外部アプリと同期する方法もどんどん変わってきたよね。
前は、BASIC認証でCalDAVにアクセスしたけど、最近は OAuthが主流。

3. Googleカレンダーに二重にアクセスされる?

この方法では、RefillsはGoogleカレンダーからデータをダウンロードし、アプリ内で管理します。
iOSのカレンダー情報と分けて管理する点に注意が必要です。

というのも、もし、メールアプリにGmailのアカウントを追加すると、iOSのカレンダーにもGoogleカレンダーが追加できるからです。
すると、同じカレンダーを2つの経路から見ることになり、予定が重複したり、同期のタイミングのずれによって混乱しやすいです。

Googleカレンダーに二重にアクセスされる?

Refillsは、アプリ内で保持するデータを小さくするため、Googleカレンダーとの同期期間が区切られているため、予定データが更新されるタイミングが発生することがあります。

同期期間(※ Lite 版にはこの設定項目はありません)

Googleカレンダーと同期する際の対象期間を指定します。

 iPhone/iPad付属のカレンダーの同期設定については、標準の設定アプリの「メール/連絡先/カレンダー」>「カレンダー」>「同期」、またはiTunesのカレンダー同期設定をご確認ください。工場出荷時は同期期間が1ヶ月に設定されてるため、古い予定は自動的にデバイス上から消去されます。)

4. 有料版Refillsのサポートは終了

有料版Refillsのサポートは終了

ちなみに、有料版Refillsのサポートは終了し、Refills Liteにはこの設定はないため、現在では気にしないでもよくなっています。

2022年6月30日をもちまして、有料版Refillsの販売及びサポート対応は終了しております。
また、無料版Refills Liteのご利用をご検討ください。

※再ダウンロードした有料版Refillsは、iOS16までのOSバージョンに対応しております。iOS17以上は動作保証対象外です。

有料版Refillsのサポートは終了

スケジュールは長く使うものだから、結局 シンプルで安定感がある標準アプリがいいのかな……。

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(補足)

  1. iPhone向けスケジュールアプリ「Refills for iPhone」の新バージョンリリースのお知らせ (2010年7月9日)
QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。

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