- 「iCloudバックアップ」にiPhoneが2つ以上ある場合、機種変更が原因かもしれません。
- 過去のiPhoneと新しいiPhoneは、区別してバックアップされるからです。
- 古いiPhoneは復元の必要がないことも多いので、バックアップデータも削除しても構いません。
そうすると iCloudストレージ容量を空けられます。
「iCloud」に関する「削除してよいのか問題」は、よく聞かれます。
1. iCloudバックアップに2つのiPhoneが表示される理由
iCloudバックアップに2つのiPhoneがあるのは、主に機種変更などが原因です。
これは、過去のiPhone端末の状態がバックアップされているからです。
iCloudは、iPhoneのデータを安全に保管するための便利なツールです。
しかし、デバイスを変更するとき、古いデバイスのバックアップが残り、新しいデバイスのバックアップと共にストレージを占めることがあります。
iPhone 8からiPhone 12に機種変更した場合、古いiPhone 8のバックアップデータがiCloudに残っている状態です。
この古いバックアップデータは、iCloudのストレージ容量を占めることになります。
2. iCloudバックアップの古いデータを削除してよい
古いiPhoneのバックアップデータは、復元の必要がない場合が多いです。
そのため、これらのバックアップデータを削除して、iCloudストレージ容量を開放することがオススメです。
iCloudの無料プランは、ユーザーに5GBのストレージ容量のみを提供します。
この限られた容量は、特に複数のデバイスを使用しているユーザーや、多くの写真、ビデオ、ドキュメントなどを保存している人にとっては非常に貴重です。
古いバックアップデータがこの貴重なストレージを占めてしまうと、新しいバックアップの作成や重要なデータの同期に影響を及ぼす可能性があります。
そうすれば、新しいデバイスのバックアップや他の重要なデータのためのスペースを確保できます。
2-1. iCloud写真が有効ならiCloudバックアップに写真はない
あれ?
古いiPhoneで撮った写真は大丈夫?
通常は「iCloud写真」の同期を有効にしている場合が多いです。
このとき、写真やビデオはiCloudバックアップの一部にはありません。
「iCloud写真ライブラリ」は、バックアップとは独立した仕組みで、デバイス間での写真やビデオの同期を可能にします。
3. 古いiPhoneのiCloudバックアップを消す
- 「設定」アプリを開き、画面上部にある自分の名前(Apple ID)をタップします。
- 「iCloud」を選択し、下にある「ストレージを管理」をタップします。
- 「バックアップ」を選ぶと、端末の一覧が表示されます。
削除したい古いデバイスのバックアップをタップし、「バックアップを削除」を選択します。
iCloudバックアップを削除しても、現在のiPhoneのデータに影響はありません。
バックアップはデータのコピーであり、現在のデバイスのデータが消えるわけではありません。