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なるべくChatGPTの不正確な回答に気づくコツは?

AIの話題わかりやすさ重視

ChatGPTの回答との付き合い方は、インターネット情報と一緒です。
つねに誤情報の可能性を念頭において、吟味する必要があります。

とくに、ChatGPTは、暗黙のうちに「答えがある」と考えて回答するので、未知のことへの回答は推測が含まれています。

技術は真新しいけど、リテラシーの基本は一緒だね。

この記事では、わかりやすさを重視して説明しています(やや厳密さには欠ける表現もあります)。イメージが掴めたら、より専門的な解説へと進んでください。

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本当に答えがある質問なの?(生成:ジェネレーティブ)

ChatGPTに質問するときには、注意しなくてはいけない性質があります。
それは、ChatGPTは「質問者の言うことを否定しない」ということ。
あるいは、「質問文を下敷きとして、回答を生成する」とも言えます。

「〜は、〜ですか?」という質問すると、ChatGPTは「少なくともその問いには答えがある(既知の事実)」ということを暗黙の前提として、回答を生成します。

しかし、実際には答えがない場合には、ChatGPT は答えを「生成」、つまり「でっち上げ」てしまいます。

ただ、明らかに一般的な事実と反するなら、ちゃんと否定もしてきます。

答えがわかっていない前提で聞く(プロンプト・エンジニアリング)

ただし、聞き方を工夫すると、「でっち上げ」をしにくくなります。

それは、「~について、分かっていることと分かっていないことを教えて下さい」や「~は、どれぐらいだったと推測できますか?」などと聞くことです。

このように聞くと、はっきりとは わからない部分、推測の根拠なども含めて回答してくれます。

裏取りの注意点(リテラシー)

ChatGPTの答えに疑問があったときには、他の情報源で裏付けを得る必要があります。

ただし、インターネット上などで目にしやすい情報は、二次情報がほとんどだということには要注意。
いくつかの情報が一致していたとしても、元をたどると実は同じ1つの情報源ということが往々にしてあるからです。

ChatGPTは 統計的(観測されたデータで多いもの)に回答を生成する仕組みですが、正しい答えは多数決で決まるわけではありません。

信憑性がある情報とは、一次資料を念入りに吟味し、批判的な検討を経た結果です。
平たくいえば、専門家が書いた本。

ただし、これは時間や手間がかかってしまうので、一般的には「ウソの可能性」も念頭において、ChatGPTと付き合うことが大事、ということになります。

結局は、「インターネットの情報」との付き合い方と同じですね。

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