- 「カーソル(Cursor)」は、コンピュータやスマートフォンの画面上で現在の入力位置を示す記号です。
- 文字を入力するとカーソルは先へと「進み」、次に文字が表示される位置を示します。
- 途中のテキストを修正するときには、方向キーやタッチ操作などでカーソルを動かします。
1. Cursorは「進むもの」
英語の「Cursor」は、ラテン語の”currere(走る、進む)”に由来し、元々は「走者、先駆者」などを指していました。
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16世紀から天文学の分野で、「日時計の影(時間とともに進む)」を指して使われるようになり、そこから「何かを指し示すもの」という意味が含まれるようになりました。
さらにタイプライターの「現在の印字位置を示す部分」の名前として使われ、それがコンピューターの「現在の入力位置を示す記号」へと移り変わりました。
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文字を書く位置に合わせて「小人」が動いているイメージだと、わかりやすいかもね。
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らくらくスマートフォンで文字を入力する
らくらくスマートフォンでの記号やアルファベットなどの入力のポイントをまとめました。スマートフォンのキーボードやボタンは、押してみないと「隠れて」います。どこから押したらよいのか、いろいろ試して慣れていきましょう。YouTube動画でも話しています。入力欄を押すとキーボードが出てくるらくらくスマートフォンでは、キーボードを表示させてメッセージを入力します。画面内の入力欄を押すと隠れていたキーボードが出てきます。らくらくスマートフォンのキーボード画面下半分に表示されるキーボードに...
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CapsLockキーがAの隣にある理由は? 【タイプライターの構造】
CapsLockキーは、大文字に固定するためのキーです。シフトキーを押しながら、CapsLockキーを押すと、連続して大文字を入力することができます。「CapsLock」は、「Capital Letters Lock(大文字に固定する)」。CapsLockキーは、Aの左隣という押しやすい位置にあるものの、日本語入力ではあまり使われることのないキーです。はっきり言って邪魔だよね……。Capslockキーがこの配置なのは、タイプライターの構造上、シフトキーの上にないといけなかった...
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これだけで十分!「かな入力」の2つのコツ
1)小さな「ゃゅょ」「を」は、シフトキーを押しながらキーを押します。2)濁音・半濁点は、元の音に続けて「゛」「゜」のキーを押します。ほかの人のパソコンが「かな入力」になっていることがあります。コツを知っているだけで、ちょっとした入力は そのままできます。かなキーにない文字かな入力では、キーボードに印字されている「かな」を元に入力します。例えば、「A」の位置のキーを入力すると「ち」になります。基本的に 1文字 1キーに対応しています。あとは、2つの例外さえ覚えておけば、入力でき...
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