- 「coreduetd」は、macOSとiOSの連携機能を支えるプロセスです。
- AirDropやHandoffなどの連携機能と関係しているようです。
- Mac起動直後は、近くのiPhoneなどとの接続処理のため、coreduetdのCPU使用率が高くなることがあります。
1. coreduetd の Core Duet
Macの起動直後にアクティビティモニタを見ていたら、しばらく「coreduetd
」プロセスのCPU使用率が高い状態でした。
「coreduetd
」というプロセス名は、「Core Duet Deamon」を組合せたものです。
この「Core Duet」は、macOSとiOSの連携、つまり 近くにある iPhone と Mac を連携させる機能を支えています。
つまり、2つのOS間で協調動作(デュエット)を表しているようです。
1-1. AirDropとHandoff
iPhoneとMacは、同じApple製品同士、連携する機能が充実しています。
そのため、起動直後はとくに近くにある iPhoneなどとの接続の処理があります。
もし、CPU使用率が気になる場合は、これらの機能をオフにすると少し改善されるかもしれません。
たとえば、iPhoneで撮影した写真をすぐにMacに転送して編集したり、Macで作成した書類をiPadに送信してプレゼンに使ったりできます(AirDrop)。
iPhoneでウェブページを閲覧している時に、Macの近くに移動すると、Macの画面にそのウェブページを開くアイコンが表示されます(ハンドオフ)。これをクリックすれば、Macですぐに同じページを開けます。
また、Macでコピーした文章を、iPhoneのメッセージに貼り付けることもできます(ユニバーサルクリップボード)。
iPhoneとMacを連携させれば、Macから直接iPhoneの電話をかけたり、着信に出たりできます。
また、SMSにも同様にMacから返信可能です。
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