- ドコモのスマホ料金には、d払いやiTunesなどの電話料金合算払いが含まれています。
- 詳細な利用履歴は、My docomoアプリやd払いアプリ、さらにAppleアカウントの設定で確認していく必要があります。
YouTube動画でも話しています。
1. スマホ料金の引き落とし額がわかりにくい
家族でドコモのスマホを利用しています。
毎月のスマホ料金の引き落とし額が大きく変わります。
家族が日常生活で d払い を使っているので、なんとなく理解はできます。
とはいえ、My docomoの明細を見ても、なんか腑に落ちません。
もっと細かく利用明細を確認するには、どうすればよいですか?
ドコモでスマホを契約している場合、「My docomo」アプリでスマホ料金の明細を確認できます。
特に「d払い」の支払い方法を「電話料金合算払い」にしていると、スマホ料金の毎月の変動が多くなりがちです。
身近なコンビニやスーパーなどで d払いで買い物した分も含まれるようになるからです。
2. 「My docomo」から家族の料金明細を確認する
携帯電話料金を銀行口座の引き落としにすると、合計金額しかわからないので、明細の確認が必要になります。
「My docomo」アプリでは、家族の契約回線についても明細を確認できます。
回線契約ごとに電話番号が割り振られていて、それぞれの利用料金がわかります。
また、「ドコモ光」などの料金も表示されています。
2-1. 「電話料金合算払い」はいろいろある
ややこしいのは、スマホ料金に合算される支払いがいろいろあることです。
My docomoの「電話料金合算払い」の項目を見ると、
- d払い
- d払い
- iTunes
という三項目の合計金額が書かれていました。
3. 細かい内訳は本人の「d払い」アプリの利用履歴
どうして、d払いの項目が2つあるの?
My docomoの明細に2つ表示された「d払い」の内訳は、そのままでは確認できません。
家族の「d払い」アプリの「利用履歴」を表示します。
本人のスマホで「d払い」アプリの明細を確認してみると、「d払い(コード)」と「d払い(ネット)」という区別がありました。
それが分かれて、2つの項目で合算されていたのでした。
「d払い(コード)」は、ふだんの買い物で合っていました。
3-1. 「d払い(ネット)」はドコモ経由のサブスクリプションだった
一方、「d払い(ネット)」の分に毎月440円ほどかかっていました。
Amazonなど多くのオンラインショップで、クレジットカードの代わりに「d払い」でも支払いができます1。
しかし、オンラインショップを利用した覚えがないので、d払いの利用履歴をよく確認してみました。
すると、地図アプリの名前がありました。
携帯ショップ店頭で、キャンペーン割引などのために加入していた有料プランがそのまま継続していたようです。
ふだんのd払いの買い物と紛れて気づかなかったです。
最近は、標準の「マップ」アプリを利用しているから、解約しておきたいです。
「d払い(ネット)」の継続課金は、My docomoの管理ページから解約できます。
ドコモショップで契約したサブスクリプションは、「d払い」に含まれるんだね。
4. iTunesはApple経由の支払い(キャリア決済)
Myドコモのスマホ料金合算にある「iTunes」は何なんでしょう?
Myドコモでは「iTunes」という明細項目は、AppStore経由のアプリ内購入でした。
iPhoneでは「Appleアカウント2」の設定で「支払い方法」を選択できます。
この支払い方法で「キャリア決済」を選択し、ドコモの携帯電話番号を登録していました。
この支払い方法は、AppStore経由での「アプリ内購入」などで利用されます。
多くのアプリ内購入では、支払い時に「AppStore」と表示されます。
すると、「アプリ内購入」の請求がドコモのスマホ料金に合算されるのです。
「アプリ内購入」は、例えば、iPhoneのLINEアプリで有料スタンプのコインを購入する場合とかだね。
4-1. 「サブスクリプション」が有効だった
アプリ内購入を利用しているつもりがない場合は、iPhoneの「設定」の「Appleアカウント」の「サブスクリプション」を確認してみましょう。
ここでも2つサブスクリプションが登録されたままになっていました。
AppStore経由のサブスクリプションは、「キャンセル」をすれば、かんたんに自動更新を止められます。
5. 【補足】NTTファイナンスの「電話料金合算サービス」とは?
ちなみに、 My docomo に表示される請求金額と銀行口座から引き落とされた金額が合わないこともあります。
これは、ドコモのスマホ料金などは、NTTファイナンスを経由して請求されているからです。
NTTファイナンスの請求は、ドコモだけではないこともあります。
それ以外のNTTファイナンスと提携した利用料なども、「電話料金合算サービス」に含まれることがあるのです3。
「電話料金合算サービス」のサービスごとの内訳は、「Webビリング(webbilling.ntt-finance.co.jp
)」から「dアカウント」でログインすると確認できます。
例えば、プロバイダの支払いで「電話料金合算」を選んで、スマホの電話番号を指定すると、NTTファイナンス経由でスマホ料金と合計して引き落とされるんだね。
5-1. 【補足】dカードの明細
もし、クレジットカードでdカードを利用していると、さらにややこしくなりそうだね。
どれも、同じ「ドコモから払っている」と思うんだけど。
dカードの場合は、一般的なクレジットカードと同様、申込時に支払い用の銀行口座を指定します。
これは、電話料金の請求とは別です。
dカードの利用明細は、「Web明細サービス(dcard.docomo.ne.jp
)」でログインして確認します。
とはいえ、電話料金の支払いに銀行引き落としではなく、dカードを指定することもできるよね。
ドコモは、いろんな決済サービスを展開しているから、あれこれ使っているとこんがらがっちゃうね。
(補足)
- ネットから探す|d払い – かんたん、便利なスマホ決済
- 以前は「Apple ID」と呼んでいました。
- 『電話料金合算サービス』は、お客様が利用されている「プロバイダー」や「ひかりTV」の利用料金・「NHK放送受信料」などを、NTT東日本・NTT西日本・NTTドコモいずれかの電話利用料と合算してお支払いいただくサービスです。NTTファイナンスから合算して請求させていただきます。 – 『電話料金合算サービス』とはどのようなサービスですか?