- Microsoftは「Copilot」という生成AIを様々なアプリに導入しています。
- Copilotは、検索エンジンBingや Office製品などで、ユーザーの仕事を補助する機能を提供します。
- Copilotの出力には誤りもあるため、ユーザーが確認と修正を行うことが重要です。
1. 「Copilot」とは?
この「コピロット?」って何?
「Copilot」はふつう「コパイロット」と読みます1。
でも、最近は Copilot自身は「コピロットです」とも応答しています2。
意味は「co(一緒に)-pilot(パイロット)」で、「副操縦士」。
Microsoftでは、新しいコンピュータの使い方として、「生成AI」をいろんなアプリに展開しています。
この機能を、利用者の仕事を助ける「コパイロット」と名付けています3。
いわば、利用者が「機長」で、AIが「副操縦士」ということですね。
例えば、検索エンジンの Bingでは、会話型AI が質問に答えたり、画像を生成したりします。
2. EdgeやWordなどにも組み込まれる
Edge, Word, Excel, PowerPointなどでも、AI が指示にそって文案などを下準備してくれます。
例えば、PowerPointで「Word文書」を元にスライドを作ったり。
「VanArsdel_Proposal.docxを元に短いプレゼンテーションを作成して」
Outlookで、かんたんなメモを元に、メールの下書きを作ってくれたり。
「Lilly に、明日のサプライ チェーンの全社会議の締めくくりのプレゼンターになるよう依頼してください」
もちろん、今の生成AI のアウトプットには「誤り」も多いです。
ですので、「機長」である人間の手直しが大事なのです。
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(補足)
- 音声は Google 翻訳 – copilot
- 2024-02-25追記
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