ErgoDoxを使っていて、ロープロファイルならもっと入力しやすいのではないか、と思いました。
「ErgoDoxLP Wireless – SliceMK」を元に揃えると、だいたい4万円ぐらいの予算が必要なことがわかりました。
販売 | パーツ | 概算価格 |
---|---|---|
SliceMK | ErgoDoxLP Wireless | 23,000 |
遊舎工房 | Kailhロープロファイルスイッチ 35*2+10 | 5,600 |
遊舎工房 | Kailhロープロ刻印キーキャップ | 3,300 |
遊舎工房 | Kailhロープロ無刻印キーキャップ1.5U 2U(1個)*4 | 900 |
遊舎工房 | キーキャップレーザー刻印サービス | 遊舎工房 | (5,500) |
送料・関税など |
1. ロープロファイルなら同時打鍵しやすい?
親指シフトで外付けキーボードを使っていると、同時打鍵が難しいことに気づきました。
ノートパソコンに比べ、一般的なキーボードのキーは高く 深いので、同時に押し込むのが大変なのです。
おそらく、通常のタイピングでは同時打鍵は少ないので気にならないのでしょうが、親指シフトは同時打鍵が多いのでけっこう大変です。
そこで、キーの高さが低く、軽いタッチの ErgoDox がほしくなりました。
2. ErgoDoxLP Wireless
ロープロファイルの ErgoDoxの作成キットは、「ErgoDoxLP Wireless – SliceMK」があります。
170ドルなので、日本円で約23,000円。
3. キースイッチとキーキャップを追加する
あとは、キースイッチとキーキャップを用意します。
Kailh V1 Choc switches and keycaps
ErgoDoxのキー数は 76キーです。
キースイッチは 一番軽いピンク軸にするとして、
遊舎工房で購入すると 35ピース(¥2,310)×2と10ピース(99×10)で約5,600円。
キーキャップは、刻印ありの104キーで3,300円。
あとは、2Uを揃えると220円×4(もし、1.5Uも揃えるなら、さらに220円×12)。
合わせて だいたい約4,000円。
ここまでを合算すると約35,000円で、
これに送料などを足すと だいたい約40,000円ほどの予算をみておけばよいことになります。
キーボードとしては「ありえない金額」なのかもしれませんが、「理想キーボードを手に入れる」と考えると、部品調達や組立が込みなら案外リーズナブルに思えてしまうので怖いです。
ちなみに、さらに、キーキャップをJIS配列にこだわるなら、キーキャップの印刷も必要。
その場合、36個セットで 5,500円。
お金をためて、作りたいね。
4. キーソケットがあるのではんだ付けは不要
ちなみに、ErgoDoxLP Wirelessは、キーソケットが付いているので、はんだ付けなしでそのままキースイッチをつけられます。
5. GUIで作成したファームウェアをUSB-C接続で書き込める
あと、ファームウェアは、ZMK firmwareに対応していて、左右それぞれをUSB-Cで接続して、書き込む形式です。
オンラインでも、ファームウェアをビルドできます。
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