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自分でスマートフォンのバッテリーを交換してみた(Huawei P20 liteの場合)

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自分でスマートフォンのバッテリーを交換してみた(Huawei P20 liteの場合)
  • スマートフォンのバッテリー交換を実際にやってみました。
    スマートフォンの分解は初めてだったのですが、だいたい 1時間半ほどでできました。
  • 一番大変だったのは「剥がす」作業でした。
    背面カバーやバッテリーが接着されているので、破損しないように気をつけながら剥がすのに神経を使います。
  • (後日談)ただし、互換バッテリーには粗悪品も多いようです。
    たった 6ヶ月でバッテリーが膨らんできて再交換が必要でした。
自分でスマートフォンのバッテリーを交換してみた(Huawei P20 liteの場合)

2000円ぐらいの予算で、慣れたら 30分ほどでできそうです。

ただ、バッテリーは安全性に直結する部品なので、プロに任せた方が安心かなとも思いました。

自分でスマートフォンのバッテリーを交換してみた(Huawei P20 liteの場合)

もう少し バッテリーの特性・注意点について勉強しないと、だね。

注意事項

作業にあたっては「自己責任」でお願いします。
本体を分解するので故障、異常が起こる可能性があります。
メーカーの修理保証もなくなってしまいます。

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免責事項

なるべく正確な情報になるよう努力していますが、個々のPC/スマホにより状況は異なり、結果の保証はできません。
操作の際には、十分に注意の上、ご自身の判断と責任で行っていただくようお願いいたします。

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1. 必要な道具と作業の確認

作業としては、「分解してバッテリーを交換して、戻すだけ」です。
とはいえ、正しい手順で分解・復元しないと、破損や故障の恐れがしてしまいます。

作業の流れ
  1. バックカバーの接着を剥がして開けます。
  2. バッテリーの手前にあるケーブルを外します。
  3. バッテリーの接着を剥がして取り除きます。
  4. バッテリーを交換して戻します。
必要な道具と作業の確認
必要な道具と作業の確認

YouTubeなどで動画検索1しても、分解の手順はわかるよ。

必要なものは、スマートフォン本体、バッテリー、修理用具、ドライヤーです。

必要な道具と作業の確認

たまたま見つけた DEPALAIの型番HB366481ECWを購入しました。
修理用具は、交換用バッテリーとセットになっていたものがそのまま使えました。

同様のバッテリーは、ほかにも売られています。

後日談:2023年11月28日

約 6ヶ月後に、交換したバッテリーが膨らんできました。
廉価なバッテリー(といっても、1,900円で購入したので、相場でしたが)には粗悪品も含まれているようです。
DEPALAI製では同様の事例も見つかりました2

1-1. バックカバーを外す

まず、スマートフォンを分解した経験がないと、どこから開けたら良いのか見当がつきませんでした。

はじめ、下の縁から開けるのかと勘違いしていたのですが、上の細い線から開けるのが正解でした。
バックカバーはかなり薄いです。

バックカバーを外す

注意点は、2つ。
➤ 背面カバーの縁が 接着剤で止められていること、
➤ 指紋センサーが配線でつながっていること、です。

バックカバーを外す

Huawei P20 lite の背面カバーは ガラスコーティングされているので、慎重に作業しないと 簡単に破損してしまいます3。ドライヤーとピック、あとは硬いカードなどを使って外していきます。

まずは、ドライヤーで熱して、接着を弱めながら外していきます。

バックカバーを外す

吸盤リングで上に引っ張ると、すこし縁に隙間ができます。
そこからピックを使って、縁を止めている接着剤を少しずつ切り離していきます。

バックカバーを外す
バックカバーを外す

ベタベタした黒いゴムみたいな感じです。

指紋センサーのコードでつながっているので、ゆっくりとカバーを開けます。

バックカバーを外す

1-2. バッテリーを外すための分解

まずは、背面カバーを外すために、指紋センサーのケーブルを外します。
ちょっと怖いですが、指でピッと引き抜けます。

バッテリーを外すための分解

バッテリーを取り外すには、その上にある2つのケーブルを外す必要があります。
カバーで保護されているので、まずはネジを外します。

バッテリーを外すための分解

カバーを外すと、黒いプラスチック部品も取れてしまいました。
これは、側面ボタンの隙間を埋める部品です。

バッテリーを外すための分解
バッテリーを外すための分解

向きや方向が大事です。
つけていてもすぐに外れるので、ネジなどと一緒に保管しておきましょう。

上部のメインボードと底面の部品をつなぐケーブルを外します。

バッテリーを外すための分解

指でもできると思いますが、「スパッジャー(プラスチックへら)」という工具で外しました。

1-3. バッテリーを外す

ここまで来たら、あとはバッテリーを外すだけ。
ただ、このバッテリーがかなり強力な両面テープで接着されていました。

バッテリーを外す

バッテリーを外す過程で、だいぶ折れ曲がってしまいました。

バッテリーを外す

バッテリーの扱いって、このあたりが怖いよね。

1-4. バッテリーを交換して元に戻す

新しいバッテリーも両面テープで固定します。
かんたんに固定しました。

バッテリーを交換して元に戻す

今度は、逆順で戻します。

バッテリーを交換して元に戻す

背面カバーは接着剤を削ぎきったのでどうかと思ったのですが、まだベタベタしていたので、そのままピッタリ閉じました。

スマホケースに入れて使う分には大丈夫でしょう。

バッテリーを交換して元に戻す

ただ、密閉していないので、防水性能は落ちているはずですね。

充電して電源ボタンを押すと、無事に起動できました。

バッテリーを交換して元に戻す

指紋センサーの接触不良なども心配しましたが、大丈夫でした。

2. かかった時間と交換用バッテリーの探し方

戸惑いながらの作業だったので、かかった時間は 1時間20分ほどでした。

作業工程所要時間備考
バックカバーを外す40分ドライヤーでけっこうしっかり熱する
バッテリーを外すための分解10分ネジは小さいのでなくさないように
バッテリーを外す15分粘着テープがけっこうべったりついていた
バッテリーの交換と復元10分復元はわりとスムーズに進んだ
かかった時間と交換用バッテリーの探し方

慣れたら 40分ぐらいでできそうです。

バッテリーは Amazonなどで「Huawei P20 lite バッテリー」と検索すると、互換バッテリーが修理用具とセットで販売されています。
HB366481ECW」という型番で、Huaweiのいくつかのスマホで共通です。

MUKUZI Huawei P20 lite 互換バッテリー HB366481ECW
MUKUZI
¥1,850(2025/01/20 18:17時点)
HUAWEI P9 バッテリー P9 Lite P10 Lite P20 lite Honor 5C nova lite2 互換バッテリー HB366481ECW 据え付け道具

また、今回は家庭用ドライヤーを使いましたが、代わりに「ヒートガン」という用具があるようです。

ヒートガン elesories HG1012
elesories
elesories HG1012 ホットガン ヒートエアガン 2段階風速 無段階調温可能 50~650度 多用途ホットガン ノズル5本付き 三角スクレーパー1本付き PSE認証 二重絶縁 (本体+付属品)

かかった時間と交換用バッテリーの探し方

けっこう大仕事だったね💦
もっと気軽にできれば、「エコ」なのになぁー。

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(補足)

  1. 3年使ったP20liteを延命する – YouTube が参考になりました。
  2. ちなみに2度目のバッテリー交換後、1ヶ月ちょっと経つとまたバッテリーが膨らんできました。膨らんできたタイミングも同一なのでやはりバッテリーの中身が同一だったのかという感じです。安かったですし、品質的にも完全にワケアリでしたね。 – 安物バッテリーは危険!?またまたMoto Zのバッテリーを自分で交換した話! – ShopDD
  3. 急ぐとこんな風に背面パネルが割れます。 – 【DIY】Huawei P20 Liteバッテリー交換方法 | とっつぁんぼうやのブログ
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自分でスマートフォンのバッテリーを交換してみた(Huawei P20 liteの場合)
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