通常のアンインストールでは、Microsoft 365のライセンス情報が消せなかったので、サポートツールで Officeを「完全アンインストール」することにしました。
1. サポートツールを用意する
ヘルプから「Microsoft Support and Recovery Assistant」のインストーラーをダウンロードできます。実行すると、デスクトップにアイコンが追加されます。
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Officeだけでなく、いろんなトラブルに対応しているようです。
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対応メニューを見ると、Office 365など企業向けの製品でのトラブル対応が主ですね。
個人向けでは、あまり見慣れない言葉がたくさんです。
「Office と Office アプリ」の「Office がインストールされていますが、アンインストールできません」を選択すると、「完全アンインストール」が進んでいきます。
2. 完全アンインストールの流れ
まずは、パソコン内にインストールされている Office のバージョンが検出されます。
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アンインストール前に、Officeアプリなどを終了する確認が表示されます。

アプリケーションの削除には、管理者権限が必要です。
いったん、サポートアシスタントが終了して、「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されます。
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あとは、処理を待つだけです。
完全アンインストールが終わるのに、7, 8分ほどかかりました。
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Windowsの再起動は、プログラムから自動的に実行されます。
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3. 再インストールのリンクもある
Windows が再起動してサインインすると、「Microsoft サポート/回復アシスタント」の続きの画面が表示されます。
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「Office 365」なら、そのまま再インストールできるようです。
しかし、今回は元の木阿弥になるので しませんでした。
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