1. ネット予約システムの位置づけ
ネットで新幹線の座席が確認できたら、予約しやすいよね。
でも、どこから操作したらよいかわからないよー。
新幹線のチケット予約は選択肢が多く、情報も多いため選びにくいです。
今回は、新幹線予約の概要と基本的な操作方法を見ていきましょう。
新幹線のチケットは、いろんな窓口から予約できます。
- どこから(鉄道会社か旅行会社)
- どのように(窓口かネット)
で4種類に分類できます。
スマホでネット予約するなら、JR各社の予約システムを利用するのが定番です。
1-1. どうやってネットから新幹線の切符を買う?
新幹線に乗車するには、予約・支払い・発券の3つの手続きがありです。
窓口や券売機では3つの手続きが同時に済みます。
しかし、ネット予約の場合は、
- 先に席予約だけネットでする方法と、
- 予約〜発券までネットで完結させる方法
の2通りがあります。
ネットで「発券」はできないので、交通系ICカード(SUICAなど)を使います。
持っているICカード情報を会員情報と連携しておけば、ネットで予約・決済後そのまま切符になります。
こうなると自動券売機を使わずに、すぐに新幹線に乗車できます。
モバイルSUICAなら、スマホ内のICチップが切符になります。
将来的には、クレジットカードなどがそのまま乗車に使える「オープンループ」という仕組みも導入されるかもしれません。
2. JRの予約システムはたくさんある
「新幹線の予約」で調べると、いろんなサービスが出てくるんだけど……
JRの予約システムは駅や電車内の広告でもPRされていますが、特に新幹線は複数のJR会社をまたがるため、いろんな名前が出てきて混乱します。
実は、JRには予約システムがたくさんあります。
それは、JRが地域ごとの別会社に分かれているからです。
駅の中ではあまり「JRの別会社」とは意識しませんが、予約システムはそれぞれ別になっています。
会員登録も別です。
結論から言うと、基本的にはどれを使っても大丈夫です。
とくに一番使われる東海道新幹線は、どの予約システムからでも予約できます。
例えば、ネット通販のAmazonと楽天市場みたいなものです。
共通する商品もありますが、独自の商品もあります。
必要に応じて使い分けるしかないのです。
同じJRなのにややこしいねー
2-1. スマートEXとe5489
京都から東京に行きたいんだけど、どれがオススメ?
関西に住んでいるなら、「スマートEX」と「e5489」が第一候補です。
「スマートEX」は、東海道新幹線の予約に特化していて、アプリからスムーズに登録・予約できます。ただし、クレジットカード払いにしか対応していません。
一方、「e5489」は、関西エリアのほかの特急券にも広く対応しています。
また、支払いも現金払いに対応していて、コンビニや券売機から払えます。
を選べばよいでしょう。
クレジットカードを使うのが不安なら、e5489がいいね。
3. ネット予約した切符を受け取るには?
ネット予約した切符はどうやって届くの?
ネット予約した切符は、乗る前に自分で指定席券売機から発券します。
いちいち発券するのが手間なら、ICカードと連携して「チケットレス」にもできます。
発券する場合は、予約完了メールを確認します。
「受取コード(数字とQRコード)」があるので、それを券売機で入力します。
あとは、予約した会員パスワードを入力すれば、発券されます。
受取コードは、スマホ画面のQRコードを券売機に提示してもよいですし、
数字を自分で入力してもよいです。
会員情報でICカード番号を登録しておけば、自動的に切符情報がICカードに登録されるのです。
ただし、「チケットレス」は、クレジットカード支払いだけなど、選べない場合もあるのでご注意。