1. ちょっと商品紹介をしたいとき
記事の中にちょっとAmazonの商品紹介を入れたいときがあります。
記事全体がPRでもないので、記事先頭にPR表記を入れるのにも抵抗があります。
そういうときのために、Amazonリンクに個別にPR表記をつけるようにCSSを変更しました。
テーマのstyle.cssに以下のコードを追加しました。
/** Amazonリンクに個別にPR表記をつける 2024-05-01*/
.product-item-title::before {
content: "[PR] ";
color: #888;
font-size: 70%;
font-weight: 900;
}
CSSの疑似セレクタ「::before」と「content」で、任意の要素を追加できるので便利です。
2. PR表記の必要性と意味
「ステマ規制」によってアフィリエイトを行う際は、広告である旨を明示することが義務付けられています。
インターネットなどにおいて、広告であることを明示しないまま事業者(広告主)が宣伝を行う行為を「ステルスマーケティング」といい、景品表示法の不当表示に指定されました。(令和5年10月1日より施行)
広告掲載時の注意点・関連する法律 | ASPのバリューコマース アフィリエイト
PR表記をつけることで、そのリンクが広告であり、アフィリエイト報酬が発生する可能性があることを読者に伝えられます。
PR表記の位置については、「広告を閲覧するまで」に見えるように、というルールになっています。
該当する広告を閲覧するまでに広告表記が閲覧できる範囲内かつ認識できる位置に表記を行ってください。
広告掲載時の注意点・関連する法律 | ASPのバリューコマース アフィリエイト
PR表記をつけることには、情報の透明性を保つ意味もあります。
アフィリエイトリンクによる経済的利益は情報の判断材料になるからです。
検索エンジンによっては、PR表記をつけないアフィリエイトリンクは「ステルスマーケティング」としてペナルティを課す可能性もあります。
記事そのものは「PR」ではないけど、リンクは「PR」という意味で、記事先頭ではなく個別につけています。
ページ内広告と同様の扱いにしています。
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