Macで controlキー押しながら T を押すと、「文字の転置」になります。
カーソル位置の左右の文字を入れ替えて、カーソルを次に進めます。
英文タイプミスならともかく、日本語ではあまり利用する機会はありません。
元に戻すには、いったんカーソルを左に移動してから、もう一度 control + T です。
また、control + T を連打すると、カーソル位置の左にあった文字が、どんどん右に移動していきます(バブルソートみたいな感じで)。
macOSでのcontrolキーのショートカットは、Emacsに準拠しています。
GNU Emacs Manualによると、「transpose-chars(文字の転置)」という機能です。
2文字を入れ換えて入力するというよくある誤りは,その2つがとなり合っていときには C-tコマンド(
GNU Emacs Manual – Transposetranspose-chars
)によって修正できます
![[Mac] control + T のショートカット(文字の「転置」)](https://chiilabo.com/wp-content/uploads/2020/09/instructor-m.png)
よく control + E(文末) や control + F(右へ進む)の押し間違いで、びっくりします。
いまひとつ使うタイミングがよくわからないショートカットキーなんですよね。
![[Mac] control + T のショートカット(文字の「転置」)](https://chiilabo.com/wp-content/uploads/2021/08/sakurotu-ga-ru2.jpg)
英文タイプだと、役に立つのかな?
こちらもどうぞ。

なぜ Macにはコマンドキーとコントロールキーがあるのか? 【ターミナル操作】
コマンドキーの操作系列とコントロールキーの操作系列が重ならないのがメリットです。インターネット利用や画像編集などGUIの操作とターミナル作業がスムーズに「繋がる」のです。「コマンドキー」と「コントロールキー」Macのキーボードには「コマンドキー」と「コントロールキー」があります。それって、違うキーなの?そもそも似たようなキーが2つもあるなんて謎ですよね。わたしもそうだったんですが、使っているうちに「あぁ、そういうことか!」と眼から鱗の落ちました。ということで、今回はパソコンの...

CapsLockキーがAの隣にある理由は? 【タイプライターの構造】
CapsLockキーは、大文字に固定するためのキーです。シフトキーを押しながら、CapsLockキーを押すと、連続して大文字を入力することができます。「CapsLock」は、「Capital Letters Lock(大文字に固定する)」。CapsLockキーは、Aの左隣という押しやすい位置にあるものの、日本語入力ではあまり使われることのないキーです。はっきり言って邪魔だよね……。Capslockキーがこの配置なのは、タイプライターの構造上、シフトキーの上にないといけなかった...
QRコードを読み込むと、関連記事を確認できます。
![[Mac] control + T のショートカット(文字の「転置」)](https://api.qrserver.com/v1/create-qr-code/?data=?size=200x200&data=https%3A%2F%2Fchiilabo.com%2F2023-04%2Fmac-control-transpose-chars%2F)