- スマホをタッチするときには力みすぎないように注意しましょう。
- S-Shoinキーボードでは、変換候補を長押しすると「学習クリア」などのメニューが表示されます。
- 長押しメニューには、単語から直接インターネット検索できるなど、便利な面もあります。
しかし、意図して操作しないと戸惑います。
1. S-Shoin
スマートフォンは、入力するキーボード部分も「アプリ」です。
メーカーや利用者が好みのキーボードに入替えできるようになっています。
「S-Shoin」はそのようなキーボードアプリの1つです。
SHARPなどの国内メーカーのスマホ(特に少し前に製造された機種)で設定されていることがあります。
S-Shoinキーボードでは、変換候補を長押しするとメニューが表示されます。
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スマートフォンの画面に長く触れていると、通常の「タップ」ではなく「ロングタッチ」という別操作になってしまいます。
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2. 学習クリアと予測変換
ただし、このメニュー、あまり使い勝手がよいとは言いにくいです。
「検索」「アプリ連携・引用」「学習クリア」のうち、
使うことがあるとすれば「学習クリア」です。
予測変換では、過去に利用者が選択した候補を優先して先頭に表示する「学習機能」があります。
優先させたくない候補は「学習クリア」すると、候補を探しやすくできます。
3. アプリ連携・引用
「アプリ連携・引用」は、さらにいくつかの機能があります。
キーボードの左上の「設定(歯車)」のメニューにもあります。
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ややこしいのは、「アプリ連携」と「引用」という性格の異なる機能が並んでいることです。
「Google検索」は、「アプリ連携」。
変換候補の単語を、Google検索に「連携」して送ります。
つまり、変換候補からそのまま「検索」できます。
ただし、検索したければ検索アプリからすればよいので、あまり便利な場面は思い浮かびません。
同音異義語などで正しい漢字がわからないときなどに意味を確認するときなどでしょうか。
それ以外の「定型文入力」「コピー履歴」「位置情報」などは、「引用」の機能です。
直前に長押しした変換候補とは関係なく、定型文やコピー(一時記憶しているテキスト)などを入力します。
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変換候補の長押しメニューから、関係ない「引用」機能が表示されるのは、わかりにくいと思います。
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