- 自サイトの検索結果をみていたら、タグやカテゴリーのページが表示されるのが気になりました。
- 検索結果で単なる一覧ページだと表示されても、訪問者はもうひと手間かけないと知りたい情報にたどり着けないからです。
- もちろん内容が整理されて充実したカテゴリーページなら、検索結果で上位表示され多くのトラフィックを獲得できる可能性もあります。
1. 新ドメインが検索にインデックスされてきた
ドメイン移行から一晩経って、新しいドメイン(chiilabo.co.jp)が検索にインデックスされるようになってきました1。

そこで気になったのが、カテゴリーページやタグページが出てくること。
自分でみても、カテゴリー・タグのページが検索結果に占めるのは見にくいです。
SEO的にも「低品質コンテンツ」としてよくなさそうです。
そこで、まとめて「noindex」にしようと思います。

というか、すでに除外していたつもりだったんですよね。
2. Cocoonテーマでタグページを一括でnoindexにする
Cocoonテーマには、カテゴリーページやタグページを一括でnoindexに設定する機能があります。
まず、WordPressの管理画面の「Cocoon設定」ー「SEO」タブを選択します。

「headタグに挿入」のセクションの「カテゴリーページをnoindexにする」と「タグページをnoindexにする」にチェックを入れるだけ作業は完了。
これらのページが一括でnoindexに設定されます。

とてもシンプルで便利な機能ですよね。
ちなみに、テーマに機能がなければ、各ページのheadタグ内に以下のような記述をします2。
<?php if (is_paged() || is_archive() || is_page('contact')) { ?>
<meta name="robots" content="noindex,follow" />
<?php } ?>

ただし、なるべくならテーマファイルを直接編集せずに、基本機能とfunctions.phpとstyle.cssの編集だけにとどめたいですよね。
3. noindexにした方がよい情報
カテゴリーページなどに有益なコンテンツがあれば、indexを設定してもよいですが、記事の一覧だけが表示されるなら noindexがおすすめです。
一覧ページを検索結果に表示しても、検索ユーザーの直接求める結果がなく、満足しないからです。
以下の場合は、noindexに設定した方が良いでしょう。
- カテゴリーページが単なる一覧ページ
- タグページやアーカイブページ
- 検索ユーザーにとって有益でないページ
3-1. 一覧ページはサイト内の探索用で検索用ではない
カテゴリーページが、そのカテゴリーに属する記事の一覧だけを表示している場合、ユーザーにとって直接有益な情報が少ないです。
タグページやアーカイブページも、カテゴリーページと同様に、単なる記事の一覧である場合が多いです。
これらのページは、サイト内を探索する際に利用するページです。
ユーザーが検索して直接訪れるメリットは少なく、検索結果に表示する必要性が低いです。
また、一覧ページに各記事の抜粋が表示されている場合、Googleはそれを重複コンテンツとみなす可能性があり、ページの評価が下がる恐れもあります。
3-2. 「検索ユーザーにとって有益でないページ」とは?
また、サイトに必要なページであっても、検索結果から来たユーザーには不要なページがあります。
例えば、「お知らせ」や「プライバシーポリシー」などのページは、ユーザーが検索して直接アクセスする可能性が低いです。
このようなページは、noindexに設定するのが適切で、そうすることで検索結果の質を高めることができます。
これらのページをnoindexに設定することで、検索エンジンはそのページを評価の対象から外し、より重要で有益なページに注力してクロールやインデックスを行うことができます。その結果、サイト全体の評価が上がり、SEOに良い影響を与えます。
4. カテゴリーページをインデックスした方がよい場合
ただし、カテゴリーページを上手に作れば、インデックスした方がよい場合もあります。
カテゴリーページが適切に最適化されていれば、そのページ自体が検索結果で上位表示され、多くのトラフィックを獲得できる可能性があります。
noindexにすることで、そのチャンスを逃してしまうかもしれません。
カテゴリーページは、同じカテゴリーに属する記事をまとめる役割を持っています。
カテゴリー内の記事を適切に整理されていれば、サイト内のページ間の関連性が強くなり、SEOにプラスの影響を与えます。
検索エンジンにとって、カテゴリーページはサイトの構造を理解する手がかりの一つです。
noindexにすると、サイトの構造を正しく理解できなくなり、SEOに悪影響を及ぼす可能性もあるわけです。
したがって、カテゴリーページをnoindexにする場合は、これらのデメリットも考慮する必要があります。

適切に最適化されたカテゴリーページは、SEOとユーザーエクスペリエンスの両方にプラスの影響を与えることができるのです。

まぁ、その「最適化」が大変なのですが。
最初からカテゴリー設計をした、小規模の情報サイトならうまくいくのでしょうね。
(補足)
- なんかファビコンはまだ認識されていないっぽい。
- 記事一覧の2ページ目以降やアーカイブページなどをnoindexにする | Web Tips