文章校正プラグイン「Japanese Proofreading Preview」を試してみました。
このプラグインは、Yahoo!の「校正支援API」をWordPressエディタから呼び出せるようにするものです。
設定のため、Yahooの登録でAPIを利用できるようにしました。
アプリケーションの管理:Yahoo!デベロッパーネットワーク
しかし、設定しても「校正」ボタンが表示されません。
WordPressの「クラシックエディタ」でしか使えなかったようです。
WordPress5.3から投稿画面が一新され、本プラグインがそのままでは使用できなくなってしまいました。
「Classic Editor」というプラグインを導入することで使用できるようになりますので、5.3以降のバージョンのWordPressをご利用の方は「Classic Editor」プラグインを導入の上、ご利用ください
WordPress用文章校正支援プラグイン「Japanese Proofreading Preview」 – もばめんブログ
そこで、開発ブログを読んでいると、このプラグインは Technote による「Y Proofreading」を元に作られたようです1。
そこで、元となる「Y Proofreading」をインストールしてみました。
今度は、Gutenbergエディタでも「校正」ボタンが表示されました。
ところが、「校正」を押しても、「Not Found」のエラーが表示されます。
どうも、記事データをYahooの校正APIに送信できていないようです。
Y Proofreadingの設定には「wp-json の代わりに admin-ajax.php を使用するかどうか」というチェックがあります。記事データの取得方法として「wp-json」と「admin-ajax.php」の二種類から選べるようです。
ところが、どちらを選んでもエラーです。
取得方法 | エラーメッセージ |
---|---|
wp-json | Not Found |
admin-ajax.php | URL とリクエストメソッドに一致するルートが見つかりませんでした。 |
どうも、サイトセキュリティのためのアクセス制限とバッティングしているようです。
ロリポップのレンタルサーバー上に構築した検証環境で試したのですが、「wp-admin/admin-ajax.php」へのアクセスがどうもロリポップのWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)に弾かれている様子でした。
【WordPress】文章校正プラグインを作ってみました。 – もばめんブログ
ざっと 2つのプラグインのソースコードを読んでみたのですが、どこを修正すれば使えるのかわかりません。いずれ時間を取って、取り組んでみたいと思います。